新潟県 白山神社での神旅を終え、そこでの菊理媛神からなのか? 弁天様からなのか?
はたまたそれらをすべて網羅している瀬織津姫なのか?
令和に入って2日目。
新年あけましておめでとうございます!
ということで、縁のある神社さんへお参りに出かけた。
その後は間もなく5月5日 端午の節句!といえば、「かしわ餅」。
地元では有名なかしわ餅があると聞いたので、海沿いの街にあるそのお店に行ってみることにした。
かしわ餅を購入し、どこかでランチでも・・・と、思ったのだが、ふとその近くにある波立薬師に行ってみたくなった。
※波立薬師
福島県いわき市久之浜町にある寺。医王山・波立寺。
閼伽井、八茎とともにいわき三大薬師のひとつに数えられ、徳一上人の開基といわれる。本殿から福島県道395号四倉久之浜線(旧国道6号)をはさんで向かい側には波立海岸がある。このあたりの海岸線は奇岩怪石が連なっており、弁天島と呼ばれる奇岩には鳥居が設けられ、歩道橋で海岸と結ばれている。 この橋は、東日本大震災の際に津波で破壊されており、島に渡ることは出来なくなっている。 荒波を常に受けており、地元では渦潮が見られるスポットとされている。
波立海岸の玉砂利は、持ち帰ると薬師如来の祟りで眼病を患うとされ、地元ではタブーとされている。
(ウイキペディアより)
弁天島へ渡る歩道橋は現在は復旧されている。
波立薬師。実家にいる時にはあまり馴染みがなかった。もしかすると小さい頃に行ったのかもしれないが、まったく記憶がない。
だから、わたしは今回初めて波立薬師を訪れる感覚だった。
その時は「かしわ餅」のついでにしか思っていなかったが、実際にその空気に触れ、五感を開いてみると、それだけではなかったようだ。
波立薬師の境内はそんなに広くはない。お参りを済ませ、早々に弁天島へ渡ることにした。
弁天島。この記事を書くにあたってウィキペディアで調べるまでは、それも知らなかった。
確かにね、海、岩の突端に鳥居。間違いなく弁天様の領域!
弁天島へ渡る弁天橋を途中まで来た頃、明らかにわたしの内も外も取り巻くエネルギーが変化した。
ウキウキ、ワクワク、楽しさに興奮している。
なるほど・・・
これも後からの気づきだが、人間界にいる時は、わたしのテンションはさほど上がらない。むしろ、ネガティブなエネルギーを胃のあたりで感知するので、街中などにいると不快だったりする。
しかし・・・
自然界ど真ん中。人気のない森の中や海岸などにいるとテンションが変わる。全身の感覚が開きっぱなし、気分が上がりっぱなし、うーん・・それを言葉で説明するのが難しいのだが、とにかく人間界にいる時の感覚とはまるで違う。
波動が上がるのか、魂本来の波動になるのか、内も外も陽気、楽気に包まれる。
そして、その高揚感はわたしを変性意識へと導く。
そこが「海」だったからだろうか。
テンションが上がりながら、「あれ?なんか・・わたしではないかも・・」のエネルギーをわたしの中に感じた。
荒々しい、高揚した、激しく笑いたいような、踊り出したいような・・・
憑霊していたのだろう。
だれ? なに?
瀬織津姫
市杵島姫神
菊理媛神
そして、龍神、龍蛇神・・・。
どのエネルギーだったのだろう。
弁天橋を渡った先に異界であって、水を司る神、海の神、龍神の領域。
「ひと近くづくべからず」
少し前なら、わたしはこの場所に近づきたいと思わなかっただろう。
なぜなら、2011年3月11日 東日本大震災によって、この地でも多くのひとが津波によって亡くなっている。少し視線を逸らし遠くを眺めれば、東京電力が出資する広野火力発電所の2本の火力塔が見える。
波立薬師がある久之浜町はいわき市と双葉郡の界に位置する。
わたしが仕事で双葉郡を訪れていた頃は、薬師の前を通る道路は国道だったはず。
しかし今では県道という表示がある。
それは大震災で地震、津波によって道路は分断され、大きな被害になった。
道路が元の形に戻るまで、国道は違う道に通された。
実はその時はまったくそれを意識していなかった。
海、神々の領域。何か違和感があるとか、怖いとかはまったく無く。むしろその逆で、先述の通り楽しく高揚していたのだ。
だが、ひとしきり写真や動画も撮り終え、人間界に戻ってみると、ここがその悲しい場所であることを思い出した。
ひと方向から見れば、なんとも辛く、悲しく、苦ししくもある。
海方向からみるなら、エネルギーが少し大きくなっただけのこと。
それだからといって、ひとの都合だけを考え、自然の流れや地形を無視し、海を封じ込めるような街造りとなるなら、何百年後、もっと早く何十年後かに、子孫たちが同じようにその始末をさせられることになるかもしれない。
ひとの声を聴くのは大事。
しかし、同じように自然の声、海の声、波の声、風の声、太陽の声、それらを聴く、感じることも大事だ。
そう。感じることが大事だ。
五感が閉ざされた人々は、怖さのあまり、人間世界だけに閉じこもりがちだ。
数字と過去のデータだけに頼ってことを起こそうとする。
さらに、偉いひと、権力のあるひと、その筋の有名人などの言葉に惑わされる。
もしかしたら、権力やお金が、その地のスピリットの踏み潰し、息の根を止めるかもしれない。
実はその権力者とは、ネガティブエネルギーが放った刺客かもしれない。
ひとは自然とともに生きている。異界の中のひとつの世界であるにすぎない。えらいことでもないし、立派なことでもない。そこに上下関係はない。
この世界にあるもの、すべてに命があって、スピリットが存在していることを実感する必要がある。
しかし、内なる調和がとれないひとは、外の世界との調和にも欠ける。
あの日、激しい波や風の音を聴きながら、わたしは水の国の女神たちとともにあった。
そして、メッセージを送ってくる。
またどこかで浄化が始まるのかもしれない。
瀬織津姫の輪郭がはっきりし、エネルギーが大きく、強くなっている。
わたしの実家のそばを走る磐越道が建設中のスローガンが好きだった。
「海(うみ)と湖(うみ)と洋(うみ)をつなぐ」
新潟県に接する日本海。
福島県会津地方にある猪苗代湖。
福島県いわき市に接する太平洋。
水の女神たちは、3つの「うみ」をつなぎエネルギーを大きく素早く交流させた。
新潟の「潟」も福島の「島」も「水」に関係する。
もちろん、日本全土が水で囲まれた小さな島国なわけだから、水に関係する地名が多いのは当たり前のことなのだろう。それだけに、水と調和がとれていないと、えらい目に合う。
あの日、弁天島でわたしに入ったエネルギーは大きく、高揚し、荒々しかった。
それがさらに大きなエネルギーとなった日には、これまた大変なことになる。
人間界を飲み込むエネルギーにするのではなくて、助ける、サポートするエネルギーへと変換していきたい。
自然界と人間界の調和によって。
それには、まず人間の内なる調和を急がれたい。
ところで、波立海岸の石をもっていくと、祟られて眼病になるらしい。
立て看板もあったから、気をつけねば!
大概、そういうところは神気、精霊、スピリットのエネルギーが強い。こちらがぼーっとしていると、スピリットぐいぐいくる、主張が強いので、知らないうちに手にとっていた、持ってきちゃったなんてことになりかねない。
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