ある日の深い瞑想のこと。
「せかいせいふく」
そんなメッセージがやってきた。
別の意識が応える。
世界征服。
言葉のイメージに別の意識がおののき、恐れをキャッチする。
別の次元で、変容した意識たちが、まるで人格を与えられたようにコミュニケーションしている。
最後は、世界征服=世界聖復で、すべての意識が納得した。
聖復
聖なるものの復活
こんな言葉が世の中にあるのだろうか? 気になって調べてみれば、通常使われている言葉ではないようだが、キリストの復活に通じる。
聖書などには詳しくないが、なるほど、そういわれてみれば納得する。
瞑想は終わっていたが、複数の意識の会話は続いていた。
「ところで、世界征服しちゃうわけ〜?」
「ありえないよ〜。」
「きっと奥の、奥の、奥の方では、そういうダークなことを思っているんだよ〜。」
「それは、怖いよね〜。闇、影、ダークサイド、エゴってやつ?」
ダークな内容にも、軽快にコミュニケーションする意識同士。
そろそろまとめてみるかと、シャッキリしている意識が語り出す。
世界征服を目論んではいない。しかし、わたしの内に残るエゴ、闇のエネルギーを見つけて、そこをダークサイドのエネルギーが刺激した。
目醒めがオールドソウルは、真偽のエネルギーはすぐにかぎ分ける。
ひととしての反応、心身、感覚の反応で、魂が喜ぶかどうかが分かる。
これが、エゴをかき集めて生きる若い魂ならば、ひとたまりもないだろう。
自分こそが世界の王だ!
表向きは、腰の低いサラリーマン。自分自身のエネルギーが弱くても、内なる闇とダークエナジーが合わさったなら、何倍もの大きな闇のエネルギーによって動かされる。
時代ごとに、ダークサイドは自分たちが支配しやすい魂を選ぶ。
そのものがもつ内なる闇、ネガティブエネルギーとシンクロし、入り込み、感情や思考をコントロールする。
弱いところを絶妙なタイミングで点いてくる!
寂しさを抱えた魂には、他者を介し、偽りの友情や愛を魅せられる。
愛が分からず成長した魂には、魅力的な異性やお金など、目にみえる形で与えてくる。
意識にはあがってきていない感情をダークエナジーは見落とさず、巧妙なストーリー展開によって入り込む。
しかし、ダークエナジーがつくったものは、現象界でみせられる泡沫の夢のごとし。手にいれたかのようにみえても、次の瞬間には泡と消える。
自分自身の変容によって、魂のエネルギーを具現化したものとの大きな違い。
ダークエナジーの影の支配が長らく続いた。
内なるネガティブエネルギーを操られた魂は、恐怖によって他者を支配することを覚えた。
恐怖の連鎖 支配の連鎖による時代。
内なる悪魔は、自分の外に敵となって現れ、戦へと駆り立てる。
古代。
天と地の界が曖昧だった頃、異界同士がエエネルギーによって行き来できていた頃、ダークサイドに操られた宇宙神子がいた。
ひとの世界では神官という役割を選んで転生した。
しかし、長く続いた宇宙戦争で傷つき、ネガティブエネルギーを解放することなく地球へやってきた神子は、まもなくダークエナジーに支配されるようになった。
そして、それはまるで神からの託宣のように恐怖を人々に伝え、苦しめるようになっていった。
神子でありながら、あまりに重い波動が、魂とのつながり、大宇宙とのつながりも断絶した。
どんな時代であっても、自分の内なる闇がダークエナジーを呼びよせる。
そして、それを嗅ぎ分けるのが、オールドソウル。
古い魂。
大宇宙からほどなく分離した魂。
ネット上の情報を見ていると、オールドソウルがひとになると、こんな感じ〜的な内容が多い。
確かに、そうだろうが・・・。
少々物足りなさを感じる。
オールドソウルの魂を表現するなら・・・
以前は、まだ言葉が出てこなかった。
それが、この頃では徐々に映像を見せられるようになっていった。
しかし、オールドソウルといっても何段階にも分かれているのと、魂の役割によっても生きかた、経験することが違う。
「わたし」として話をするなら、エネルギー体だった頃の感覚が微妙に残っているということだ。
目で見たわけではないのに、その頃経験した惑星の様子を魂が覚えていて、改めて、脳のなかで映像として作られ、改めて見せられる。
地球であり、他の惑星であり。
真のエネルギー
偽のエネルギー
それを繰り返して生きた。真偽、真偽、真偽・・・よって、なにが大宇宙のエネルギーなのか? なにが惑わすために作られたエネルギーなのか? 区別がつきやすい。
実際、この世界は、まだダークエナジーに大きくコントロールされているといってもいい。
しかし、魂段階が進んでくると、真でも偽でもどっちでも良くなってくる。
結局、表と裏だよね〜となって、あっちだこっちだというのが馬鹿らしい。
ま、なんでもいいんじゃね〜。
ま、どっちでもいいよ〜。いまが楽しきゃ!
って、ことになってくる。
オールドソウルは、分割、区分、境界がだんだんと曖昧になってくる。
こだわる、執着する、ということが面倒になってくるといって方がいいだろうか。
他者がなにをどう選ぼうとお好きなように!と、思っていて、わたしはなにかの教義や観念、団体に属するなどには興味はもたない。
どんな教義であっても、始まりはひとつで、終わりもひとつになる。
魂の成長のため、霊的進化のため、この生では「それ」を選んだのだろうから。
今生ではキリスト教だけど、来世は仏教を選ぶかもしれない。
結局は、輪廻転生を繰り返して、すべての教義を学ぶようになる。
過去生で宗教戦争に参加したことがある。あれはなにと戦っていたのだろうな〜と目が遠くなる。
それぞれの教義の光と闇を経験し、学ぶためだったのだろうか・・・。幾度かの生を経て、いま納得する。
そんなわけで、聖復とは、アセンションのことをいっているのだろう。
地球が次元上昇し、大宇宙の周波数へと近づいていく。
おのずと波動の低いエネルギーは淘汰されていく。これはひとであっても、モノであっても、環境でもそうだ。
周波数のあがった地球に合わないエネルギーは、消えていく。
現象界で、地球の周波数を上げるため、地のエネルギーともいえる、地の神、精霊たちが活発に動いている。
そのため、煙が立たないところに煙が立って、穏やかな海に白波が立ち始め、平坦な土地が隆起して、いままでは、なにもなかったところに、なにかができて、形が変わっていく。
はっきりとした時間が分からないが、世界地図も変わっていくのだろな。
陸は沈み、海底は隆起する。
この惑星はそうやって命をつなぎ続けている。
今さらながら、惑星は変容している。
さて、異界のエネルギーがこの世界へ流れだし、シャッフルされ、さらに惑星がアセンションしている。
八百万とともに
精霊とともに
聖復活動、大忙し!