アセンションって?
スピリチュアルの世界ではおなじみの言葉だが、では実際アセンションするとどうなるのか?となると、これはそうなってみないことには分からない。
様々なネット情報で、だるくなるとか、眠くなるとか、ぼーっとするとか、あらゆる記載がある。
わたしもアセンションを経験しているものののひとりとして、身体症状としては確かにそうなる。
エネルギー体のアセンションが先にやってきて、肉体の方が追いついていないので、その「差」で、さらにぼーっとしたり、だるくなったりする。
だがそれ以外は説明が案外難しい。感覚の違いと、それを表す言葉がひとそれぞれ違うから。
アセンションといっても、個々人それそれ感じ方が違っていたり、自分の取り巻く世界が変わることでもあるからだ。
アセンションしてわたしはこういう現象が起きましたけど・・・と、いっても、そのひとの人生のことだから他者に当てはまるとも、全てのひとに当てはまる訳ではない。
しかし、そうはいってもすでに地球のアセンションは始まっている。
今生でアセンションを決めてきた魂、それをサポートするための魂は自然の流れでそれは始まる。
自分が意識する、しないに関わらず。
そこで、わたしが経験したことを元に解説していく。
肉体的なことは様々なサイトでも解説しているので、そこはパスする。
アセンションとは、霊界にある魂ポジションが上がり、かつ、現界にある肉体をもった「わたし」と「霊界」の「魂(わたし)」が近くなることのように思う。
魂の本質を生きること。
それによって、それぞれの魂の本質的役割と魂年齢が強調されてくる。
例えばわたしは聖職者の老齢期の魂。となれば、日がな一日、ぶらぶらしながら神に祈って過ごそうか!が基本設定。まだまだ究極のそこにはたどり着いていないが・・・。
さて、この世界の事象現象的なことから説明する。
アセンションすると、これまでと歩く道が変わってくる。
例えばわたしの実家には波動の低いものもいれば、地霊などの精霊たちもやってくる。
わたし自身が不安定だったときには、なんだか分からないが波動の低いものからちょっかい出されていた。誰もいないのに首筋を手で引っかかれてみたり、ラップ音やミシッとか、パキッとか、なんだかいつも不気味で居心地悪かった。
でも、波動が高まり安定してくると、そういうエネルギーがそばに寄ってこれなくなった。
いるにはいるのだろうが、いたずらされなくなった。代わりに地霊などのエネルギーを感じるようになっていった。
さて、もうひとつの例!フィクションとノンフィクションを交えながら説明する。
Aさん!
見た目的には、いつもと同じように家を出て、同じ道を通って駅にたどり着いて、電車に乗って・・なのだが、「空間」には「様々な次元」があり「波動」と「エネルギー」の違いもある。
アセンション前まではその道を通ると痴漢に遭遇していた、犬に吠えたてられていた、まったく知らないひとに怒鳴られたり、追いかけ回されたり、急にぶつかって来られたり、内にすっごい黒いものを抱え、それはまるで地獄の魂か?と思えるようなひととよく遭遇していた。
そうそうついでに地縛霊、不成仏霊など幽霊もよくみていた。
でも、アセンションしたなら、一切そういうひとや霊体などとは遭遇しなくなった。
反対に、これまで見たことないひと、その近所に住んでいる品の良いおばあさんから挨拶された。
知らないおじいさんが近寄ってきて、これ飲みなさいと缶コーヒーを渡された。
「引き寄せ」
ひとやもの、場所、霊体などは、波動とエネルギーによって引き寄せられる。
また地縛霊や不成仏霊は、大概その場所に留まっていることが多いから、疲労やストレスが蓄積している、感情が乱れているなどで波動が急激に下がっている時などによく遭遇しやすいようだ。
またついでにいうなら、波動が低い時には邪霊や低級霊、動物霊なども引き寄せやすい。
しかし、これがアセンションすると、同じ時間帯にまったく同じ道を通っているにも関わらず、それ以降、これまで出会っていたようなひとには一切出会わず、嫌な思いをすることなく、地縛霊や不成仏霊に怖がらせられることもなく、邪霊や低級霊に遊ばれることも無くなった。
不思議なことに、家族関係も良くなってきた。これまで喧嘩が絶えず、お金のトラブルなども起きやすかったのに、みんな穏やかに笑顔で暮らせるようになってきた。
実は仕事でもそうだ。嫌いな上司がいて、いつもムカついていたけど、この頃優しくなった。
憎たらしい同僚がいたけど、配置替えになってわたしのそばから離れた。
面倒だなと思っていた友達付き合いも減ってきたし、隣近所ともまずまず良好だ。
このようにアセンションすると、事象現象が変わってくる。
魂の居場所が変わったので、現界でのA子さんの居場所も変わった。
これまでは、辛く、苦しい人生だったが、アセンションによって生きる道が変わり、以前よりは少し楽になった。
正直なところ、アセンションはシンデレラストーリーのようにはいかない。
小間使いが、一夜にして王女にも女王にも変わることはない。
微々たる変化がずっと絶え間無く続く。最初はただぼーっとして眠いだけかもしれない。
逆に生活環境や人間関係の変化によって、いっとき辛く、苦しく、悲しいときもあるかもしれない。しかし、それが1年後振り返ってみるなら、あれ?わたしなんか変わっているかも?
