外に目を向ければ、あれこれ気忙しいが、わたしの内側はこの生のなかで一番凪っているように思う。
しずか〜
穏やか〜
過去の激動の生を思えば、嵐の前の静けさでしょ!とか、いやいやそんなはずない、勘違いしているだけだ!とか、考えてしまいそうになるが、これはクセ、パターン。
傷つき、そのときに感じたことが残り、それから人生に影響する。
また、あんな辛い目に合わないように、苦しくならないように、悲しくならないように。
心臓を鷲掴みにされたような感覚がイヤだった。なにかに不安になりキュッと体が縮こまるのがイヤだった。
肉体の感覚とともに、その瞬間を思いだす。
すぐに手放してしまえば楽だったろうに、それが分からないと、ネガティブな感情は生を超えても抱えたままになる。
こころを守るための人生。
ひとつ、ひとつと手放していけば、身体も、こころも軽くなる。
魂はひととなり、この惑星へやってきた。
霊性を高めるために。
魂が設定した学びが終わるまでは、繰り返し転生する。
いやだ、嫌だと思って課題を先延ばしにしていると、魂は成長せず、霊性は高まらない。
当然、大宇宙へと戻ることはできない。
そうこうしているうちに、この惑星の変容が始まった。
いやもおうもなく、課題は突きつけられ、目醒めを急がせられる。
この情報サイトを始めたのは、2017年の春だった。
そのときにあたまの中に浮かんだ言葉は「3」だった。
なんのことだろう? そして、気ばかり焦っていたことを思い出す。
焦るものの、大宇宙との調和はもちろん、わたしの身体、エネルギー体の浄化がされておらず、それに忙しい2年ほどだった。
その間も、霊的進化はされていたようで、1週間、2週間のうち、新しい自分になっているような感覚がずっと続いていた。
アセンションにつぐアセンション。変容につぐ変容。
大きなエネルギーが身体のなかに入り、肉体が疲弊することも度々あった。
瞑想、祈り、瞑想、祈り。
セッションやワークショップは、仕事というよりも、学びであり、ご奉仕でもあったように思う。
わたしが気づかずにいることを縁ある魂がクライアントとしてやってくる。その方の悩みとして見せられる。語らせられる。
わたしから出た言葉は、クライアントの方へのメッセージであり、わたしへのメッセージとしても受けとった。
その間も、言葉はあっちこっちからやってきて、記事やブログをどんどん書いた。
ひととしてのわたしと魂が、魂と大宇宙が途切れることはなかった。
瞑想中、祈りの最中にみせられる映像が変わった。
地球を飛び出し、どんどんどんどん宇宙へと飛んでいく。真っ暗ななかから、色が変わり、徐々に光の輝度が増す。
わたしは特定の宗教を信心していない。
だから、イエス・キリストには縁がないと思っていた。教会にも数えるほどしか行ったことがない。
誰かの結婚式とか、そんなもんだった。
だが、変容が進むほどに、それはやっきた。
顔はみえないが、輪郭がそれっぽい。
ひととしての名前はイエス・キリストであって、宇宙名はまた違うことも知った。
様々なマスターが入れ替わり立ち代わりやってきて、様々なことを教えてくれる。
うえの図は、わたしが経験した魂の成長段階を簡単に表したものだ。
最初にいってしまえば、肉体のある人間が高次元の意識につながるのには、チャクラを介する。
だから、チャクラが閉じていたり、機能していないのなら、当然、どこともつながらにということになる。
