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氷川レイライン 古代祭祀の地 最後に訪れたのは、氷川女体神社。
ご祭神:
稲田姫命
三穂津姫命
大己貴命
ご由緒:
今から2000年前の昔、第10代崇神天皇の時代に勧請をしたと伝えられていますが、実際は奈良時代(710〜794)の建立のようです。氷川女體神社の「女體」は、御祭神である稲田姫命(いなだひめのみこと)に由来しています。日本書紀のなかでは、稲田姫命は須佐之男命(すさのおのみこと)がヤマタノオロチ退治の際に助けて妃にした姫とされています。
また、一説には、当社(女體社)と、大宮区高鼻町にある大宮氷川神社(御祭神:須佐之男命・男体社)、見沼区中川にある中山神社(御祭神:大己貴命・王子社)の三社を合わせて、武蔵国一宮と称されていたとも伝えられています。実際に三社は一直線場に配置されており、氷川女體神社の拝殿には、武蔵国一宮の扁額が掲げられています。(さいたま国際観光協会より)
アラハバキ神の道案内で、古代祭祀の場所を探していた。
なぜなら、そこは天と地が強く・太くつながる場所だから。
昔のままに残っている場所もあれば、まったくその名残を残さぬ場所。
さらには、隠された場所・・・というか、エーテルレベルでないとみえない場所にあるものもある。
ひとつの出会いが、次の出会いをつれてくる。
天と地とひとの氣をつなぎ合わせ、さらに高い次元のエネルギーを喚起する。
磁力的・磁気的!
古代祭祀は、スピリット同士のエネルギーのシンクロニシティ。
さて、氷川女体神社。
先に地図でみたところ、近くに池があるようだ。
見沼の名残だろうか?
氷川女体神社についてを示す看板には、見沼の時代の変遷が紹介されていた。
こうやって改めて図で紹介されていると、分かりやすい。
古代、この辺りは海の入江だった。
水に縁のある土地。
龍神伝説もあるわけだ!
では、神社境内へ。
行くところ、行くところそうなのだが、参拝客は数えるほど。
ご時世とはいえ、寂しい気がする。
湿地帯だからか? 境内全体が水の氣が強い。
ご神木のタブの木!
石清水八幡宮でタブの木に足の治療をしてもらってから、わたしにとってとても身近なスピリットになった。
自然界は、集合意識でつながっている。
目の前のタブの木へのご挨拶は、石清水八幡宮のタブの木はもちろん、この惑星にあるタブの木のスピリットすべてに通じる。
ところでタブの木を調べてみると、次のような記載を見つけた。
「古代の信仰で対象となった大きな樹が霊(タマ)の木であり、それが タモ、タブと変化 したとも考えられている。」
(木の情報発信基地より)
また、万葉集の大友家持の歌に次のようなものがある。
「磯の上の都万麻(つまま)を見れば根を延へて 年深からし神さびにけり」
(巌に根を逞しく張り、大きく枝を伸ばしたこの木に自然の力の神秘さや神を感じる)と歌った都万麻(つまま)はタブノキだということです。)
(四万十市HPより)
その昔からタブの木は神の依り代となってきたのだろう。
拝殿・本殿の右奥へ行くと、木立の間に小さなお社がみえた。
神明社
神明社から戻る途中で、光の様子に氣が向いたので撮影してみると、うっすらと龍脈が現れた。
氷川女体神社のかつての最も重要な祭祀は「御船祭」でしたが、江戸時代の見沼干拓によりそれが不可能となり、代わりに社頭の旧見沼内に 柄鏡形の土壇場を設け、周囲に池をめぐらし、ここに その祭祀を移して「磐船祭」として行うことになりました。これが鳥居下の橋を渡った先に「磐船祭祭祀遺跡」として保存されています。江戸末期から明治時代初期にはこの「磐船祭」も途絶えてしまったようですが、現在は「祇園磐船龍神祭」として復興し、この祭祀遺跡にて毎年5月4日13:30より斎行され、様々な芸能も奉納されています。また、さいたま竜神まつり保存会の方々により「さいたま竜神まつり」も同時開催し、竜神渡御や、見沼氷川公園に約50mの巨大な昇天竜を上げるなど、祭礼を盛り上げ、一般の飛び入り参加も可能な楽しい祭りとなっております。(じゃらんHPより)
※お祭りについては、現在行われているかは不明です。
龍神祭りの看板の後ろには、湿気のある森・・・の、中にお社発見!
お社は、目の前の広場を囲むように佇んでいるので、その昔、ここで祭祀が行われていたのかもと想像!
氷川女体神社を後に。
階段を降りると、目の前には、公園が広がっていた。
橋の先にある石碑に氣が向いて近づいてみると、
「磐船祭祭祀遺跡」の文字!
そこからは、引っ張られるように道の先へ!
道の周辺は水辺。
お二人ほど写真撮影をしている方がいらしたが、静かな場所だ。
なにかを守るように立つ、4本の木。
お〜 ここが、祭祀跡!
ここに来たかった!
なにもない地面。
4本の木が守っているのは、ここ?
陽の光が射す場所。
周辺の沼。
昔々は、鬱蒼とした森、ジャングルのようだったのかもしれない。
その奥にある沼は、妖気を纏っているようにみえたかもしれない。
祭祀跡まで来る時は気づかなかったが、すぐ近くにお社がある。
宗像社(弁財天)を祀る。
卵が供えられていた。
見沼の変遷と、現在を表す案内。
氷川女体神社の御朱印。龍神がいる!
祭祀跡を含め、公園になっている。
ここにも、ひとは数えるほど。
公園内には、「さいたま市の主な竜神伝説」の案内。
多くてびっくり!