【祈り】小さい頃は神さまがいて 毎日愛を届けてくれた〜♪(「やさしさに包まれたなら」より) 風が吹く 鈴が鳴る 風の神がやってくる!  龍田大社・奈良県

2021.7.1  Chikako Natsui
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ひとと地球のちょうどいい関係!

日本から始めよう。

 

自然のなかに神をみて

家のなかにも神をみて

庭に、道路に、仕事場に、あらゆるところに神をみる。

 

自分のうちに神をみて

ひとのうちにも神をみて

人びとの輪のなかにも神をみる。

 

天にも

地にも

神があり

 

それは、とても身近な神さんだった。

 

 

今回の神旅、祈りの旅は、奈良県 龍田大社。

 

龍田大社

 

ひと言で感想を述べるなら、

とても気持ちの良い神社さん!

陽と水と風が、地に溶け込み、地に舞っている。

そのようなイメージだった。

 

始まりは、3月の京都だった。

個人セッションやワークショップで使用している会場そばでのことだった。

下の写真「在原業平邸址」の石碑をみつけた。

なんとなく氣が向いて写真を撮った。

 

在原業平とは?

平安時代初期から前期にかけての貴族・歌人。平城天皇の孫。(Wikipediaより)

 

古典文学の雰囲気が好きだ。でも、詳しくはない。

雰囲気が好きだから、大雑把に知っている。そのなかで、在原業平の名前を知ったのだ。

ところで、どんな作品を残しているのか?

 

「ちはやぶる 神世もき聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くゝるとは」

神々が住み、不思議なことが当たり前のように起こっていた、いにしえの神代でさえも、こんな不思議で美しいことは起きなかったに違いない。
奈良の竜田川の流れが、舞い落ちた紅葉を乗せて、鮮やかな唐紅の絞り染めになっているなんて。(小倉山荘公式ブランドHPより)

 

なるほど〜。

先述のとおりなので、小倉百人一首も数えるほどしか記憶に残っていない。

そのなかのひとつがうえの、ちはやぶる〜の歌だ。

 

この歌がフックになって、竜田川に氣が向いた。

 

竜田川とは?

竜田川は、大和川水系の支流で奈良県を流れる一級河川である。上流を生駒川(いこまがわ)、中流を平群川(へぐりがわ)とも称する。
奈良県の生駒市の生駒山東麓を源として南流、流域に生駒谷、平群谷を形成している。生駒郡斑鳩町で大和川に合流する。(Wikipediaより)

 

生駒。

生駒?

 

あれ? ちょうど在原業平の石碑を撮影したときにご一緒していたのが、生駒からいらした方だった。

 

過去も現在も

ひとも川も山も

すべてはエネルギーで表現され、スピリットがある。

そして、ひとのエネルギー体を介して、その情報があっちこっちへ運ばれ、引き寄せ、シンクロニシティがおこっている。

 

おりしも、関西のレイラインを調べていた最中でもあったが、さまざまなエネルギーがシンクロし、六芒星のなかに龍田大社が浮かび上がったように思えた。

 

 

 

そして、5月。

羽田空港から早めの飛行機に乗り、伊丹空港へと飛ぶ。

そこから空港リムジンバスで大阪 阿部野橋駅へ向かう。

どうやら空港から大阪の主要駅へ向かう高速道路で事故が起きたらしく、大渋滞とか。

予定より大幅に時間がかかることを覚悟した。

だが、これもまた神配慮というべきなのか、まったく心配ご無用とばかりに、スムーズに阿倍野橋駅へと到着。

阿部野橋駅に隣接するようにあるJR天王寺駅から大和路線へ乗り、龍田大社のある三郷駅で下車。

 

今回の神旅は、生駒在住の神子にお付き合いいただくことにしていたので、彼女と三郷駅にて待ち合わせ。

2ヶ月ぶりの再会。近況を語りあいなら、一路、龍田大社へ。

 

ところで、ライトワークをする場合、その地にある神子とともにあることで、効果が高まる。

天から降りてきたフォースを地につなぐ際の優れた伝導体なるのだ。

住んでいるとか、生を受けた、仕事で訪れているなど、それが日常である場合、その地のエネルギーの特質・波動とシンクロしていることになる。

その地で育った農作物を食べたり、流れる川が生活水となって飲んだり、お風呂に入ったりしているなら、より一層その地の放つエネルギーと密接な関係にあり、そのひとの肉体やこころはそこにある八百万そのものといってもいいだろう。

地のエネルギーが肉体になり

川のエネルギーが体液や血液になり

肉体⇄エネルギー体と相互に影響しあう。

 

ゆえに、産土神や氏神は、自分自身を現すものなり!

 

神旅であり、ライトワーク。

わたしは天の氣を受けいれ、

彼女のエネルギー体とシンクロし、そして、その地へ放出される。

彼女が地の氣を受けいれ、

わたしのエネルギー体とシンクロし、そして、天へとあげていく。

この作業が私たちの意識とは違う次元で精妙に行われる。

ある時は一方が陰であり、一方が陽になり、またその逆なり。

一方が天へ向き、もう一方が地に向き、またその逆になり。

エネルギーが循環・円環されていく。

 

ここまで読まれて、ひとつ疑問がわくだろうか?

うえに書かれていることは誰にでもできるのだろうかと。

 

誰にでもできることだ。

 

しかし、それぞれの幽体にある重いエネルギーによって扱うエネルギーの質と量は違うだろう。

また、それを行うスピリットグループと一緒ならば、より顕著に次元や流れるエネルギーの量が変わるのが分かるかもしれない。

 

それでは、そろそろ龍田大社へ入っていこう!

