山霊
山に宿るとされる神霊の総称。
古来日本の山の多くは山岳信仰の対象として聖なる山として祀られており、そうして山には様々な神々や霊が宿るとされていた。
また山は霊界に最も近いところとも言われ、死者の霊が集うとも言われていた。そうした神々や霊の総称を山霊と呼ぶ。(Wikipediaより)
2022年10月 新月は、茨城県にある筑波山にてライトワーク🌟
筑波山
筑波山 | 観光情報 | 一般社団法人つくば観光コンベンション協会
富士山と対比して「西の富士、東の筑波」と称される。
茨城県つくば市北端にある標高877 m)の山。
筑波山神社の境内地で西側の男体山(標高871m)と東側の女体山(標高877m)からなる。
山中には巨石、奇石、名石が数多く散在し、それぞれに名前がつけられ、多くの伝説を生み、それらに対する信仰が今日でも受け継がれ、山そのものが「神域」として崇められている。筑波神社境内社や随神門など、県や市の指定文化財となっているものが多数存在す。
開山以来、「結界」が張られており、荒れた時代もあったが、現在でも「霊山」であり山の万物が「神体」とされている。
「夜間は男体・女体の神々が御幸ヶ原に出現する」ため「二人の遊楽を妨げてはならず入山しない」とする文化がある。
(Wikipediaより)
関連記事:
ライトワーク🌟 さそり座の新月&部分日食 変容の月は山霊界へ! その1 筑波山(女体山)・茨城
女体山から御幸ヶ原を経て、男体山へ向かう。
傾斜があるものの、途中までは比較的歩きやすい道。
しかし、間もなく頂上!・・というところから、
傾斜がキツくなり、大きな岩がゴロゴロと横たわっていた。
小休止をしながら、「ここを上がっていくのか〜」と、
水分補給をしながら、上り下りする人びとの動きを研究。
どこから登ると安全か、楽そうか。そんなことを考えながら、ぼんやり眺める。
見知らぬ方が、ひと足先に登りを開始。
やっぱりそこから行くよね〜と、自分の考えとピタリと一致したことに満足し、私たちもスタート。
手をつかい、足を伸ばし、よっこらしょ、どっこいしょとしていると、普段つかっていない筋肉が反応。
下山後のお風呂では念入りにマッサージしようなどと考えていると、思わず足を踏み外しそうになる。
集中、集中。
そして、男体山頂到着!
男体山御本殿
ご祭神 筑波男大神 伊弉諾尊
男体山御本殿と向き合うように、はるか向こうに見えるのは、雪を冠った富士山!
前日の冷え込みからか、いつの間にあんなに雪!?
写真中央に、雪をかぶった富士山!
富士山と筑波山は向き合い、まるで相談事でもしているよう。
女体山でもそうだったように、今、この時、男体山頂にいるのは私たちだけ。
いわば神配慮とでもいうのだろうか。
狭間。
人智を超えたエネルギーフィールドに身を置き、不可思議な交信が行われる。
テレパシー。
通信しあった内容は、そこでは意識にあがることはなく、いずれ、「その時」がくれば、扉の鍵は外される。
風に吹かれ、まどろみ、時に眼下の関東平野、さらには遠くの富士山とシンクロしながら、静かな時間を過ごした。
やがて、私たちの時間はしゅ〜りょ〜の合図。
他の登山客がやってきた。
筑波山との語らいはこれにて終了!
いやや、山頂までやってくると、筑波山と語り合うというよりは、そこから見える景色との語らいという気分になる。
さて、男体山に別れを告げ、下山。
ゴロゴロ石に足をとられないよう、先ほどにも増して集中する。
そして、御幸ヶ原へ到着!
お昼時間も過ぎ、ちょうどお腹もすいた。
また身体の動きを止めると、途端に寒くなり、温かいものが恋しくなる。
御幸ヶ原には食堂が数軒ある。
どこに入ろうか〜と迷ったものの、女体山から男体山へ向かう時、最初に声をかけてくれたお店に入った。
私が注文したのは、けんちんうどん!
寒い日にはピッタリのメニュー。
食べながら、話ながら、席から見える景色もまた雄大。
日光や那須の山々が連なっていた。
山霊諸君は、シンクロし、信号を送りあい、語り合っているようだ。
お腹は満ち、体が温まったところで、次のスケジュール。
今度はケーブルカーで筑波山神社を目指す!
筑波山ケーブルカー&ロープウェイ
筑波山頂駅
数日前からの天気予報では、この日、筑波山は雨。
だが、そうはならず。良い天気!と、いえないまでも、たまに太陽が見え隠れする。
どんよりでもない、カラッともしていない。
なんとも幻想的な天候。
そんな天の氣と筑波山が発する地の氣がシンクロし、この日、この瞬間のエネルギーフィールドが出来上がっていた。
筑波山頂駅でケーブルカーを待つ間、とても寒く、早く乗りたい!と思うものの、一方では、後ろ髪をひかれるような、心残りのような気持ちになる。
それは、山の魅力・魔力なのだろう。
山霊界にあるスピリットたちがなすイリュージョンともいえる。
そして、発車の時刻。
遠足に来ていた小学生の賑やかさとともにケーブルカーに乗り込み、人間界へ戻っていった。
続く。