うちの子スターシード?

2019.6.5  Chikako Natsui
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幼い子どもたちの多くはスターシードだといわれる。

だが、必ずしも、現在スピリチュアルの世界でいわれているインディゴ、クリスタル、レインボーだけではないようだ。

 

そういった魂は、大概、光のない、愛のない環境を選んで転生してくる。

暗闇に光を! 愛を!

 

特にクリスタルチルドレンは、そこに愛と調和をもたらす魂。

「愛」が課題の両親の元を選んで生まれてくることが多い。

だが、この世界の波動があまりにも低すぎて、命がけの使命になることも多々ある。

虐待、ネグレスト、いじめ。

その身をもって周囲の大人たちに愛のエネルギーを投げかける。

活動範囲は、家族はもとより、親戚、学校など、様々な環境にわたる。

 

スターシードの子どもたち。

高次の星仕様の感性感覚は、幼い頃から、一風変わった子として周囲の大人たちを刺激する。
自分たちの常識にはない存在。理解できず、どう接していいか悩み、混乱する。
思い通りにならない子どもに怒りがわき、自分でも無意識のうちに手を上げしまう。怒鳴りつけてしまう。そしてその後の罪悪感の悪循環。

自分の子どもが理解できない。思い通りにならない。育てにくい。
他の子はとっても素直で可愛らしくて、育てやすそうだ。

それに比べて、うちの子は・・・。

この子がこんななのは、病気だからではないか?

発達障害? 自閉症? 統合失調症?

ネットで調べてみると、この子の言動といくつか当てはまるところがある。

そうだ! きっとそうだ! うちの子は病気なんだ。

だから私がこんな大変な想いをしなければならないんだ。

ネットなどの情報によって自分の子どもが「病気」に違いない!と結論づけたスターシードの子どもをもつママさん。

病気かもしれないし、気のせいかもしれない。

医療機関に行けば、何かしら「病名」がついて、それで安心できるかもしれない。
ひとは意味不明な状態が苦手だ。人間には思考と感情があるために、いまこの時に感じているいや〜な気持ちを納得させるための何かしらの答えが欲しい、理由が知りたいと思う。

それもまた、人間だもの!だ。

 

どっちにしても、スターシードの子どもたちは、魂の本質にはそれも書き込まれて転生してきている。

 

我が身をもって、愛を伝える。

我が身をもって、不自然を自然にする。

我が身をもって、この世界の次元上昇・アセンションをサポートする。

 

ところで、どうして私にスターシードの子どもが生まれたのだろう?

ひとつにそれは縁であり、魂のお約束、前世からの因縁、ソウルファミリー、似たようなミッションがあるとか、様々な理由がある。

スターシードが選んで転生してくる家族は「愛」の課題が多いように思う。
過去生からの影響で愛に傷つき、悩み、迷う家族。
さらに、家系的なカルマが大きいなどの場合もある。

 

これまでの経験で思うのは、スターシードを子にもつ親御さんはご自身に不調和をきたしていることが多い。

それもまた魂が選んだ課題なのだが、それに気づかず悩み、苦しむ時間が長く続き、ネガティブなエネルギーを溜め込んでしまった。

その解放の手助けをするのにやってきたのがスターシードなのだが、過去生から積もりの積もったネガティブエネルギーに翻弄され、自分の状態に気づかない。

自分の子どもが周囲の子どもたちと違うことばかりに気をとられてしまって、自分のことは後回し、おろそかになる。実は気づかないようにしているのかもしれない。

 

そこでまたスターシードの全身全霊の活動が始まる。

へその緒が切れ、肉体的には母と子どもは分離しているのだが、小学生くらいまではエネルギー的にはつながっている。
母親のエネルギーがそのまま子どもに影響する。

母親が陽気で安定していれば子どももその通り。母親が神経質で不安定ならば子どもはその不安定なエネルギーを解放、浄化するために自分の身を使う。病気になってそれを行う。

「うちの子、病弱なのよね〜」

もちろん、肉体的な事情もあるが、霊的な見方をするなら、お母さんが不安定なのよね〜・・・だ。

これが、中学生くらいなってくると、子ども自身の自我もだんだんと確立していき、エネルギー的な母子分離が始まる。それが反抗期という形で現れる。
母親のエネルギーは引き受けない!という子ども側の無意識が行動となるのだ。

 

だが、これまた魂の筋書きといえばそうなのだが。

スターシードは、愛のない、光のない家族、不安定な土地環境、家族関係などを選んで生まれくるので、通常の親子分離ができないことも多々ある。不安定な母親とエネルギー的につながったままの状態で成長する。母親の不安定なエネルギーを大人になっても浄化し続けるスターシードもある。

自分が子どもを育ててやったと思っているかもしれないが、確かに、物質的には実際そうだろう。
だが、霊的には子どもに生かされている母親は実に多い。

こんなお母さんイヤ! こんな家庭はイヤ!と、その母親、家族から距離的に離れたとしても、エネルギー的にはつながったままなので、どんな場所にいても影響は受け続ける。

この状態なると、分離がなお一層難しく、苦しくなる。

できないことはない。

おそらく子ども側が何か変だ?と、気づくので、そこから行動し始めるケースが多いようだ。

 

この世界、こういったケースはいっ時増えてくるだろう。

 

それに気づいたスターシードをもつ親御さんは、ご自身の癒しと浄化に務められるといいだろう。

私は平気! 私は大丈夫! 私は問題ない! 私は幸せ!

ないない!

正直、問題のないひとはこの世界にひとりもいないと思う。

完璧ならば、この世界へ人間となって転生してきていないからだ。

何かしら満たないことがあって、それを経験し、学ぶことがあるからこの世界へやってきている。

その多くが「愛」の課題だ。

 

愛に悩み、疲れ、苦しみ、悲しみ・・・。

それがこの人生のスタート! 初期設定。そういう魂は多い。

そこから、愛を学び、傷つき、悩み、また苦しみ、悲しみを繰り返していく。
その途中で喜びや笑い、嬉しさ、楽しさを味わうように人生は設定され、徐々にホントウの愛、宇宙的愛へと学びが進化していく。

自分ばっかり不幸でってこともなくて、自分ばっかり気の毒でってこともなくて、むしろ、そう気づけたなら、それを変えることができるわけだから、進んだ魂ということになるだろう。

傷ついているのに、苦しいのに、それを見ないように、他人に幸せって思われるように演じてしまう方が、苦しむ時間が長く続き、宇宙的愛は遠い〜。

 

もし、ご自分のところにスターシードがやって来たなら、それはあなたに癒しと浄化が必要ですよ!のサイン。

そして、それは、いずれあなたに大きな愛が訪れるだろうと予言なのかもしれない。