なんとも悩ましい話だが・・・
いつの時代にも、終末論的な話はある。
有名なところでいえば、ノストラダムスの大預言や、マヤ暦が変わるの変わったの、どうのこうの。
終末論。まったくない話でもない。
霊界のエネルギーは変わるので、それは現界にも影響をおよぼす。
このときにシフトチェンジすることを設定してきた魂ならば、大きな転機が訪れるかもしれない。
わたしのことでいうなら、マヤ暦のときには、長年勤めていた仕事を辞めようと決断をした。
これは大きな転機だった。
しかし、度々終末論は聞くものの、映画で見るような人類総ざらいは、まだきていない。
無くならない・・・終末論。
確かに、人類がなにもせずして、聴かざる、見ざる、言わざる、感じざる、五感を閉じ、無機質に物質化していくのなら、地球は宇宙のもくずとなるのかもしれない。
大地は海にのみこまれ、人々もまた同じ運命を辿るのかもしれない。
これまで様々な文明がそうであったように。
宇宙的にみるなら、「ひと」が絶滅危惧種に指定されているのかもしれない。
そうはならないように・・・
大きく星の配置が変わるとき、他の高次の惑星を起源とするヘルパーソウルが大挙して地球へやってきた。
それ以前にも、文明の過渡期、時代の移り変わりのときには、人類に紛れ、ひととなり、誰かの人生を借りて、この世界へやってきていた、
魂の役割と年齢によって、その目的は様々。
新しい時代の構造を築くために、モノを創り出すために、研究のために、学びのために、隠れるために、大宇宙とのつなぎ役のために。
他の惑星へ貢献することで、これまでのカルマを解消していく。
魂のレッスンであり、魂の成長へとつながる。
しかしながら・・・
いつの時代にもあったように、終末論は常にまことしやかにある。
ある魂によってはそうかもしれない。
魂年齢が幼い場合や、幽界にとらわれ、地獄にある魂。周波数が低すぎて、地球のアセンションに追いつかない魂は、今後の転生は厳しい。
そうならないよう・・・
ひとつの魂も地獄へ落ちることなく、宇宙全体がワンネスへと導かれるのが、大宇宙の計画。
しかし、宇宙戦争の余波は、そこかしこに、この地球でもみられる。
その時々に表現は変わるが、終末的な話はささやかれ、恐怖を煽り、人心をコントロールする。
この世界ならではのやり方。
過去の時代から続く恐れ、悲しみ、憎しみ、苦しみなどのネガティブエネルギーを幽界に書き込み、手放せずにいる魂たちは、前の時代と同じように、こころを操られる。
その中には、地球での経験の少ない、魂のレッスンが進んでいない宇宙ソウルも多く見受けられる。
魂の本質には、大宇宙の意思である、「ワンネス」「地球のアセンション」と書き込み転生してきたはずが、この世界の波動の低さ、ひとの感情の脆さ、現界の様々な要因が、霊的な混乱を引き起こす。そして、それがまた現界にある「ひと」としての自分に現象して現れる。
魂の波動は高いが、ひととしての経験が少なく不慣れなため、だまされやすい、傷つきやすい。
混乱は、現界と霊界をいったりきたり。魂の光は弱まる。
魂を生きるどころではなくなり、恐れにコントロールされた思考と感情によって肉体が支配される。
この世界への恨みはつのり、波動を落とす。
ダークエナジーの仕掛けにハマった宇宙ソウル。
多くの宇宙ソウルとの出会いがある。
魂年齢や役割も様々であり、大宇宙の聖なるコードにつながる魂は少ない。
中には、恐れや悲しみなどのネガティブエネルギーに支配され、スピリチュアルショッピングを繰り返す魂もある。
ひととして、この世界に居場所が見つけられない。根付くことができない。自分を見つけられない。それは、生まれる前に魂に書き込んだ内容を思いだせないでいること。
そうなると、人生がうまくいかないので、なにかに頼りたくなる。
恐れのエネルギーに支配されているときは、大概、自分に向き合うことは避ける。
そうじゃなくても恐いのに、なにを好んでお化け屋敷入らなければならないという心境だろうか。本質的なところは避け、当たり障りのないことを求めるようになるのだ。
それが、「スピリチュアル」の「市場」が大きくなっていった発端だったかもしれない。
手っ取り早く、現象を変える。
なんとなく、楽になった気がする。
過去生から続く罪の意識には、「低次の愛」を提供する。
過去生から続く憎しみには、「外側の敵」に意識を向けさせる。
過去生から続く自意識の低さには、ありもしない世界や魔法を夢見させる。
過去生から続く寂しさには、いつわりの親密さを用意する。
過度なスピリチュアルショッピングを繰り返した結果。
マインドコントロール。
思考と感情は支配され、霊界にある魂へとつながる道は徐々に閉ざされていく。
なんとか人生を好転させようと、様々な霊的能力者のところへ赴く。
そこで留意しておくことがある。
霊的能力者は、多かれ少なかれ、第7チャクラ、第6チャクラが開いている。
霊界のエネルギーとつながるために。
ここがポイントだ!
