ファミリーコンステレーション 「柘榴」 天の神々の意図 

2024.2.7  Chikako Natsui
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霊は分化し、

魂へ、

魂は、個になり、

肉体へ。

 

The 人間!

 

分化、ついで、分化。

広がり続けたエネルギーの裾野は、

地球の進化、変容と同期しながら、

折り畳まれる、回収される。

 

細胞の再構築・再編成。

 

肉体は、魂の支配下に入り、

魂は、霊に吸収される。

 

さて、水瓶座の時代への移行が始まり、

人間システムのアップデートがなされていく。

 

 

先に述べたとおり、

魂は、霊が分化したもの、

ひと塊りからなる。

 

まるで、

柘榴の実のようだ!

 

どの粒食べても、ほぼ同じ。

甘酸っぱい、実。

 

 

 

 

「柘榴」

 

大切なメッセージ。

 

柘榴 その霊的な意味は、

「子孫繁栄」

「死と再生」などがある。

 

子孫繁栄は、たくさんの粒からなっている柘榴の形からきているのだろう。

 

では、死と再生は?

 

それは、女神・ペルセフォネに由来する。

 

ペルセフォネ。

ギリシャ神話では、全知全能の神・ゼウスと豊穣の女神・デメテルの娘。

そして、春をもたらす農耕の女神にして、冥界の女王。

それが、地上にいるときは、コレーと呼ばれ、冥界に行ってからペルセフォネといわれるようになった。

母・デメテルとともに、乙女座のストーリーを作る。

 

神話では、ペルセフォネが妖精たちと野原で遊んでいたところを、急に大地が裂け、黒い馬に乗った冥界の王・ハデスが現れ、冥府へ連れ去ってしまった。

 

(以下、Wikipediaより)

その後ゼウスがヘルメースを遣わし、ハーデースにペルセポネーを解放するように伝え、ハーデースもこれに応じる形でペルセポネーを解放した。その際、ハーデースがザクロの実を差し出す。それまで拒み続けていたペルセポネーであったが、ハーデースから丁重に扱われていたことと、何より空腹に耐えかねて、そのザクロの実の中にあった12粒のうちの4粒(または6粒)を食べてしまった。

そして母であるデーメーテールの元に帰還したペルセポネーであったが、冥府のザクロを食べてしまったことを母に告げる。冥界の食べ物を食べた者は、冥界に属するという神々の取り決めがあったため、ペルセポネーは冥界に属さなければならない。デーメーテールはザクロは無理やり食べさせられたと主張してペルセポネーが再び冥府で暮らすことに反対するも、デーメーテールは神々の取り決めを覆せなかった。そして、食べてしまったザクロの数だけ冥府で暮らす(1年のうちの1/3(または1/2)を冥府で過ごす)こととなり、彼女は冥府の王妃ペルセポネーとしてハーデースの元に嫁いで行ったのである。そしてデーメーテールは、娘が冥界に居る時期だけは、地上に実りをもたらすのを止めるようになった。これが冬(もしくは夏)という季節の始まりだという。農作物の消長の原理はこの神話によって説明されている

 

 

このようにして、地球に四季ができた。

 

すると、今、北半球は、ペルセフォネが冥界にいる冬の季節。

そして、現在、水瓶座のタイムゾーンのであり、冥王星が滞留中。

そのためか、冥界の王・ハデスとのシンクロニシティが起きやすい。

また、この生で、わたし自身が、乙女座生まれのため、ペルセフォネ神話のカルマを受け、この世界でそれを解放するという宿命がある。

 

デメテルとペルセフォネの母娘関係

死との関わりと受容

 

霊的観点からいえば、魂が肉体に入るのは、妊娠3ヶ月の頃。

すると、ちょうど今頃、わたしの魂は母親のお腹に入ったことになる。

興味深いことに、わたしにとっての人生の分かれ道も2月に起きやすかったことに気づく。

 

魂の学びによって、時期的なものには差異が生じるだろうが、

神話の再体験は、非常に興味深い。

 

実は、体験すべく神話は、それぞれ。

ひとつひとつ、体験することもあれば、

二つ、三つ重と、複数重なることもある。

なぜなら、人間は、複数の元型に影響を受けるからだ。

 

そして、やがては、それを解放する。

 

 

わたし自身の話をすれば、

母が亡くなったことで、元型が一気に現れた。

 

母娘関係

死との向き合い

 

母が生きていれば、気づくことはなかっただろうし、

死は怖かったが、それほど身近ではなかった。

だが、魂は、変容を求めた。

 

 

母・デメテルの庇護の元にあったペルセフォネは、恐れも憂いもなかっただろう。

無理やり引き離され、これまでとは違った世界での経験が始まった。母娘分離。

そして、冥界の王・死を表すハデスは、ペルセフォネに新たな世界をもたらした。

いわゆる死と再生の原型となる、ひとつの物語。

 

わたしは、死が怖かった。同時に、興味があった。

死にたいとか、そういうことではなく、「死」が表す世界観・儀式感とでもいうのだろうか。

怖いけど、惹きつけられる。不思議な感覚。ここには、過去性が秘められている。

しかし、死にたくはなかった。だから、生きるために必死にワークをした。

ある日のワーク中のこと、イヌの姿をしたエジプトのアヌビス神が追いかけてくるので、必死に逃げた記憶がある。

アヌビス神もまた、死を司どる神だ。

 

死は、多くの人に恐れの感情をもたらしがちだが、

ひとつのことが終わる。それが、死だ。

新しいことが始まる。それが、再生だ。

ひとは一つの生で、何度も生まれ変わる。

また、まさに、デメテルとコレ(ペルセフォネ)が司どる、大地の移り変わり・四季もそれだ。

 

ところで、ペルセフォネに焦点を当てて話を進めたが、

デメテルは、ペルセフォネ。

ペルセフォネは、デメテル。

ここに、脈々と受け継がれ、この世界で再体験する親子関係の課題がある。

 

それを新たな段階へ導く冥王・ハデス!

死を超えた先へ送りだす。

 

そして、柘榴といえば、もう一つのエピソード。

 

 

「ザクロの聖母」

 

サンドロ・ボッティチェッリが1487年頃に制作した板上のテンペラ画である。「トンド」としてよく知られている円形式を用いることにより、中心人物である聖母マリアと幼子イエス・キリストに焦点が当たっている。

絵画の中で、ボッティチェッリは表現されている人物を非常にたやすく識別できるようにした。中央の聖母マリアとして知られている聖母は、その両側に3人ずついる天使に左右対称的に囲まれている。聖母を取り巻く天使たちは、ユリとバラの花輪で聖母を崇拝してい。イエス・キリストはザクロの上に片手を置いて、聖母マリアの腕の中に穏やかに横たわっているが、聖母マリアとイエスは二人とも悲しそうな表情をしている。聖母マリアとイエスの表現は、神の子イエスが将来耐えるであろう痛みと拷問を鑑賞者に思い起こさせることを目的としたものである。(Wikipediaより)

 

 

残念ながら、ここに掲載できる画像はなかったので、ご興味あれば、検索をm(_ _)m

 

 

 

星々がシンクロし、その時々にメッセージを送る。

送られてきた単語は、内なる世界で「ピタリ」を探す。

 

「柘榴」に案内されて、

オリンポス・冥界・現界・現在・過去を行ったりきたり。

 

無意識が、意識化され、

 

現れた言葉は、

 

「新たな世界」

 

 

 

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