フォースとともにあれ! いて座 夜明けを待つ射手は 狙いを定める

2024.11.6  Chikako Natsui
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てんびん座、さそり座の次は、いて座。

1年のうちで、最も太陽の力が弱まる季節。

実質的な冬が始まる。

 

冬至 新たな発出のときまで、太陽神は地下へくだる。

生まれ変わるために。

イエス・キリストの誕生日とされるクリスマスがここにあるのは偶然ではない。

 

 

 

太陽も生まれ変わるの?

 

 

太陽は毎日生まれ変わる。

そして、1年に1度、大きな意味で冬至に生まれ変わる。

だから、冬至は霊的に大きな意味があるんだ。

1年の自然サイクルの始まり。

 

ところで、この頃地上はというと、

陰が深まる 闇が濃くなる

自然サイクルに追随し、人びとにも変化が。

それまで外に向けられていた意識が、内側へと引きこもる。

 

秋の夜長はなにをする?

いにしえの人びとは、いて座が司るこの季節を「哲学」と結びつけた。

太陽が主なら、この時期は1年の総括。そして、新たな太陽神を迎える準備期間といえる。

意識が散漫になりやすい現代とは異なり、自然とともにあった時代。

いや、すべてが自然であった時代といった方が良いだろうか。

人びとは内側への旅を楽しんだ。

そういった時間が人間の進化にもつながった。

 

そのため、いて座は、探求・知識・旅行・思想・自由などのキーワードをあわせ持つ。

まるでそれは、太陽神が次はどのような1年にしようかと思案しているイメージを彷彿する。

また、先述した哲学とともに、いて座を表す神の特性・分枝。

 

 

 

いて座の神?

 

 

そう、いて座の神。神話の元型的存在。

 

 

 

それは、誰?

 

 

真っ先に名前が上がるのは、ケンタウロス族のケイロンだ。

カイロンともいわれるかな。ホロスコープでは、キロンともいうね。

 

 

 

ケンタウロス族? ケイロン? キロン?

 

 

いて座は、ケイロン神話が元型とされている。

ケンタウロス族の賢者。

洞窟に住みながら、その叡智を人びとに授けたといわれているんだ。

 

 

 

ケンタウロス

ギリシア神話に登場する半人半獣の種族の名前である。馬の首から上が人間の上半身に置き換わったような姿をしている。好色で酒好きの暴れ者だが、中には出自の異なるものがおり、彼らは野蛮ではない。クロノスとピリュラーの息子ケイローンは医学の祖とされ、医術の神アスクレーピオスをはじめ、アキレウスなど数々の英雄を教育した賢者として知られ、また不死であった。
ケンタウロス族は戦いにおいてしばしば弓矢や槍、棍棒を使うとされる
星座のいて座は弓矢を持った姿から来ている。ケンタウロスではなくサテュロスともいわれる。
(Wikipediaより)

 

ケイロン

ケンタウロス族の賢者。野蛮で粗暴とされたケンタウロスとしては例外的な存在であり、英雄たちの養育者あるいは教師として知られる。
ケイローンはアポローンから音楽、医学、予言の技を、アルテミスから狩猟を学んだという。
ケイローンはペーリオン山の洞穴に住み、薬草を栽培しながら病人を助けて暮らした。
弓を持つケンタウロスのモチーフは知恵の象徴であるケイローンに由来している。ヘーラクレースとケンタウロスたちとの争いに巻き込まれ、ヘーラクレースの放った毒矢が誤ってケイローンの膝に命中し、不死身のケイローンは苦痛から逃れるために、ゼウスに頼んで不死身の能力をプロメーテウスに譲り、死を選んだ。その死を惜しんだゼウスはケイローンの姿を星にかたどり、射手座にしたという
(Wikipediaより)

 

 

 

 

ケイロンって、スゴい! しかも、洞窟に住んでいたんだ。

 

 

人間でいうところの仙人のような存在かな。

求めることなく、純粋だった。すべてを愛し、受けいれ、救いだった。

さて、いて座に話を戻そうかな。ケイロンは洞窟から世界に叡智を発していた。

「洞窟」という言葉は、暗闇を暗示する。1日のうちで闇が最も濃くなるのは、夜明け前といわれる。

それは、地球上にいるからこそ、そう思える。

朝が来て、昼になって、夜になる。そして、また朝を待つ。

光があるから、闇を知る。

闇があるから、光を知る。

昼と夜 太陽の動きそのものだ。

昼間の時間、夜間の時間

太陽エネルギーの強弱は、四季のうつろいを理解する。

 

 

 

当たり前のようだけど、そう言われると、そうだね。

 

 

地球だからこそ、昼と夜 光と闇 2つの世界を体感する。

最も深い闇もね。そして、おそらく最も明るい光もね。

 

 

 

ちょっと、なにを言っているか、分からないな。

 

 

地球の闇が深くなる。すると、ひとは内側への旅が始まる。

なぜなら、いて座の特質である「探求」が魂に投影されているからね。

旅がしたくなるんだ。それが外側への旅かもしれないし、内側への旅かもしれない。

節目の魂は、必然的に、意識的に、内側への旅へ入る。

なぜなら、なにをしなければならないか、すでに理解しているから。

その旅でなにかを見つけるかもしれない。それを深く探求するかもしれない。

やがて、それは、魂を導く光、ケイロンのごとく強い光になる。

 

 

 

地球だからできること?

 

 

地球だから。ここは経験・体感の世界。あっちとこっちを経験する世界。

だから、いて座は地球ともっともつながりが強い星座といわれる。

また、いて座とのつながりをもって生まれた魂は、それをさだめられている。

 

 

 

なにをどんなふうに経験すればいいんだろう?

 

 

いて座のとき、太陽は再び生まれる準備に入る。

冬至を迎え、新たな出発のときを待つ。

魂もまた同じように、新たな出発に備える。

しかし、単に待っている訳ではない。

いて座のシンボルは「上向きの矢」であることを忘れてはいけない。

それは、立ち昇る太陽、狙いを見定めた矢を象徴している。

射手は、その矢がどこに飛び、なにを射るのかを正確に知っている。

いて座のもうひとつのキーワード、方向性である。

探求や旅、哲学的な時間は、すべてこの「矢」の意味するところへつながっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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