名草巨石群
厳島神社の境内の奥、弁天沢の中にあります。
巨石群は全国的にも珍しく、花崗岩特有の「玉ねぎ風化」といわれる風化現象を示す貴重なものです。
名草(なぐさ)の弁天さまの社伝前には、胎内くぐりで知られる高さ11mあまり、周囲30m以上もあるお供え石、弁慶の手割り石など、多くの巨岩、奇岩がみられます。
巨石の下にはきれいな岩清水が流れ、絶好の癒しの場所です。
(足利市市役所HPより)
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住所: 栃木県足利市名草上町4990
名草厳島神社から横道に入り、名草巨石群を目指す。
道は整備されているので、歩きやすい。
山の中ではあるが、柔らかなエネルギーが流れる。
人の手が加えられているような印象があるが、程よく中和しているのだろうか。
道の両脇には岩がゴロゴロしている。
なんとなく息が上がってきた頃に、厳島神社の奥宮とされる巨石群が見えた!
石碑の側にある樹の枝が印象的。
その姿に、ジブリ映画「もののけ姫」の登場人物・シシ神を連想する。
調べたところによると、名草巨石群は、約10万年前の火山活動で噴出したマグマが冷え固まったもののようだ。
経時変化が興味深い。
熱々の岩だったものが冷え、苔むし、草木が生え、太陽や雨風の刺激もあったろう。
人びとの祈りや動物の生命活動もあったかもしれない。
さまざまな氣が出会い、交じり合い、この形。
しかし、これが終わりではない。内なるものと外なるものがむすび合わされ、形容は変わり続ける。
動画
巨石がたくさん!
巨石の間に入り込んで写真撮影をしていると、小さく「御船岩」の石柱。
日本全国、岩船伝説は多い。
こんな船で海を渡れっこないと思っていたが、
他の惑星からやってきたUFOかも?と、思うようになった。
名草巨石にある岩船は、特にそうイメージさせる。
現在の人間の脳機能で思考すれば、ありきたりな答えしか出てこない。
その枠を逸脱するからこその霊能。
興味深い。逆に、人心をコントロールするなら、怖いことであり、大宇宙の法則から大きく逸脱することになる。
何万年と経過し、今となってはただの岩。眠れる岩船は、突如してその本来の姿となり、
大宇宙の法則を大きく逸脱した魂を宇宙の果てへと連れ去るかもしれない。
なんてな、妄想も。(笑)
さて、この日、花崗岩は、地球のパワーと進化の秘密を内包し、寝ていた。
そのせいもあって、とても静かだ〜。
しかし、花崗岩のパワーは伝わってくる。ここでもまた身体が反応する。
それを目掛け、天の氣が強まる。
それでも、石たちは眠りこむ。
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