 

 

 

龍田大社

 

風そよぐ木々

木々に宿る「木気」

木に風が沿う「楓」

 

社是

風の神様、始まりの神様を奉斎す。当社創祀に回帰すべく、意(こころ)して、参拝者の祈念に応え、個々の心の安定をはからしめ、渾然一体真の意(こころ)の形成に寄与し、以って大道泰平に貢献す。人は天地五行の気を禀(う)け、以って生を成すにより、一心自ら各々五気の徳備わり、五行の大過不及により五徳を発揮成す事能(あた)わざるに至る。然れば五行を以って大過成す人には之を抑え、不及成す人には之を助く事に努むる。

 

創建

今から約2100年前、第十代・崇神天皇(すじんてんのう)の時代、国内に凶作や疫病が流行し騒然としているなか、天皇の御夢に大神様が現れ「吾が宮を朝日の日向かう処、夕日の日隠る処の龍田の立野の小野に定めまつりて…」という御神託を授けられました。その通りにお社を造営すると、作物は豊作、疫病は退散したと伝えられ、これが当社の創建とされています。

 

ご神徳

大気・生気・風力を司る神様で、「風の神様」と申します。ご神名の「御柱(みはしら)」とは「天地万物の中心の柱」とされ、別名の「志那(しな)」とは「息長(長寿)」を意味し、「気息の長く遠く吹き亘る」とされます。つまりは天地宇宙の万物生成の中心となる「気」をお守護(まも)りくださる、幅広いお力のある神様です。

 

ご祭神

天御柱大神
国御柱大神

 

( 以上、龍田大社HPより転載 )

 

 

不思議と境内が広く感じられた。

 

この場所に、あらゆる氣が集められ、この瞬間、生命エネルギーが大きくなっに思えた。

 

音・・・

風鈴。

 

拝殿でお参りする時に気づいた。

風の神さまをお祀りするならでは、音色が心地良い。

 

風が吹く。

風鈴が鳴る。

そのエネルギーが和合して、身体のなかを通り過ぎる。

これもまた、浄化をもたらし、さらには調和へとつながる。

 

陽の光も、風の流れも、

なにもかもが、とにかく気持ちが良い!

 

氣があがる!

ならば、生命エネルギーがうちと外を循環する!

ならば、運氣があがる!

 

 

陽の光が強く働きかける。

撮影してみると、なるほど、拝殿めがけて射しこんでいく。

 

 

光と戯れていると、

レイライン・龍脈が現れた!

 

この地がまさに、清浄であり、生命エネルギーに満ちているのが分かる。

 

 

そして、拝殿後ろに回ってみると、

品の良い本殿が見えた。

 

光・緑・朱色

日本の美を感じる。

そして、地球は美しいと思える瞬間。

 

 

本殿の横を行くと、

白龍神社

龍田恵比寿神社

三室稲荷神社があるようだ。

 

 

まずは、白龍神社から!

 

 

 

鳥居をくぐり抜けると、その先に、神秘的に鎮座していたのが、白龍大神

 

白龍神社

縁結び・浄難災難除けの神様。江戸末期から明治末期まで、御神域に白蛇として現れ信仰されていましたが、一夜にして姿が見えなくなりました。その後、明治41年春、突如にごり池(現在の北葛城郡広陵町)に白龍として出現されましたので、この地にお迎えし、お祀りしました。(龍田大社HPより)

 

 

水の氣、そして、陽の氣と合わさるなら、

 

 

 

レイライン・龍脈が現れる!

 

 

よっぱら、白龍神と遊び、お次は、隣の龍田恵比寿神社でご挨拶。

 

 

その次は、三室稲荷神社にご挨拶。

 

こもれび。

 

ん? はっきりとはしないが、ここになにかあるような氣がする。

 

ここというか、白龍神社から始まるこのエリアが、このあたりの地主神なのだろうか。

そう感じさせる、ひっそりとした、それでいて力強いエネルギーを感じた。

 

 

龍田大社の向かって右側には、風の言霊なるモニュメントがある。

 

 

遥拝所

伊勢神宮、皇居、宮中三殿を遥拝するところです。(龍田大社HPより)

 

 

龍田大社から駅に向かって歩き出すとまもなく、神奈備神社がある。

神奈備とは、神が宿る領域。
また、「カンナビ」は「神並び」の「カンナラビ」が「カンナビ」となったとする説や、「ナビ」は「隠れる」を意味し「神が隠れ籠れる」場所とする説がある。
神奈備はアニミズムでもあり、自然への感謝や畏敬や畏怖の体現であるが、神の住まう神域や、常世と現世の端境、または、その常世と現世をわかつ結界や、禁足地なども意味する。(Wikipediaより)

 

 

階段をえっちらおっちら登った先には、お社があった。

 

陽が燦々とさし、暑いくらいだ。

 

 

 

さて、初めましての龍田大社。

ここは風の神が祀られている。

訪れる前は、もっと水の氣の強い土地なのかと想像していたのだが、カラッとした陽の氣が強い場所だった。

 

そして、風が吹けば、

それを合図に、多様なスピリットがこの地に集まり、一瞬にして生命エネルギーがぐいんと強くなるのが楽しかった!

 

 

 

天にも

地にも

神があり

 

それは、とても身近な神さんだった。

 

 

小さい頃は神さまがいて
毎日愛を届けてくれた
こころの奥にしまい忘れた
大切な箱ひらくときは今

雨上がりの庭で くちなしの香りの
やさしさに包まれたならきっと
目にうつるすべてのことはメッセージ
(「やさしさに包まれたなら」松任谷由実