世界で一番歴史の古い国 日本
それは、八百万の神々に守られているからではないでしょうか。
今、この時に、日本人として生まれたこと、日本に住んでいることには大きな意味があります。
世界で最も歴史の古い国 日本。 そして、大切な使命と宿命を担う国 日本。
霊性の高い国 日本。
「平和」「愛」「光」「つながり」の大切さを、ここ日本から世界へ向けて発信していきます。
自然の中に神々の存在を感じ、その声に耳を傾け、ホントウを見つけ、それを伝えていこうではありませんか。
八百万の神々が、今、時空を超えて「Cosmic Academy Japan」に降臨します。
さて、日本はどうしてこんなに神様が多いのでしょうか?
大きな神社さんから、小さな村の名もなき祠まで。
それは、日本の国土が作られる以前にさかのぼります。
まだ、天と地が分かれていたころ、天の神々は日本を創り、そして地上に降臨しました。
古事記によれば、まだこの世が混沌とし、天と地の境界が定まらないころ、天上の高天原に現れたのが造化三神といわれる三柱の神様でした。
その後、神世七代といわれる神々が現れます。
はじめは、男女の別がなく抽象的だった神々でしたが、徐々に男女に分かれ「愛」を見つけていくようになります。
神世七代の最後に現れたのが、日本創世の神といわれている男神・伊邪那岐命(イザナギノミコト)と女神・伊邪那美命(イザナミノミコト)でした。
日本の最初の国土をつくったのはこの男女の神といわれています。
高天原の神々から国土をつくれと命じられた伊邪那岐命と伊邪那美命は、天沼矛(あめのぬほこ)を天浮橋(あめのうきはし)に立って下界に下ろし、海をかき回してオノコロ島を作りました。
そこで伊邪那岐命と伊邪那美命は結婚し、次々と多数の子どもをもうけます。子どもといっても赤ちゃんではありません。日本の国土のことです。
はじめは淡路島、四国、隠岐の島、九州、壱岐、対馬、佐渡島、そして本州と生み、日本列島が誕生しました。それを国生みといいます。
その後、石・木・海・水・風・山・野・火など森羅万象の神々を生んでいく神生みがされました。
でも伊邪那美命は、最後の火の神を生んだとき、焼かれて亡くなってしまうという悲劇に見舞われるのでした。
伊邪那岐命は、亡くなった妻を連れ戻そうと、死者の国である黄泉の国に向かいます。
そこで醜く爛れた妻の姿を見て、驚いた伊邪那岐命は黄泉の国から逃げ出しました。
黄泉の国から地上に戻った伊邪那岐命は、「なんと穢れた国に出かけていったことだろう」と身を清めるための禊を行います。その際に、次々と神が生まれました。
禊の最後に三貴子といわれる神々が生まれたのでした。
左目を洗っているとき太陽神・天照大御神(アマテラスオオミカミ)、右目を洗っているときに月の神・月読命(ツクヨミノミコト)、鼻を洗っているときに荒ぶる神といわれる素戔男尊(スサノオノミコト)が生まれました。
伊邪那岐命は、三柱の貴い子が生まれたことに歓喜し、天照大御神には天上の神々が住む高天原を、月読命には夜の国を、素戔男尊には海を治めよとそれぞれ命じます。
それが古事記に記されている八百万の神が誕生するはじまりの話です。
天照大御神を中心とし、自然のものすべてに神が宿っている。
山の神、田んぼの神、厠(トイレ)の神、米粒の神、河口の神、芸能の神、知恵の神など自然の中に、無限に近い神々が存在するとされ、それを八百万の神と呼ぶようになりました。
日本中のあちこちに八百万の神々をお祀りする神社が多く存在しています。
神々からのメッセージに耳を傾け、大切な何かに気づき、そして自分にとっての幸せが見つけられることを願っています。