自分自身を見失い、自分軸がない、この世界に居場所が見つからないという魂は、いわゆるグラウディングされていないひとは、違う次元のエネルギーに大きく影響を受ける。
エンパス体質ならなおさらそうで、他者のエネルギーに影響をうけやすい。
場合によって自分ではないエネルギーをもらい受けてしまうこともある。
高い波動のエネルギーならば、高次元へ引き上げてくれるということもあるが、例えば訪れた霊的能力者が諸々の理由で、波動が低かったとしよう。
もしかしたら、憑依体質で憑かれていることも考えられる。
ならば、その能力者のエネルギーとともに、憑依されたものを引き受けてしまう可能性もある、
そこにこの世界の霊的修行をまだ少ない宇宙ソウルが訪れたのなら、波動の低いエネルギーによって、さらなる混乱に陥る可能性が高い。
結局人生・・・やっぱり、うまくいかない。と、いうことで、また違う能力者へと赴く。
そこでもまた、波動の低いエネルギーに影響をうけ、さらに混乱は深まる。
その繰り返し。
あっちこっちと能力者を訪れたとしても、答えは外にはない。
すべて、自分の魂に、エネルギー体に書き込まれているのだが、恐れが恐れを呼んで、反対にそこから遠ざかる行動になっていく。
また能力者自身が、自分のネガティブエネルギーを手放していない、修行的に自分に向き合うことをし続けていないのなら、スキルだけでやっているのならば高次元へコネクトすることはできない。
自分に向き合う。
言葉にすると、ものすごいことで、なんだか恐いで、とても難しいことのように思えるだろうが、簡単にいってしまえば、自分のエネルギーコードを読むだけ。
魂が知っていること、無意識が知っていることを、意識化することなのだが・・・。
それがネガティブエネルギーに阻まれ、難しいことになってしまっている。
さらに、波動の低いスピリチュアルショッピングを続けていると、自分の霊体・エネルギー体が汚れていく。自ずと現象として現れるのは「混乱」だ。
そして今度は、エネルギーの汚れを洗い流すように、祓いが行われる。
病気になったり、金銭的トラブルを引き起こすという現象がおきる。
周囲にいないだろうか?
恐い恐い、悲しい、苦しい、憎いと思うばかりに、そこから逃げ出したくて、
霊性の低い霊的能力に絡みとられ、道を見失っている魂が。
霊性の低いスピリチュアルショッピングを繰り返し、堕ちていく魂を。
それもまた、大宇宙とこの世界が聖なるコードでつなることを阻止するために仕組まれたダークエナジーの巧妙なる仕掛けだったかもしれない。
そう・・・
終末論に傾倒しやすいひとがいる。
それは、魂が求めるのか? それとも幽界にあるネガティブエネルギーの影響によって、ひとの部分がそうさせているのだろうか。分からないことがある。
「死なば諸共!」
発端は様々なのだろう。
こころが求めるのだろうか?
すでに魂が堕ちているのだろうか?
終末論が気なるこころの動きのひとつには、やはり、「いま」がうまくいっていない。
魂の望む生き方、こころが望む生き方になっていないことが多いように思う。
自分ばかりが損をするこの世界なんぞ、消えてなくなってしまえばいい!
終末論が気になり、恐がっている反面、興味があり、引き寄せられてしまう。
「自分の内なる世界をみることは恐い。アンダーワールドに降りていくことはとてもできない。
でも、そうしなければ、アセンションできない。
自分だけが、この世界に取り残されるのは嫌だ!
だったら、みんな一緒がいい! みんな一緒に消えてしまえば、自分だけ損をしたことにならない」
何度か、そんな声なき声を聴いたことがある。
こんな世界はイヤだ! でも、救われたい! なんとかして欲しい! 誰か助けて欲しい!
肉体的な救いは、この世界のあらゆる方法を尽くせばできる。
しかし、こころとなる難しい。
魂の救いとなると、さらに難しい。
どうにかなりたい!
救われたい!
こころがそう願っても、魂が望んでいないと、結果、違う方向へいってしまうこともある。
どんな魂も聖なる愛とつなることを望んでいるはずなのに、ネガティブエネルギーがそれを邪魔する。
魂は堕ちてゆく・・・
終末期を恐れながら、こころのどこかで、それを望んでいる。
悲しいことに、この生を早くリセットしてしまいたいと、こころの奥の方で待っている。
終末論に惹かれる魂の多くは、過去生の悲しい経験が魂に刻み込まれ、いまだにそのエネルギーが解放されていない。
さて、この世界。
こころの時代から、精神性の時代へとエネルギーがシフトしている。
そして、大宇宙はひとつの魂も堕とすことなく、還ってくることを願っている。
それには、あーでもこーでも、どうにかこうにかして、魂の霊性を少しでも高める必要がある。
この記事の霊的メッセージ:
「アンデスの十字架より」
アンデスの十字架はシャーマンの宇宙観を象徴するもので、基本四方位と天上世界と地下世界、およびそれらの領域へ向かうための段階を表現しています。中央の穴は次元旅行の入り口(ゲートウェイ)、ことわざ※に言う「針の穴」に当たり、私たちは誰でもそこを通れば高次の意識と英知に満ちた状態を味わい、直線的な時間から自由になれるのです。
※「富んでいる者が神の国に入るよりは、ラクダが針の穴を通るほうがもっと易しい」という聖書の言葉から。(ミスティカルシャーマンオラクルカードより)