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幸せになるための一番土台となって、大切で、大事なこと!
それは・・・
「幸せになる!」
という、
「勇気」と「決心」のように思う。
なーんだ、そんなの当たり前じゃん!って思うだろうが、実は、案外、これができない。
過去生からの影響で、無意識が幸せになることを拒む。
「わたしは幸せになってはいけない」
「わたしは幸せになれるはずがない」
いつの時代の生で書き込んだの分からない無意識層への保存、カルマストックがある。
幸せになるために、転生したものの、その方法が見つからない。
「幸せ」
その定義はひとによって違う。
ホントウの幸せとは、魂の本質を生きることなのだが、実はそこにたどり着くまでに、ひとは様々な段階の幸せを求める。
マズローの欲求段階説
アメリカの心理学者アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものである。
生理の欲求 生命を維持するための本能的な欲求で、食事・睡眠・排泄など。
安全の欲求 安全性、経済的安定性、良い健康状態の維持、良い暮らしの水準、事故の防止、保障の強固さなど、予測可能で秩序だった状態を得ようとする欲求。
社会的欲求と愛の欲求 生理的欲求と安全欲求が十分に満たされると、この欲求が現れる。
自分が社会に必要とされている、果たせる社会的役割があるという感覚。情緒的な人間関係についてや、他者に受け入れられている、どこかに所属しているという感覚。
承認(尊重)の欲求 自分が集団から価値ある存在と認められ、尊重されることを求める欲求。
自己実現の欲求 自分の持つ能力や可能性を最大限発揮し、具現化して自分がなりえるものにならなければならないという欲求。
マズローは晩年、5段階の欲求階層の上に、さらにもう一つの段階があると発表した。
それが、自己超越の段階である。
(ウィキペディアより)
ホントウの幸せとは、魂の本質を生きるとは、マズローの欲求段階説ならば、自己超越の段階に当たる。
日々の暮らしに困窮している、命の保証や安心安全の環境が確保されない。社会に居場所を何としても見つけ、認められたい!という段階にあって、そこからひとっ飛びに自己実現や自己超越の状態になるのは、かなり難しい。実際、ひとつの生だけでは困難なように思える。
どんなに魂の周波数、霊格が高くとも、生まれる前に設定したその生の課題をこなしてこそ、満たないものが満たされる「幸せ」、ひととともにある「幸せ」を得ることができる。
この段階をすべて経験することで、魂の道への扉が開かれる。
満たないまま、不自然なままで、他者を思いやることもないだろうし、自然や動物を愛することにも意識は向きにくいだろう。
その前に、今日のメシ! 寝る場所! 安全確保! 明日に命をつなぐことの方が優先される。
あのひとに好かれるのは? 明日のプレゼンうまくいかないと上司に怒られるな〜など、そっちの方に意識が向きやすい。
いまの段階をあらかた経験し、堪能したなら、次の段階へと進むことができる。
それにはまず、「幸せになる!」ことの勇気と決心!
これはどの段階でも共通のこと。
だが、これまた過去生や今生での成長過程が影響して、魂が傷つきすぎて、「幸せになる」ことを拒む魂もある。
大概が、自分にいいことをしない。
自分がこれをしたら体調を崩すことも分かっている。こうやった方が、これを食べた方が体にいいことも分かっている。この状態をいつまでも続けていてはいけない。グズグズしていても何も変わらない。それは頭では理解している・・・けど、できない。
何度も自分を変えようと思った。変わろうと思った。
でも、できない。
こんなこと言ったら、ひとに嫌われるの分かっていても黙っていられない。
結局、幸せになるのとは逆のことをやってしまう。
「わたしは幸せになってはいけない」というメッセージが無意識にコントロールする。
傷つきすぎて、魂のエネルギーが枯渇している。新しいことをやる機動力がない。
挑戦する、前に一歩進む力がでない。
これまでと同じように惰性で生き続ける。
幸せになりたいのに・・・。
それはまるで。幼い頃から虐待を受け続けた子どものように。
立ち上がる力ない。考えることができない。こんな環境嫌なのに、一歩を進むのが怖くてしょうがない。
どんな悪辣な環境であっても、そこしか知らないのなら、外の世界に出るのは、とても怖いもの。
分かっている。
だが、それでも言う。
「幸せになる」
その勇気と決心がエネルギーを大きく変える。
大宇宙がそれに応えてくれるだろう。
わたしは、いまできないことを無理やり、ここを変えて!とは言わない。
できるんだったら以前からそうしていただろうから。
例えば、体に合わない食べ物を止めた方がいいとは言わない。
ただ、それが自分の体には合わないのでは?という意識はもって欲しいことは伝える。
意識しているのとしていないのでは大きな違いがある。
波動が低くなった状態は、外から様々な影響を受けるし、それによってコントロールされることもしばしばある。
アセンションをしていくことで、これまでやっていた習慣が変わってくる。
止められないことを無理やり止めて、ストレスを溜めるよりは、アセンションをしていった方が確実に自分自身も変化する。魂も喜ぶ。
それには、傷ついた魂の回復が必要だ。