三度? 四度?
伊豆へ。
火雷神社。
全国的に有名な神社ではなさそうだが、地の因縁を知ると、その圧倒的パワーに氣が向いた。
ご祭神 火牟須比命・・・らしい。
気になる地の因縁とは?
火雷神社
丹那盆地の北に田代盆地があります。丹那断層は、箱根峠あたりから南に走り、田代盆地・丹那盆地を通過して、浮橋盆地まで続いています。いずれの盆地も断層の亀裂が谷となり、後に土砂や箱根火山などの噴出物が堆積してできました。
田代盆地の南縁にある火雷神社は、丹那断層の真上にあったため、昭和5年の北伊豆地震による断層ずれの影響をまともに受けました。断層ずれの跡が地域の方によって保存されていますので、ぜひ訪れてみてください。
丹那断層
箱根町から伊豆市までの全長32Kmにいくつもの断層が並行したり、あるいは雁行(斜めに並行)して走る活断層の総称を北伊豆断層帯と呼びます。丹那断層は、北伊豆断層帯の中の最も代表的な活断層です。
丹那断層は、フィリピン海フレートの先端の沈み込みにより、数十万年前から活動しており、その間の地震の繰り返しにより、累積で水平1Km/垂直に100mほどのずれが生じたと考えられています。 丹那断層は、活動繰り返し期間が700~1000年ということと、“1000年あたりの平均的なずれの量が 2m前後”であることから、A級の活断層(日本には、100ほどある)と認定されています。
(以上、THE 函南遺産より)
地震
断層のズレ 亀裂
そのような言葉を目にすると、ソワソワするのは人的意識。
母なる地球は、意識をもって進化している。
それが調和するなら、大きな生命力となり、建設的に。
不調和なら、破壊力に。
プラス・マイナス
右に・左に
人の進化のでかい版!
地球もまたそうやって変容を繰り返す。
さて、地球の大きなエネルギーの痕跡を残す火雷神社。
周辺は穏やかな里という風情。
火雷。激しい氣を司る八百万らしからぬ穏やかな様相を呈していた。
ご神木に守られるようにあるお社。
この感じがとても好きだ!
大きなお社は、それはそれで良いが、
村の鎮守様的にあるお社も、身近に八百万を感じ、地のこと天のことを、いろんなことを知るきっかけになるので、それもまた面白い。
鳥居は本殿に向かって、右側の方にある。
なぜなら、元々は本殿正面にあったのだが、地震によって崩れ落ちてしまったようだ。
(下の写真参照)
左の石柱を残して、右の石柱と鳥居の笠木、貫などは壊れて、下に落ちた状態で保存されています。鳥居と石段の間に断層が走り、鳥居の中心と石段の中心が約1.4mほどずれています。
(昭和57年には神社の裏山が崩れて、鳥居の台石まで埋まってしまったそうです。左に見える石段は新しくつけたものです。尚、社殿と古い石段の中心がずれていますが、元々ずれていたようです)
(THE 函南遺産より)
そんなわけで、新しく作られた階段を上り、本殿前へ。
鬱蒼とした木々たちに守られるようにある本殿。
何度か、光の儀式をしていると、エネルギーラインが現れた。
晴れて気持ちの良い朝だったが、まるでスマートボールのように、陽の光があっちこっちと木を経由して、境内へ射してくる。
火雷神社の社叢
タブノキ(タマグス)3本を中心とした樹木・潅木類で構成される社叢。
タブノキは比較的低地に多く分布しますが、ここは県内3番目の高所に位置し、樹高(じゅこう)も3本のうち最も高いものは県内第2位の巨木です。(函南町HPより)
火雷神社に到着したときも、素晴らしい木が多い!と、思った。
しかし、境内に足を踏み入れると、木々たちがなんとなく元気が無いようにも感じた。
どうやら、社叢のリーダーが、お出かけ?
形態とスピリットが離れてしまっているのだろうか?
ご神木。
天の氣の依り代になっているなら、天の氣と地の氣が調和し、地の氣が鎮まる。
天の氣と地の氣が離れているなら、人の氣がそれを娶す。
人間界でいうなら、お父さんとお母さんのケンカを子どもが取り持つ的な感じだろうか。
陽の氣。
光の儀式。
何度も、何度も繰り返し、
木の氣が広がる。
形態にスピリットが入った。
天の氣・地の氣をつなぎ、木は氣となり、生命エネルギーをつくり出す。
それは、癒しに、浄化に、あるときは優秀な治療者ともなる!
本殿の横、後ろに回り込むと、水の氣が足りなさそうな木々があった。
ここは火を司る八百万が鎮まる場所。乾燥している感じも頷ける。
荒ぶる八百万を鎮めるためだろうか?
猛者な八百万が並ぶ。
八坂神社 山神社 八幡神社
光の儀式を終え、火雷神社を後にする。
もう一度振り返ってみる。
陽の氣が誘う。
八百万からのメッセージがやってくる。
母なる地球 大地の圧倒的なパワーを体験すると、内なる何かが動いたのか、、
激しい火のエネルギーを求める。
惑星の変容の秘密を知るのは、、。
火雷神社の後に向かったのは、丹那断層公園。
丹那断層公園
北伊豆地震で丹那・田代盆地内では各所に約2mほどの左横ずれ断層が地表に現れました。その内、現在の丹那断層公園と火雷神社での地表に現れた断層ずれが、跡をよく示すことから保存されています。その内、丹那断層公園は活断層の実態を見ることができる場所として、世界的にも貴重な場所として、国の天然記念物に指定されています。国内では、他に岐阜県の根尾谷断層と兵庫県の野島断層が活断層を顕著にみられる場所として、知られています。
(THE 函南遺産より)
3本の赤い立札で、断層線を示します。
水路やゴミ捨て場が断層で断ち切られた状態を見ることができます。
地震当時、ここは農家の庭に相当する場所でした。その農家の自宅は現在の地下観察室の位置にあり、全壊してしまいました。石垣の奥は畑だったと言われています。
(THE 函南遺産より)
ここでは実際にじっくりと断層を観察することができる。
地下ってほど、地下ではないが、内部はこんな感じになっている。
掘削された断層面が見られる。
説明書。
大地のいななきを聴き
荒ぶる地の氣の足跡を体験したあと、
丹那断層公園を出ると、山の向こうには、どどーんと富士山が見える。
不二の小山は、何を語るか?
丹那断層(たんな だんそう)は、日本の東海地方、静岡県の伊豆半島北東部にある断層。箱根山南麓から函南町の丹那盆地を通り、南の伊豆市内旧修善寺町域へ伸びる30kmほどの北伊豆断層帯を代表するものである。1980年代前半の発掘調査により、過去6000年から7000年の間に小さな活動も含めて9回の断層活動のあったことが確認されており、およそ700年から1000年の周期で巨大地震を起こすと考えられている。(Wikipediaより)
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