フォースとともにあれ! 魂の光が強く、大きいのなら

2023.12.15  Chikako Natsui
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結局のところ、

この世の人の悩みの大部分は、

魂との離反だ。

今のところは・・・だが。

 

 

例えば、

 

「信頼」

 

行きつくところは、

 

ひと的意識と魂意識の話になる。

 

両者の架け橋が頑丈で広くつくられているなら、「信頼」は、その言葉を持ちだす必要もなく、ものごとは始まり終わるだろう。

両者の架け橋を流れるエネルギーは、その人間を満たし、魂は喜び、大宇宙の祝福に包まれる。

その感覚は、人間世界の言葉で言い表すことは、難しいが、人間世界のあらゆる理想的な関係性が網羅されている。

言葉にしなくても、それは、そこに「ある」。

 

魂の光が大きく、強いのなら。

 

 

 

 

 

「それを・・・」

「すると、欲望が言った。「わたしはお前が下降するのを見なかった。でも今わたしは、お前が上昇するのを見る。
いったい、お前はわたしに属しているのに、なぜ偽りを言うのか」。

魂が答えた。「わたしはあなたを見た。あなたはわたしを見たこともなければ、わたしを知りもしない。
あなたは、(わたしが身につけていた)着物をわたしの(真)の自己と(とり違えて)しまった。
そして、あなたはわたしを認識しなかった」」

「これらのことを言ったあと、魂は大いに喜んで去って行った」。

「さらにまた、それは、無知と呼ばれる第三の勢力のところにやって来た。「それは」魂に注深く問いただして言った、
「どこへ向かってお前は行こうとしているのか。お前は邪悪によって拘束されている。いかにもお前は拘束されている!
人を裁いてはいけない!」」

「それでは、魂は言った「わたしは人を裁くなどしたことがないので言うが、あなたはなぜわたしを裁いているのか。
わたしは(いかなるものも)拘束したことはないのに、拘束されてきた。わたしは知られてこなかったのに、
わたしは、地上のものであれ天上のものであれ、すべては解体されることを認識してきた」」。

「魂は第三の勢力を打ち破って、上昇し、第四の勢力と出会った。それは七つの姿があった。
第一の姿は暗闇、第二は欲望、第三は無知、第四は死への熱望、第五は肉の王国、第六は肉の愚かな知恵、
第七は怒れる者の知恵、これらが怒りの七つの勢力たちである」。

「それらが魂を審問した、「お前がやって来たのは、どこからか、殺人者よ。
そして、お前が向かっているのはどこなのか、空間の征服者よ」」。

「魂は言い返した、「わたしを拘束するものは根絶された。わたしを包囲するものは撲滅された。
そして、わたしの欲望は終わりとなった。無知は死んだ。
世界にあって、わたしが拘束から解かれたのは、世界からであり、[そして]範型の中にあって、上なる範型からであり、また、時間の中にある忘却の鎖(から)である。
これから先、アイオーンのしかるべき時のために、わたしは沈黙のうちに休息を受けよう」」。

マリアはこれらのことを言ってから、沈黙した。救済者が彼女に語ったのはここまでであったから。

(「マグダラのマリアによる福音書」より)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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