【祈り】古代祭祀の地 氷川レイラインを歩く! ここは海に通じていた! 氷川女体神社・埼玉県

2021.8.27  Chikako Natsui
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氷川レイライン 古代祭祀の地 最後に訪れたのは、氷川女体神社。

 

ご祭神:

稲田姫命
三穂津姫命
大己貴命

 

ご由緒:

今から2000年前の昔、第10代崇神天皇の時代に勧請をしたと伝えられていますが、実際は奈良時代(710〜794)の建立のようです。氷川女體神社の「女體」は、御祭神である稲田姫命(いなだひめのみこと)に由来しています。日本書紀のなかでは、稲田姫命は須佐之男命(すさのおのみこと)がヤマタノオロチ退治の際に助けて妃にした姫とされています。
また、一説には、当社(女體社)と、大宮区高鼻町にある大宮氷川神社(御祭神:須佐之男命・男体社)、見沼区中川にある中山神社(御祭神:大己貴命・王子社)の三社を合わせて、武蔵国一宮と称されていたとも伝えられています。実際に三社は一直線場に配置されており、氷川女體神社の拝殿には、武蔵国一宮の扁額が掲げられています。(さいたま国際観光協会より)

 

 

アラハバキ神の道案内で、古代祭祀の場所を探していた。

なぜなら、そこは天と地が強く・太くつながる場所だから。

昔のままに残っている場所もあれば、まったくその名残を残さぬ場所。

さらには、隠された場所・・・というか、エーテルレベルでないとみえない場所にあるものもある。

 

ひとつの出会いが、次の出会いをつれてくる。

 

天と地とひとの氣をつなぎ合わせ、さらに高い次元のエネルギーを喚起する。

磁力的・磁気的!

古代祭祀は、スピリット同士のエネルギーのシンクロニシティ。

 

さて、氷川女体神社。

先に地図でみたところ、近くに池があるようだ。

見沼の名残だろうか?

 

氷川女体神社についてを示す看板には、見沼の時代の変遷が紹介されていた。

こうやって改めて図で紹介されていると、分かりやすい。

古代、この辺りは海の入江だった。

 

 

 

 

 

水に縁のある土地。

龍神伝説もあるわけだ!

 

では、神社境内へ。

 

 

行くところ、行くところそうなのだが、参拝客は数えるほど。

ご時世とはいえ、寂しい気がする。

 

 

湿地帯だからか? 境内全体が水の氣が強い。

 

 

 

 

 

ご神木のタブの木!

 

石清水八幡宮でタブの木に足の治療をしてもらってから、わたしにとってとても身近なスピリットになった。

自然界は、集合意識でつながっている。

目の前のタブの木へのご挨拶は、石清水八幡宮のタブの木はもちろん、この惑星にあるタブの木のスピリットすべてに通じる。

 

ところでタブの木を調べてみると、次のような記載を見つけた。

「古代の信仰で対象となった大きな樹が霊(タマ)の木であり、それが  タモ、タブと変化 したとも考えられている。」
(木の情報発信基地より)

また、万葉集の大友家持の歌に次のようなものがある。

「磯の上の都万麻(つまま)を見れば根を延へて 年深からし神さびにけり」
(巌に根を逞しく張り、大きく枝を伸ばしたこの木に自然の力の神秘さや神を感じる)と歌った都万麻(つまま)はタブノキだということです。)
(四万十市HPより)

 

その昔からタブの木は神の依り代となってきたのだろう。

 

 

 

 

拝殿・本殿の右奥へ行くと、木立の間に小さなお社がみえた。

 

 

神明社

 

 

神明社から戻る途中で、光の様子に氣が向いたので撮影してみると、うっすらと龍脈が現れた。

 

 

氷川女体神社のかつての最も重要な祭祀は「御船祭」でしたが、江戸時代の見沼干拓によりそれが不可能となり、代わりに社頭の旧見沼内に 柄鏡形の土壇場を設け、周囲に池をめぐらし、ここに その祭祀を移して「磐船祭」として行うことになりました。これが鳥居下の橋を渡った先に「磐船祭祭祀遺跡」として保存されています。江戸末期から明治時代初期にはこの「磐船祭」も途絶えてしまったようですが、現在は「祇園磐船龍神祭」として復興し、この祭祀遺跡にて毎年5月4日13:30より斎行され、様々な芸能も奉納されています。また、さいたま竜神まつり保存会の方々により「さいたま竜神まつり」も同時開催し、竜神渡御や、見沼氷川公園に約50mの巨大な昇天竜を上げるなど、祭礼を盛り上げ、一般の飛び入り参加も可能な楽しい祭りとなっております。(じゃらんHPより)

※お祭りについては、現在行われているかは不明です。

 

 

 

 

龍神祭りの看板の後ろには、湿気のある森・・・の、中にお社発見!

 

 

お社は、目の前の広場を囲むように佇んでいるので、その昔、ここで祭祀が行われていたのかもと想像!

 

 

 

 

 

氷川女体神社を後に。

階段を降りると、目の前には、公園が広がっていた。

 

 

橋の先にある石碑に氣が向いて近づいてみると、

「磐船祭祭祀遺跡」の文字!

 

 

 

そこからは、引っ張られるように道の先へ!

 

 

道の周辺は水辺。

お二人ほど写真撮影をしている方がいらしたが、静かな場所だ。

 

 

 

なにかを守るように立つ、4本の木。

 

 

 

お〜 ここが、祭祀跡!

ここに来たかった!

 

 

 

なにもない地面。

4本の木が守っているのは、ここ?

陽の光が射す場所。

 

 

周辺の沼。

昔々は、鬱蒼とした森、ジャングルのようだったのかもしれない。

 

 

その奥にある沼は、妖気を纏っているようにみえたかもしれない。

 

 

祭祀跡まで来る時は気づかなかったが、すぐ近くにお社がある。

宗像社(弁財天)を祀る。

卵が供えられていた。

 

 

見沼の変遷と、現在を表す案内。

 

 

氷川女体神社の御朱印。龍神がいる!

 

 

祭祀跡を含め、公園になっている。

ここにも、ひとは数えるほど。

 

 

公園内には、「さいたま市の主な竜神伝説」の案内。

多くてびっくり!