※スターシードを物語形式でご紹介!
スターシード。
地球を愛と癒しで包み、宇宙の平和へとつなげていく任務を遂行するために、アシュタールの星の種を埋め込み、自ら志願して地球に転生してきた魂たち。
スターシードの種類
インディゴチルドレン
1970年代以降にその多くの魂が転生してきているといわれているが、
早くは1950年代からもインディゴの魂は知られている。
クリスタルチルドレン
1995年以降に転生してきている魂たち。
レインボーチルドレン
2010年以降に転生してきている魂たち。
クリスタルチルドレン
「愛と調和」をもたらすため、地球に転生してきた魂たち。
クリスタルの輝きを放つ。
愛と光に包まれた一族の娘。
その魂は祝福の中で誕生した。
前回のお話。
高次の星からやってきた一族の娘と息子。
この地球では姉弟として生きる。
2人の最初の使命は、この地球で母となるひとを癒すこと。
地球の低い波動に飲み込まれ生きるうちに、愛というものが分からなくなったこの女性。
ずっと愛を探し求めている。
成長過程で両親から得られなかった愛を友達や恋人、そして夫となったひとに求めようとした。
しかし、満足な愛が得られない。
いつもそれはそこにあった。
胸の奥深いところにぽっかり空いた穴。
彼女はいつもそれを感じていた。外からの刺激によって穴は何かを欲する。
手っ取り早く、愛されることで穴を埋めようとしてみた。
「私にはきっと愛が足りないのだ。だから愛されたい。愛されなければならない」
言葉にはならない悲鳴をあげながら、愛を求め続ける。
愛が欲しい
愛が欲しい
愛が・・・
でも、思うような愛が得られない・・・。
他人から得ることができない・・・。
だったら、盲目的に私を愛するひとを作ればいい。
私に忠実で、私だけを必要とするひとを作ればいい。
私が一生寂しくならないように、私の胸に空いた穴が気にならないように・・・。
彼女はそう考えた。
「子どもが欲しい」
子どもができれば、みんなの注目は私に注がれるだろう。
子どもの母親の私をみんなが大切にしてくれるだろう。
そして、子どもは私を愛し、私をずっと必要としてくれるだろう。
子どもがいれば・・・。
彼女は愛が欲しかった。
ずっとずっと愛を探し求め、愛をくれるひとを探していた。
しかし、彼女は「愛」を知らなかった。
自分が欲している「愛」がどのようなものかを知らなかった。
ただ、胸の奥にぽっかり空く穴を埋めるのは「愛」なのだろうと、世の中で言われている仮説を元に、「愛」のイリュージョンを作り上げ、愛を探し続けた。
自分の穴を埋めてくれる「愛」をくれるひと。
つなぎの星から、彼女をみていたクリスタルチルドレン。
彼女たちの魂の本質は「愛」そのもの。
地球に愛を伝え、愛を広める。
そして、人間を含めたその場所に調和をもたらす。
クリスタルの娘と息子は想った。
「あの女のひとのところへ行こう、癒して、愛を教えよう」
そして、2人は彼女の元へやってきた。
愛を伝えるために。
彼女はこの世界で愛を経験し始めた。
それまで胸の奥のぽっかり空いていた穴に、温かいものが流れ込んでくるのを感じた。
彼女はそれに戸惑った。これまで経験したことがないものだったからだ。
知らないものだった。
だから彼女はそれを「気のせい」と思うことにした。
子どもたちを見ていると、可愛いと思う。だが、それを「愛」だとは思わなかった。
むしろ、世話をするのが大変、子どもなんて面倒なだけだと考えた。
愛を知らずに生きてきた。
愛が目の前にあっても気づかない・・・。
クリスタルチルドレンはそんな女性の魂に、愛のエネルギーを送り続けた。
しかし、クリスタルチルドレンといっても、肉体を身にまといこの世に誕生した瞬間から、魂に書き込まれた役割や目的は忘れ去られ、日常に翻弄されながら生きることになる。
「愛」
それを地球にもたらすためにやってきたクリスタルチルドレンたちは、あえて「愛のない場所」を選んで生まれる。
その学びは過酷ともいえる。本来が愛の存在であるにも関わらず、愛に翻弄され、迷い、嘆き、愛の本質そのものが分からなくなる。
そして、この世界から消えていくクリスタルチルドレンもある。
この家のクリスタル姉弟もそうだった。
母となったひとの感情の起伏の激しさ、嫁姑問題での家中のエネルギーがいつも乱れている。
父となったひとは不在がち。
母はいつも不機嫌で悲しく、寂しい。
どうやったらその苦しさのトンネルから抜け出せるのか?
それが分からない。
赤ん坊だったら泣けばいい。子どもだったらぐずればいい。
大人はどうすればいい?
溜めて、溜めて、溜め込んだいき場を失った感情は、歪んだ形で一番弱い子どもたちに向けられた。
それは時として、虐待ともいえる行動や言葉となって表現される。
祖父母が姉弟を可愛がろうとすればするほど、それはエスカレートする。
「嫉妬」があったのだ。
彼女は愛を知らない。愛されたいのに、愛を恐れ、愛を拒んだ。
無意識にもそれを繰り返す人生。
だから、子どもたちが誰かに愛されることに困惑した。
私が愛されないのに、子どもたちが愛されていいはずがない。
彼女の奥深いところに、
「私は愛されるはずがない」
ずっと突き刺さる頑なな信念が、子どもたへ向けられる。
いつも不機嫌でに満ち、誰に対してなのか分からない憎しみをもつ母に対し、
姉 珠姫(たまき)と、
奏(かなで)と名付けられた弟、クリスタルチルドレは、全存在をもって母に愛を伝えようとした。
(文:夏井誓子)
3.5次元の魂シリーズ:
Act.1 目覚め始めたスターシード
Act.2 「スターシードとは?」
Act.3 「インディゴチルドレンとは?」
Act.4 「無理に友達を作らなくてもいい」
Act.5 「クリスタルの娘(クリスタルチルドレン物語)」
Act.6 「クリスタルの娘(クリスタルチルドレン物語) Vol.2」
Act.7 「クリスタルの娘(クリスタルチルドレン物語) Vol.3」
Act.8 「クリスタルの娘(クリスタルチルドレン物語) Vol.4」
Act.9 「クリスタルの娘(クリスタルチルドレン物語) Vol.5」
Act.10 「クリスタルの娘(クリスタルチルドレン物語) Vo.6」
Act.11 こころはひとつ ママへ
スターシードセッション体験会:
10月14日 日曜 横浜 Special Ver. 「愛 ワークショップ」コズミックハートエナジーに包まれる