また、あっちのチャクラが機能して、こっちのチャクラが閉じていてとチグハグしている場合には、傲慢になったり、消極的になったりと、スムーズな人生とはなりにくい。
それぞれのチャクラには司る肉体の部位や設定されている課題がある。
魂は転生を繰り返し、その課題をこなしながら魂を成長させていく。
まるで螺旋階段をあがったり、さがったりするように。
なぜなら、ひとつのチャクラには設定されている課題がいくつかある。ひとつの人生で複数の課題を抱えることもザラだ。ときにうえのチャクラとしたのチャクラの課題を同時進行などの場合もある。
なぜなら、チャクラは対となって機能しているからだ。
さて、うえの図を使って説明する。
第一チャクラ 肉体
第二チャクラ 感情
第三チャクラ 自分軸
第四チャクラ 愛 魂とのつながり
第五チャクラ 魂の表現
第六チャクラ 精神性
第七チャクラ 霊性へとつながる
繰り返しになるが、ここでは簡単に説明している。とういうのも、チャクラは無数にあるからだ。
また、第七チャクラは、あくまでも霊的世界の入り口。さらに霊性を高めるのには、第八チャクラ、第九チャクラを機能させる。
肉体のある人間は、下位のチャクラ・第一チャクラから活性させる必要がある。
肉体が不安定な状態で、うえのチャクラだけを活性させると、基礎工事されていない土地のうえに、土台がないところに家を建てるようなもの。それでも短い間ならなんとかもつが、徐々に崩壊し始める。
どこかで問題となったマンションやデパートが一気に崩落した他の国の出来事が自分自身におこる可能性がある。
そもそも無い能力をあえて身につけて、例えばお金を稼ぎたいとか、他者より優位に立ちたいという想いがどこかにあるのなら、それは欲であり、エゴなので、大宇宙からするなら不調和となってしまう。
年齢を重ね肉体が疲弊したときに、第六チャクラ、第七チャクラが司る部位に病変が起きることも考えられる。
また、その能力によって他者を支配しようとするのなら、それが自分に返ってくることなら致し方ないことだが、代々と受け継がれるカルマになっている事例もよくみかける。
人生ほとほとうまくいかないと嘆いていらっしゃる方の先祖が、そういうことをされていて、孫かひ孫か、それに当たるかたが、カルマの清算に追われる。
因果は巡る。
上位のチャクラだけを活性させて夢を叶えましょ〜・・などは、もしかすると、ダークエナジーに入り込まれやすい状況を作るので、よくよく見極めなければならない。
誰でもが幸せになるような魔法があるのなら、この世界はいま、この状況にはなっていないだろう。
大宇宙との聖なるコードからズレた結果、それを引き戻すための大きなエネルギーが働いている。
また高い霊的能力は、どんな時代にも、大宇宙との契約、神との契約によって与えられる。
魂のミッションがあるからだ。
そのため、神聖なこと以外、大宇宙から許されたこと以外にはつかえない。
もし、邪悪なことに与えられた能力を使うのなら、相応のツケを払話なければならなくなる。
そして、その魂ならば、「そのとき」が来たなら、聖なるエネルギーコードの封印が解かれ、自然と目醒めていくし、ハートで大宇宙の意図を理解するだろう。
では、進化中の魂は?
同じようにすべてのチャクラが機能すれば、魂とつながり、うちなる神と出会うことができる。
意識を高め、霊性を高めることができる!
