お正月だけど書いてみた。
私にとってスピリチュアルの世界を生きるとは
結構命がけの決断だった・・・かも。
もって生まれた能力を三次元的に使おうとするなら、
人の人生をコントロールしようとするのなら、
スピリットからそれ相応のご指導がはいると思っている。
この能力を活かすために、両親を選んで生まれた。
両親とも異界との壁、境界線が甘い。
私は母方の親戚を身近に成長したので、その影響が濃い。
母の血筋は、霊界に近い人たちで、
異界から、特に亡くなった人からの影響を
無意識に受けていた。
それを間近で見ていたせいか、その世界にもの凄く興味がある
反面、怖いというか、苦手だったことは前のブログにも書いた。
意識の奥にしまいこんでいた一つは、亡くなったおじのことだ。
私がいくつの頃だったか・・・。
おじの病名はなんだったのか分からない。
どの位闘病していたのかも記憶にない。
とても陽気な賑やかな人だった。
そんな陽気な人を病魔襲った。病魔?
それは病魔なのか?
覚えているおじの言葉。本人から聞いたか、
母から聞いたのか・・・。
「先祖がオレのところにみんな来ちゃってる」
これを解説すると、亡くなった先祖がみんなおじのところにいっている。
その先祖の災いによって自分は病気になってしまったということらしい。
なぜ、それが分かったかというと・・・。
母の血族というのは、何か問題が発生すると、
拝み屋に行ってアドバイスをもらう。
拝み屋というのは、いわゆる霊媒のことだ。
未来のことは、神様系。
問題解決は、霊媒。
無意識にそんな分け方をしていた。
拝み屋に拝んでもらった結果、
そう言われたようだ。
そして、おじは亡くなった。
おじの死は、母に恐怖を植え付け、
そして私もそれを貰い受けた。
「先祖ってのは、怖いもんだな・・・」
と、当時の私は思ったが・・・。
今は、それは先祖ではないと思っている。
先祖ではないが、異界のエネルギーであったのだろう。
低い波動とエネルギーがおじを取り囲み、
心身を蝕んでいったのは間違いはない。
霊界に近い魂は、グラウディングが甘いと、
肉体をもった人間として生きる力が弱くなり、
簡単に低い波動に引きずれる。
なぜなら繊細すぎて、人間関係がうまくいかないことが多い。
傷つき、卑屈になり、自己肯定感が下がり、
ネガティブな感情でドロドロしてくる。
自分の波動が下がったところに、さらに波動の低いものに
取り憑かれる。邪なるものに一発で喰いつかれる。
その繰り返しで、気がつけば闇の世界に取り込まれ、
にっちもさっちもいかなくなると、人生リセット。
ずっとそういうことを見続けていたせいか、
私自身も恐怖に支配されていた時間も長いので「グラウディング」は
基本中の基本。人間として生きている以上、
一番大事なことだと思っている。
異界に行くのならば、地に足を着け、
この次元に居場所を確保した上で、行く。
そして、魂の約束によって異界へ行く場合、
その大きな力をいただく場合、中途半端な気持ちではなく、
畏敬の念をもつことが大切だ。
遊び半分や、自尊心を満足させるため、
無意識にも他人をコントロールするため、
癒えない傷の代わりに、また単に憧れだけなら
異界の奥深くに踏み込むことをしてはいけない。
今生でそのソウルプランがないのならば、
異界の入り口のところで眺めているだけでも良いように思う。
癒され、治療され、今生を全うするために
異界のエネルギーをいただきたいのなら、
それをつなぐ人とつながることを勧める。
「何」かより「誰」が大事だ。
グラウディングが甘いと、いとも簡単に異界の妖に取り憑かれ、
弄ばれ、場合によっては人生をリセットしてしまうこともある。
そして、他者を巻き込む可能性も高い。
縁をつなげるのであれば、
その異界に祝福されている人を選びたい。
異界のエネルギーをいただく、お借りすることはできても、
自分のものにすることや支配することはできない。
異界に畏敬の念をもち、人間も異界も同じように
愛と光をもって接する能力者を選びたい。
続く。