魂は、旅を促す。
なぜなら、いつもと違う経験に、
体と心、思考が刺激されるからだ。
人間・土地・建物・動物・乗り物・食べ物、なんでもかんでも、
これまでとは違った一期一会の経験は、大いに感情感覚を刺激する。
これが大事。
感情感覚が発達することで、エネルギーを受信するためのアンテナが、さらに高感度になる。
すると、直観を受けとりやすくなり、
自分探しが楽になる。
魂へ通じる道が見つけやすい。
そして、、外側へ向かっていた旅は、
いつしか、
内側へ向かいだす。
これまでの旅の経験、培ったことをリュックに入れ、
内なる世界への旅へ。
すると、歩き始めてすぐ気づく!
リュックが重い。重すぎる。
このまま内なる世界の旅を続けるのには、どうやら、リュックは軽くする必要があるようだ。
まずはあれでしょ、そしてこれでしょ。
ひとつひとつとリュックからとり出して、これまでありがとうと感謝を込めて見ていると、
不思議なことに手のひらから消えていく。
あれれ・・
ここは、外側の世界と違うようだ。
軽くなったリュックを背負い、内なる旅は続く。
すると、また重い!
リュックが重い。
さっき荷物をとり出してから、少ししか経っていないのに。
戸惑いながら、背中らからリュックを下ろし、ファスナーを開ける。
これでしょ、あれでしょ。
さっきと同じように、必要なさそうなものをとり出しては、感謝を伝える。
すると、さっきと同じように消えていった。
ここは本当に、不思議な世界だ。
さて、先に進もう。
リュックを背負い直し、旅は続く。
見たことのない光景・出来事に興味を抱きながら、先へ先へと歩いていく。
どこへ行くのだろう? どこに向かっているのだろう?
決めてるようで、決めかねて、決めるのが怖いような気もするし。
でも、なにかに急かされでもするように、「ここしか歩いてはいけません!」誰かに言われでもしたように、
まっすぐの道を歩いている。
真っ直ぐの道と、思っていのは勘違い。
振り返って見てみれば、グルングルンと曲くねっているではないか。
ある時は山に隠れて見えなくなったり、川に遮られたりしている。
へ〜 いく道はあっすぐに見えるけど、
来た道は、とてもユニークだ。
すると、突然、リュックが重い!
またまた、リュックが重い!
これまで無かった不安が湧き上がる。
また捨てるの? 培ってきたものを、また捨てるの?
これからの旅・先々への不安と自分が自分では無くなっていくような恐れが合わさって、奥の方から姿を表す。
それそれ! それだよ!
今、捨てるのは、ソレだよ。奥の方から姿を表したものだよ。
内なる旅が進むほど、軽くなる。
重荷が解けていくから。
生きづらくしていた感情や過去の記憶、反射的に動いた思考のクセなどが少しずつ片されていく。
意識的に手放すもの、
無意識からひょっこり現れたもの、それは、忘れていた記憶や過去生からやってきた亡霊かもしれない。
どちらにせよ、内なる旅の奇妙な出会いと懐かしい再会。
リュックの中身をとり出した時と同じように、目でみて、感謝して、さようなら。
それは、愛しんでも懐かしんでも、伝えてくる感情感覚を大事にする時間。
立ち止まった時間は長かったけど、それもまた旅の醍醐味。
それでは、先に進もう。
先? 先とはどこだ?
この辺りまで来ると、ぼんやりと行き先が見えてくる。
おそらく、あそこだろう。あそこに向かっているはず。
相変わらず、行き道まっすぐ。
きた道・・かすんで見えなくい。
ところどころで、リュックが重くなれば中身を出して、
思いがけない出会いがあれば道草して、その繰り返し。
ほとんど中身が残ってないリュック。
全部ここに置いていくか?
でも、そうするのには躊躇がある。
しかし、内なる声はいう。
「新しい世界に持っていくことはできない。不要なものだ」
やっぱりね。
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