2年後は、あれ?わたしなんか楽になっているかも?
3年後は、あれ?わたしなんか生きることが楽しくなっているかも?
これがしたい、あれがしたい、こんなこともしてみようかな。
というように変わっていく。
これまで怖くてできなかったことが、徐々にできるようになっていく。
これまで嫌だなと思っていたことが、ネガティブな感情が湧き上がらない。
これまで苦手だなと思っていたひとがそう思わなくなる。
いやこと、苦手なこと、嫌いなことがひとを含めて自分の世界から失くなっていく。
ただ、それによってこれまでの仕事が変わったり、人間関係が変わったりと変化が生じる。
それはもしかすると急にやってくることもある。
ところで「グラウディング」という言葉がある。
地に足をつけて、この世界に居場所を見つけて生きる。まったくそのとおり!・・なのだが、これもアセンションしてみると分かるが、自分のエネルギーが大きく強くなり、波動も変わってくる。
自ずと魂を生きるようになる。なのでグラウディングもその魂の本質に合ったグラウディングがされるようだ。
しかし、アセンションが始まったばかりとか、思考的に霊的世界を理解しているだけで体験・実感が伴っていないと、どうしても頭優先、思考がぐるぐるとものすご勢いで回転している。そのために上半身、とくに頭の方のエネルギーが大きくなって、足元のエネルギーが小さくなっているから、バランスを崩して、転んだりする。
グラウディングしていないから、フワフワしているというような表現もよく聞くが、思考の中、イリュージョンの世界に居続けると、そうやりやすい。
スピリチュアル好きのひとはよくグラウディングができていないなどともいわれがちだが、スピリチュアル好きじゃなくても、思考優先、左脳ぐるぐる回転しているひとは肉体の感覚から抜け出ていることが多いので、グラウディングが弱い。
例をあげるなら、会社に行っている間、仕事中は体の痛み、疲れなどを感じることなく働いていたのが、長期の休みになった途端、風邪をひいたり、腰が痛くなったりするなど経験がないだろうか?
働いているときにもそれらの体調不良的なことはあったのだろうが、思考優先のために身体症状に気づいていなかっただけなのだ。でも休みなってみると仕事のことから少し離れるので、途端に身体の声が大きくなったというわけだ。
農家さんや登山家など山登りが好きとか、長年スポーツをやってます、文明から霧華なされて生きている未開人など、日常的に肉体をつかうことが多いひとでもない限り、グラウディングができていないのが現代社会だ。
だから、自分がグラウディングができずこの世界に居場所が見つけられないことを、社会のせいにしたり、政治のせいにしたり、他者のせいにする必要はなく、自分自身がアセンションして波動を上げ、エネルギーを強くすればいいように思う。そうすれば自動的に自分の生きている世界は変わってくる。
まず自分から!
しかし、そのアセンションが意識をしていなと、なかなかそれができない。
肉体がそこそこ健康で、こころの内に滞りなく、魂に意識が向いていないとアセンションのタイミングがやってこない。
スターシードなどの宇宙ソウルも、すでに魂のウエィクアップコールガ鳴り響いているにも関わらず、過去生から続く恐怖によって、こころが感じることをやめてしまった。ハートのチャクラが固く閉ざされてしまった。第2チャクラであるセイクラルチャクラにネガティブ・エネルギーがごまんと溜め込んでしまったとなると、アセンションへの扉への道がなかなか見つからない。
魂的には、そろそろ次元を変える予定になっているはずなのに、三次元でウロウロしている。
そうなると・・・
今度は大きな波を寄越される。
霊界ではすでにスケジュールが決まっている。
でも気づかないフリとか、恐いからといってグズグズしていると、変化を余儀なくされる波がやってきて、嫌!とか考える暇もなく、言ってる間もなく、その道へ押し流される。
ただいっとき混乱と心身の不安定さをやり過ごせば、「あーここだったか!」と深いところから納得できるようになる。
さて、後半は目醒め始めた宇宙ソウル!アセンションの道を見つけてその扉を開いたけど・・・。
実は、そこから留意しなければならないこともある。
後半へ