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大嶽山那賀都神社
住所:山梨県山梨市三富上釜口617
拝殿から少し後方へ進む。
※本殿は大嶽山中にあり、参拝はできないとのこと。
願掛け龍神
境内社
大嶽山那賀都神社の奥宮は、国司ヶ岳の天狗尾根にある。
詳しくは、神社HPより。
こちらには、その遥拝所がある。
「日本武尊東夷御征定の砌、甲武信の国境を越えさせ給う時神助を蒙り、神恩奉謝の印として国司ヶ岳の天狗尾根(2,159M)に佩剣を留め置き三神を斎き祀る。」(大嶽山那賀都神社HPより)
さらに奥へ進むと、奥宮遥拝所の案内。
案内に剣の印。
日本武尊の剣ですな。
ここから奥宮が遥拝できる。
小さな鳥居が目標。
遥拝所のすぐそばに、中津国の案内。天と地の狭間にある場所。
すると、その先に橋がある。
その向こうにも祠がいくつかあるのが見える。
扉で入れないようになっているようだが、、
写真だけでもと、そろそろと橋を渡る。
すると、次の案内。
「神気を摂り込む法」
そんなわけで、やってみた!
水の流れ、
氣の流れが、
心地よい!
小さなダムのような場所。
動画はこちらから!
橋の先にあった扉は、山から動物が人間界へ来ないようするためだった。
すると、この橋は界と界をつなぐ。
そんなわけで、扉を開いて、界を超える。
山の神の鎮めか、荒ぶる地の氣を鎮めるためか、ここにはたくさんの祠がある。
こちらは、樹の八百万をお祀りするため?
界を超え、山側から川を眺める。
この先に奥宮がある。
そして、界を超え、人間界へ戻る。
境内の散策を続ける。
御神水
境内社
神楽殿
随神門を出て、帰途へ。
陰・陽の道。
往路とは違う道。
境内社
往路では渡らなかった橋。
全体的な寂れ感が、この地のエネルギーの大きさを表している。
この地にある激しく大きな龍神のエネルギーが、大嶽山那賀都神社を取り巻いている。
水の様相が強く現れているが、大きや岩やユニークな樹々たちをみると、それだけではない。
ご祭神の顔ぶれに合点がいく。
また、山頂にある奥宮。磐座に真っ逆さまに刺さった日本武尊の剣は、雷神を思い出す。
ご祭神
大山祇神
大雷神
高龗神
日本武尊が国司ヶ岳の天狗尾根に我が剣を突き刺した瞬間、雷鳴が轟き、突風が吹き、豪雨にさらされる。
天と地がつながったその瞬間だった。
やがて、幾重にも重なりあっていた厚い雲は裂け、天の御使たちが現れた。
そのような映像がありありとみえる。
さて、この御山に課せられたのは、どのようなミッションなのだろうか。
そのようなことを思い浮かべながら、山・樹・水の氣を楽しみながら、帰途へつく。