【祈り】カモシカに導かれ　山神に告げられた聖地　　日本三不動　　　　中野不動尊・福島

ゴールデンウィーク、訪れたのは福島県福島市にある、日本三不動のひとつとされる、中野不動尊。

中野不動尊

昔より「中野のお不動様」として多くの人々が参詣した聖地です。江戸以北、特にみちのく地方では昔より「日本三不動のひとつ」と伝えられてきました。
また三不動にはもうひとつ意味があり、中野不動尊には三体の霊顕あらかたな不動明王が祀られていることから「日本三不動」といわれてきました。
三つの不動明王とは、本堂に祀ってある厄除不動明王、祈祷殿に祀られる眼守不動明王、奥の院洞窟内に祀られる三ケ月不動明王です。

「中野のお不動様」で知られており、開かれてから八百三十余年になります。
恵明道人が一匹の鴨鹿に導かれてこの山に入り、そこで山神のお告げによって三ケ月不動明王を祀り、九字の火を点したのが始まりです。その聖火は、今も洞窟の中に燃え続けております。
（中野不動尊HPより）

中野山　案内

曹洞宗の寺院。中野山大正寺と号す。福井県の曹洞宗大本山永平寺の直末寺であり、日本三大不動尊のひとつに数えられる。
中野のお不動様として古くから信仰を集めていた聖地で、日本における六三除けの祈祷発祥の地と伝えられている。１１７９年春、恵明道人が１匹のカモシカに導かれ当地に入山し、未踏の地であった中野の山中に洞窟が人々により長きに渡り掘られ、各施設が建立され寺院として整備されていった。
（Wikipediaより）