「太陽を昇らせるのだ」
「太陽を昇らせることに恐れを感じるな」
「宇宙神子よ太陽を恐れるな」
朝の祈り。
大神子（オオミコ）からのメッセージ。
太陽は大好きだ。
どうして大神子（オオミコ）はそんなメッセージを寄越すのだろうか？
ひと・夏井誓子は不思議に思う。
祈りは続き、だんだんと変性意識になってくる。
ひと・夏井誓子と魂・宇宙神子のエネルギーがどんどん統合され始める。
見えてきたのは・・・
日の出の映像
海 岩 これから日の出を迎えようとしている太陽が海面をオレンジ色に染める。
だが、急に岩がどんと大きくなった。
昇ってこようとしている陽の光を遮る。
ひと・夏井誓子がおののくと同時に、霊体と肉体のエネルギーがズレる。
思考で陽の光を無理やり昇らせようとする。
でも、できない。
ふと、大神子（オオミコ）のメッセージが響く。
「太陽を昇らせることに恐れを感じるな」
「宇宙神子よ太陽を恐れるな」
わたしは太陽を恐れていたのか？
あらゆるメッセージが一瞬にして流れる。
くせ
過去生からのくせ
長く苦しい経験によって培われてしまったくせが、
内なる陽の光を忘れさせる
そうか・・・
わたしは太陽が嫌いではない。南の島の太陽と暑さが大好きだ！
なのに、太陽を恐れるなのメッセージは、分からん！と、思った。
過去生から続いていた恐れや苦しみ、悲しみなどのネガティブなエネルギーによって、自分の内に陽の光があることなど忘れていた。
太陽は空にあるものばかりと思っていた。
大宇宙からの愛の光は当然うえから降りてくるものと思っていた。
そうか・・・
聖なる光はうえからも降りてくるが、内にもあって、それを統合してもっと大きな光にする。
「内なる陽の光を見ることを恐れるな」
そう大神子（オオミコ）はそれを伝えている。
そのときだった。
窓の外からスズメのけたたましい鳴き声がする。鳴き声というよりおしゃべりのようにも聞こえる。
ひと・夏井誓子と魂・宇宙神子の分離。
「スズメうるせ〜」
せっかく静かな朝の祈りを・・・と、少々グチになりそうになった瞬間、
スズメはわたしに何かを伝えていると思った。
それで窓際まで近寄り、スズメの姿を確認しようとしたら、見えない。しかもそれまでけたたましくおしゃべりしていたのが、ピタッと止んだ。
ということは、スズメはわたしの気配が感じられるところにいるのね〜と、思った。
よくベランダをチョンチョン跳ねているのか、歩いているのか、見かけていたが、このときは一切姿を見せない。
なにかお話があって来たと思ったけど、違うのね〜。
それからまた祈りを続けようと思い、元の場所に戻ると、またスズメのおしゃべりは始まった。
今度は窓には行かず、その場所からおしゃべりを理解しようと思ったが、思考優位になってしまって、スズメの鳴き声にしか聞こえない。
諦めて、また祈りを始めた。
その直後だった。
「ライオン・キング」
そんなメッセージがやって来た。
ん？ 劇団四季の？ なんだろ？ ま、いいや。
祈りを続けた。
気がつけば、スズメのおしゃべりは聞こえなくなっていた。
ミッション終了とでも思ったのか、わたしが変性意識の間に帰っていったようだ。
その後、ライオン・キングについてを検索していると、すぐにこの曲へと導かれた。
スズメはメッセンジャーとなり、これを教えてくれた。
地球に生まれたこと
太陽
命の流れ
宇宙を起源としてる魂も、意味があって、いま、このときに地球に生まれて来ている。
大宇宙の采配。神との約束。魂の筋書き。
楽しいことも
苦しいことも
様々なことを経験するために。
苦しいければ苦しいほどに、ひとは別のものになりたいと思う。
その場から逃げだしたいと思う。
こんな苦しい自分は自分ではない。もっと違う世界があっていいはず。
幸せは外にあるもの。
愛は他者からもらうもの。
そう思いがちだ。
いや、そうではなく・・・
魂は真の愛となる途上で
内なる愛を見つけるために
内なる陽の光を見つけるために
魂はひととなり、この世界へやってきた。
ディズニー映画 「ライオン・キング」 サークル オブ ライフより
この地球に生まれてきて
まばたきしながら太陽の光を浴びたその日から
今まで見えてきたことよりももっと見るものがあるの
やってきたことよりももっとやることがあるの
ここではもっと手に入れるものがあるの
見つけてきたものよりももっと見つかるわ
サファイアのような空の上を太陽が駆け巡って
強者も弱者も終わりなき共存をしているの
それが命の流れ
それがみんなを動かしているの
絶望と希望を経験し
信念や愛情を経験するの
自分の道を 見つけるまで
命の 命の流れの中で
それが命の流れ
それがみんなを動かしているもの
絶望と希望を経験し
信念や愛情を経験するの
自分の道を 見つけるまで
命の 命の流れの中で
