「神よ、許したまえ〜」
そのような表現を聞くが、
実のところ、一番許していないのは、自分なのではないだろうか。
自分自身
自分が自分を許せない。
今の生を、清く正しくありたいと思えば思うほど、
重苦しい過去から持ちこしのエネルギーに包まれる。
頭の中に、過去からの亡霊がしのびこむ。
ヤツがやってくる。
そして、私にダメだしをする。
すると私は、今以上に、必死に頑張る。
一生懸命、努力する。
何がなんでも、しがみつこうとする。
・・・・・。
気づけば、
私にダメだしをしていたのは、
自分だった。
ヤツとは、
過去からやってきた亡霊。
すなわち、過去に生きた自分。
過去生。
自分自身
自分を叱咤激励するのも、
尻を叩いて走らせるのも、
踏ん張らせるのも、
他でもない、
自分自身。
それは、
いいも悪いもない。
生き方のくせ。
過去の亡霊がヒタヒタと近づいてくる。
すると、条件反射のように、
自分にダメだしをする。
「まだ、お前は許されていない」
まるでそう耳元で囁かれでもしたように、
罪悪感と自己卑下が、
脳を刺激し、
動かす。
過去の重苦しいエネルギーは、
人間の根底に組み込まれ、
この次元・世界を動かしている。
恐れ・苦しみ
怒り・悲しさ
・・・
お馴染みのエネルギーは、
幸せになってはいけない。
許されてはいけない。
それは、人間界の
デフォルトのようだ。
ゆえに、
あらゆる方法で、
自分自身を追い込む。
必死、頑張る！
これは、ひと的意識。
魂意識は、ちと違う。
まずもって、
自分を許すのなら 他者を許す
自分を愛するなら 他者を愛する
自分を信じるなら 他者を信じる
大宇宙は、
あらゆる方法で、
愛を伝える。
光の兄弟姉妹も、
あらゆるチャンネルで、
愛を伝える。
そもそも、
大宇宙の愛がゆえに、
わたしたち人間は存在している。
大宇宙の愛を具現化したのが、
人間。
人間は、愛なのだ。
