【祈り】パワフルな地の氣とダイナミックな天の氣の狭間 杉の木立に囲まれ、ひっそりと鎮まるお社!  三夜沢赤城神社・群馬

2022.10.17  Chikako Natsui
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赤城山 大沼に鎮まる赤城山から、次に訪れたのは、赤城山南麓 三夜沢町にある三夜沢赤城神社。

 

 

三夜沢赤城神社  (前橋まるごとガイドより)

 

ご祭神

大己貴命
豊城入彦命

 

正式名称は「赤城神社」であるが、他の赤城神社との区別のため「三夜沢赤城神社(みよさわあかぎじんじゃ)」とも呼ばれる。関東地方を中心として全国に約300社ある赤城神社の、本宮と推測されるうちの1つである。

赤城山の南側の山腹に鎮座する。明治時代以前は東西2宮であったが、明治時代以後は1宮となった。
参道は一の鳥居で南の大胡方面、東の苗ヶ島方面、西の市ノ関方面の3方向に分かれている。
大胡方面に続く道には江戸時代に植えられた松並木が現存する。

創建は不詳。神社の由緒によれば、上代に豊城入彦命が上毛野国を支配することになった際、大己貴命を奉じたのに始まるとされる。
当社から約1.3km登った地には「櫃石」と呼ばれる磐座を中心とした祭祀跡が残っており、古代祭祀の様子がうかがわれる。
(Wikipediaより)

 

 

惣門

 

 

ご由緒

 

 

三夜沢地区の案内

 

 

惣門から参道へ入る。すると、間もなく手水舎。

そばには立派なサワラの木。

 

 

手水舎

 

 

手水舎の後ろは池がある。神池。

 

 

この池は、とても幻想的だ。

そして、パワフル!

 

 

間もなく龍神となるスピリットがお住まいで。

 

 

参道の木々と池、そして、太陽のエネルギーのシンクロニシティ。

心地よい氣がつくられる。

 

 

参道にあったのは、

 

神代文字の碑

 

神代文字とは?

漢字伝来以前に古代日本で使用されたと紹介された多様な文字、文字様のものの総称である。
神代文字と称されるものには、神話や古史古伝に深く結びつき神代に使用された文字であると主張されているものと、後代になって神代文字の一種とみなされるようになったものとがある。
主に神社の御神体や石碑や施設に記載されたり、神事などに使われており、一部の神社では符、札、お守りなどに使用するほか、神社に奉納される事もあった。(Wikipediaより)

 

 

神代文字の碑の後方は、林。

 

 

参道

 

大沼近くにある赤城神社周辺とはまた違った氣だ。

水辺とはいえ、山頂は男性的で陽の氣が強い印象。

麓とはいえ、ここも赤城山。

氣が良いのは納得だが、上のお社とは違い、三夜沢赤城神社は水の氣を強く感じた。

 

 

参道が続く。

 

 

拝殿

 

 

三夜沢赤城神社 文化財案内

 

 

三夜沢赤城神社 たわら杉についての説明書

 

境内には杉の大木が多数ある。

 

「俵杉(たわらスギ)」は、中門南側とその西隣に立つ3本のスギの大木の名称。本殿前の2本は左右一対で並ぶ。
名前の由来として、藤原秀郷(俵藤太)が平将門討伐のため上野国府に向かう途中、献木として植えたと伝えられる。
群馬県の天然記念物に指定。(Wikipediaより)

 

 

ここはパワーのある杉が多く、どれがたわら杉だったかと、いまひとつピンときていない。

 

三夜沢赤城神社は、森の中にお社が隠れているような印象だ。

木のパワー、自然界のエネルギーが強い!

 

森の中に佇んでいると、グッと、陽の氣が強くなった。

体が自然と、光の儀式態勢。

 

おっ! 結ばれる氣ですな。

 

 

天の氣と地の氣がレイライン上に像を現す。

結んで開いてを繰り返していると、

 

 

めでたく、結ばれた。

産霊(むすひ)。

レイラインの中に、「∞」「8」の印。

 

 

天と地

陰と陽

の、結婚!

 

改めて、赤城山のパワーに気づかされる。

ここから、少し先には、古代祭祀に使われていた磐座があるというにも納得だ。

古代の人びとは、天地に伏し、祈り、感謝した。

 

 

時を忘れ、杉木立の中を遊んだ。

 

そして、拝殿の向こう側にも何かあったことを思い出し、そちらへ向かった。

 

 

神楽殿

 

 

拝殿に向かって左方向。

こちらにも立派な杉の木が並ぶ。

 

 

杉の木をお祀りする祠だろうか。

 

 

神楽殿と杉の木のシンクロニシティ!

すると、陽の氣が強くなったことに気づいた。

 

光の儀式をしてみると、

ものすごい量の太陽エネルギーがはっちゃけながら、この辺りを取り囲む。

それは、何重にもなって、まるで光のダンスを見ているようだ。

 

 

なるほど、神楽殿とはよくいったものだ。

 

そもそも神楽とは、

 

一般に、「かぐら」の語源は「神座」(かむくら・かみくら)が転じたとされる。神座は「神の宿るところ」「招魂・鎮魂を行う場所」を意味し、神座に神々を降ろし、巫・巫女が人々の穢れを祓ったり、神懸かりして人々と交流するなど神人一体の宴の場であり、そこでの歌舞が神楽と呼ばれるようになったとされる。古事記・日本書紀の岩戸隠れの段でアメノウズメが神懸りして舞った舞いが神楽の起源とされる。アメノウズメの子孫とされる猿女君が宮中で鎮魂の儀に関わるため、本来神楽は招魂・鎮魂・魂振に伴う神遊びだったとも考えられる。

神楽は、宮中の御神楽(みかぐら)と、民間の里神楽(さとかぐら)に分けられる。
(Wikipediaより)

 

 

見方を変えれば、神楽殿とは八百万たちが歌い、踊り、楽しむために集う場所と考えられる。

光線が賑やかなくらい集まって来るのも理解できる。

この瞬間、複数の八百万が神楽殿を依り代にしていたのかもしれない。

 

 

拝殿があり、本殿があり・・・と、他のお社となんら変わらない神社構成ではあるのだが、

ここ三夜沢赤城神社は、杉のパワーにそれらが覆われているような印象だ。

 

 

こうして、記事を書きながら、改めてこの地とシンクロしてみると、

ご祭神のひとり、豊城入彦命のエネルギーを強く感じる。

正直なところ、この人だれ?と、これまで余り氣が向かなったご祭神。

調べてみると、第十代崇神天皇の第一皇子らしいのだが。

 

豊城入彦命

今、この瞬間には、はっきりした言葉は浮かび上がってはこないが、

暗示的なものを感じる。

道の先のまた先から、何かがやってきそうな予感もある。

 

 

さて、拝殿から階段を降りると、湧き水がある。

ご神水とされ、誰でもいただけるようだ。

 

 

 

三夜沢赤城神社。

境内のどこにいても、ものすごい力強さだ。

地の氣の強さが、

大きな天の氣を引き寄せる。

天と地のシンクロニシティが、狭間にある世界を刺激する。