六芒星に導かれ・・・
天と地をつなぐ・・・
・・・魂
ずっと気になっていた神社があった。
ご祭神は瀬織津姫。
呼ばれている気もしないけど・・・
気になるってことは、なにかある・・・?
瀬織津姫が鎮座する場所には、大概「水」がある。
その神社周辺にも、川、池、湖・・・などがあるのかと想像しながら訪れた。
確かに・・・
あったものの・・・
街中にあるその神社の入り口には、農業用水なのだろうか、水が勢いよく流れていた。
瀬織津姫が鎮座するところにしては、荒々しさを感じない。
「こんなもんか・・」と、思い、鳥居をくぐり境内へ入る。
身体がエネルギーの高さに反応するものの、反面、居心地の悪さも感じる。
ん? なんだろう?
感覚を刺激するものがあるが、その正体を掴めぬまま本殿で参拝。
まだ、内なる不協和音がなり続ける。
有名神社と違い、小さな境内。あっちこっちと写真を撮っていても、それもすぐ終わり、出口へと向かう。
その時、「まだ帰るな」と、言わんばかりに、八百万の導きが始まった。
来たときには気づかなかったが、入り口付近を流れる川なのか? 農業用水なのか?
水を守っているのか? それとも、その後ろにあるご神木を守っているのか?
小さな社があるのに気づいた。
これはご挨拶せねばと思い、近づいた。
その直後、八百万は、その先へと導く。
ん? あれ?
視線の先には、朽ちかけた祠。
とても大切なもののように思え、同じように近づき、ご挨拶・・・その直後だった。
その祠の後ろにある木からのメッセージ。
茶色? 赤黒い? どう表現していいか分からない色を見せてくる。
瞬間的に、「この地は、バランスを崩している」。そう思った。
小さな八百万、木の精霊たちは、少々お怒りモード!
その木々たちをなだめようと思った矢先に見せられたのは、さらに奥まった場所にある鬱蒼とした木立の間にある祠だった。
あれれ? こんなところにも・・・八百万たちが鎮座している。
この境内で、一番エネルギーが強い場所がここだった。
なるほど、それを見せたかったか。
それを見せるために、この地に呼ばれたのか・・・。
で、見せられたけど・・・どうしよ?
木々たちが奥の八百万を守るように立っている。
そこから先は、「ひと、入るべからず」の領域だ。
木立を挟んで、挨拶をする。
八百万からのメッセージ。
この地は、神・自然・ひとの調和がとれていないと。
周囲を見渡してみれば、街中の神社に当たり前のことだが、道路に民家。
さらには、ゴミ集積所がある。
時代の変遷とともに、エネルギーラインが変わり、宇宙からのエネルギーが届きにくくなってしまった場所のようだ。
瞬間的に多くのことを感覚が捉え、わたしの全身が納得した直後、身体が自然と動きだした。
この地を守る八百万に祈り、大宇宙に祈る。
天と地をつなぐ・・・祈り。
わたしの全身全霊でそれを行う。
誰に習ったわけでもない。
魂が、身体が、それを覚えている。
地の声を聴く
天の声を聴く
わたしの「存在」が「天と地」を「つなぐ」
たとえ、思考や意識的には分からなくても、魂が「わたし」を動かす。
わたしは、ただ、そこに「在れば」いい。
身体が動きを止めるまで、祈りは続く。
そして、最後に六芒星を描き、この神社をあとにした。
その後、このちがどうなるのか・・・
それは、神のみぞ知る。
大宇宙の思しめし。
数ヶ月前からだった。
間もなく、わたし自身の六芒星の活動が始まることを内なる声は告げていた。
そのために、わたしのイニシエーションが天と地の間で行わるであろうことを。
大宇宙とわたしの魂の誓い・・・。
天と地をつなぐ・・・
高い次元でそれを行うには、霊界へ意識を拡大する必要がある。
そのためにはアセンションが必要だった。
それを行う魂は、人間としての自分を浄め、軽くし、滞りを少なくす。
内なる調和をはかり、わたしの内と外の調和をとる。
ひとを聴く
自然を聴く
神を聴く
地球と宇宙
この世界と異界
この次元と異次元
光と闇
陰と陽
調和し、やがては統合していく。