だが、うえの図でも示したように、霊的進化をするには、基本の順番がある。
肉体の健康を保つ
過去生からのネガティブな感情を手放す
肉体と感情のバランスがとれると「自分軸」ができあがる。
しかし、最初の「自分軸」は、社会的な「自分」に自信をもつまでのようだ。
何度かの転生を繰り返すかもしれない。
意識は、少しの間、肉体・感情・自分軸をウロウロするかもしれない。
このとき、自分に自信がもてず、見失い、魂と乖離した状態なので、「魔」や「邪」のダークエナジーに付け込まれやすい。
もしかしたら、このあたりで「スピリチュアル」の甘い誘惑に引き寄せられる場合もあるかもしれない。
過去生から続くネガティブなエネルギーを解放し始めると、今度は、社会的な「自分軸」ではなく、もっと本質的な「自分軸」を無意識に求めるようになる。
このあたりから、少しずつ高次元のエネルギーが流れ始め、ハートのチャクラも刺激される。か細いながらも魂のメッセージを受けとり始める。
自分とは何か? 自分を愛するとは? 魂を生きるとは? そんなことを頭のなかに浮かぶ。
魂からのメッセージであり、今生でこなす必要のある課題のひとつが現れる。
徐々にハートのチャクラが緩み始める。
このあたりから、第一から第五チャクラまでエネルギーがいったり来たりで忙しくなる。
魂の表現とまではいかなくても、外に向けて表現をし始める。
他者へ、惑星への奉仕をしたくなる。
自分を愛するとは? 自分を信じるとは? そもそも自分を認めるとは? 許すとは? 受け容れるとは? それをいったりきたりする。
奉仕によってハートのチャクラにエネルギーが流れ込み、機能し始める。
大宇宙からのエネルギーが大きく流れ込み始める。
第三チャクラに違和感が生じる。これまで社会的な「自分軸」を頼りにしていたが、霊歴な「自分軸」を模索し始めるため、現界の自分と霊的な自分のはざまを混乱しながら、行ったり来たりする。
高次元の存在からの導きを感じるようになり、徐々に霊的な自分に自信がもてるようになり、霊的「自分軸」が緩やかに出来上がってくる。
その間、取りこぼしのあった感情が現象となって現れ、第二チャクラに戻される。手放し、自信をつける。
第二、第三チャクラの課題をいったりきたりする。
第二チャクラのエネルギーの手放す量が増えるほどに、大宇宙や地球から流れ込むエネルギーの量が増えていく。
光の体(ライトボディ)が活性されていく。
ひとは霊的存在であることを身をもって知り、過去生、大宇宙、霊的な自分を知り、魂の本質とのつながりが揺るぎないものになっていく。
チャクラの課題をいったりきたりしながら、霊的進化をしていく。
下位のチャクラの課題が大きいと、自分からの乖離、魂からの乖離をしてしまい、霊的成長はおろか、ダークエナジーに取り込まれてしまうこともある。
地に足をつけたひととして生きながら、霊的学び、霊的進化することが魂の本質であり、大宇宙の描いた筋書き。
近道と思ってやったことが、実は、エゴを増長させることで、霊的成長が遠のくことも考えられる。
霊的進化に近道はない。むしろ、魂の計画に従って、順序立て、段取り通りに進むことが一番の近道のように思う。
また、大宇宙へゆだねる、神へ委ねる。
覚醒が進むといずれその段階はやってくるのだが、下位のチャクラの課題をおろそかに、というのは、こころの傷が痛すぎて自分に向き合うことができない。当然、感情に手放しができない。
しかし、知識的に、思考での理解で、「そうか!神に委ねればいいんだ!」と下のチャクラの課題をすっ飛ばしてしまうのだ。
ネガティブエネルギーは解放されず、自分にも自信がなくて、ハートのチャクラはがっちり閉じて、喉のブロックはものすごくって、自分の想いを語るなんてできない段階の魂が、委ねても・・・。
なぜなら、この世界で自分自身を生きることができなく、誰かを頼りたい、依存したい、でも、人間嫌いだしってことで、てっとりばやく神だのみ!宇宙だのみ!のケースがある。
高次元へとつながるには、自分自身のエネルギーの周波数をあげる必要がある。
そうして初めて、ラジオの周波数が合うように、エネルギーとエネルギーがつながっていくのだ。
自分をないがしろにしてまで忠誠を尽くしても宇宙も喜ばない。
もし、それで喜ぶのなら、それは低次の神なのだろう。
その昔、いけにえを好んだような。ひととひととを争わせるような。
もしかすると、神界を追放された神かもしれない。
はたまた、ダークエナジーが神の名を語っているのか?
見えざる世界。
どこに落とし穴や迷路があるか分からない。
ひとでいながらにしそれを発見するには、チャクラを活性させ、五感を開き、自分の波動をあげることが大事だ!