空海との会話は一進一退。
近くでも、遠のくでもない。
そこにエネルギーは感じる。
でも、相変わらずダンマリ。
そこに、ある。
前のブログ記事を書いてから、空海との会話は似たような時間の繰り返し。
何やら邪なるものに横槍を入れられているような気持ちになる。
しかし、断片的なメッセージはやってくる。
「結界」
一番強いエネルギーを発するメッセージだった。
この世界、国と国との国境が曖昧だった頃。
アラブの地から見た日本は、島々が点々とする東の果て、日の出る土地。
それくらいの印象だったろうか。
この世界に太陽が昇るとき、最初に愛される場所。
そのような認識だったろうか。
日本文化とユダヤ文化の類似性から、古代、ユダヤ人が日本へ来た。
失われた10支族なのか、12支族なのか、大陸を渡って来た。船で来た。
神との契約の柩、アークの秘宝が日本のどこかに隠されている。
日本人の先祖はユダヤ人
などの、様々な憶測が、しかし、実しやかな情報をみる。
ここからは、私が導かれ見せられ、経験したことを伝えていく。
前のブログ記事に書いた通り、それは一昨年神旅を始めるきっかけとなった本との出会いだった。
導かれるように、四国・徳島へ飛んだ。
その時は、本で見た神社へ行きたいだけだった。
ユダヤアーク、秘宝、イスラエル、ユダヤ、聖書など、私の周辺にはそれらの言葉がさし示すものなど何もなかった。
それが昨年の夏以降、突然、キリスト意識がやってきたかと思えば、秋には、空海のエネルギーが近づいては離れ、その繰り返し。
実家の菩提寺は真言宗ではあったものの、私自身はそんなに宗派にこだわりもなく、空海は遠い存在だった。
だから、京都や奈良の寺院巡り、西国三十三ヶ所巡りなどしていたが、高野山は行ったことがなかったし、どちらかというと多くの名僧が修行した比叡山へ訪れることが多かった。
それが、突然、「空海」・・・はて?
導かれているのか? せっつかれているのか分からないが、高野山へ行った。
そこから、導かれるところ、縁ができるところには必ずといっていいほど、空海の足跡をみる。
空海は、なにを伝えたいのだろうか? はてさて?
日出ずる国 日本。倭国とも、大和とも呼ばれる時代があった。
土着の民もいただろう。
しかし、あれこれ導かれ、調べるうちに、この国の大半をなす民の見えざる土台は、やはり遠くユダヤの血、エネルギーが流れていると思うようになった。
そして、アークの秘宝は、密かにこの地へ運び込まれてもいたのだろう。
どの場所に、どのように、それは限られた民にだけ伝えられた。
始まりは口伝だったかもしれない。
それが年月が経つにつれて、時空を超え、魂、DNAにその情報が書き込まれていったのかもしれない。
日本人の先祖がユダヤだった。それ自体は、そんなこともあるかもね〜で終わるだろうが、秘宝がこの国のどこかに隠されているとなると、これはまた違った話になる。
それは、頭で考える以上に、想像する以上に、地球のエネルギーを揺るがすものかもしれないからだ。
空海はそれを知っていた。
アークの秘宝を徳島・剣山に隠し、それが分からないよう、四国八十八ヶ所を作ることで結界を強めたという話もある。
また、アーク秘宝は剣山から別のところに移されたという説もある。
伊勢神宮や高野山 奥の院などの場所もあがっている。
自分がどうしてあんなに高野山にせっつかれたのか?
何か、そのあたりと関係があるのかもしれないな、と、ふと思ってみたりする。
アークの秘宝とは?
契約の箱ともいわれる。
『旧約聖書』に記されている、十戒が刻まれた石板を収めた箱のことである。証の箱(あかしのはこ)、掟の箱(おきてのはこ)、聖櫃(せいひつ)、約櫃(やくひつ)とも呼ばれる。ただしユダヤ教・キリスト教において、「聖櫃」は「契約の箱」より広義のものをも含む語彙である。
モーセの時代に、この中へマナを納めた金の壺、アロンの杖、十戒を記した石板が納められたといわれる。
(ウィキペディアより)
わたしは、「アークの秘宝」そのものよりも、それを守るための「日本の役割」が気になった。
空海は、ユダヤアークを隠すために呪をもち、四国に封印、結界をはったという。
だが、それは、この日本全土に対して行われたことではなかった。
時代からすると、空海がやったかどうかは分からない。
世界の中の日本の役割
それは、地球を揺るがす秘密を隠するための場所。
日の出る土地。太陽の光が一番先に当たる場所。
それはもしかしたら、大宇宙からのメッセージ、神託があったのかもしれない。
そんな土地を探し求めるのだと。
そして、探し当てたのが東の果ての小さな島々。
ここならば、大陸から隔てられ、容易にひとが近づかないだろう。もっとも最適な場所だった。
地球を揺るがす秘密は、その地に置かれることになった。
それを隠し、大切に守る者が選ばれ、その役目を代々引き継いだ。
それがこの国の一番古く、一番高貴な家系だろうか。
しかし、ひとはいずれ死ぬ。争いがあるかもしれない。
アークに同行した神官たちは、それを慮って、倭国全部に結界を施した。
土着のものからするならば、それは神と映ったかもしれない。
遠くイスラエルを高天原にたとえ、そこに住む人々を天つ神。
そして、そこからやってきた人々、国つ神と呼んだという。
そんな話もある。
ユダヤアーク。地球を揺るがす秘密を守るための土地。
それが、日本。
この国の様々な場所にあらゆる結界が施された。
アークが移動するたびに、その結界も変わっていった。
しかし、ここにきて、その結界が緩くなり、場所によっては崩れ始めている。
土地の開発、自然を不自然に変えては、不調和をきたす。
その最もたる原因は、ひと。
ひとがもつネガティブ・エネルギーをこの世界の影の支配者ダークエナジーが刺激する。
結界が揺らぎ始めた。
アークを守りきれない。
それには、神、いわゆる大宇宙との聖なる契約。
この国の人口が減っている。それはネガティブ・エネルギーを減らすための大宇宙の法則。策なのかもしれない。
ひとが減る。
国の根幹が揺らぐ。
それは運命なのか? 宿命なのか?
何千年か後には、もっと早くて何百年か後には、この地を大宇宙へ返さなければならなくなるのだろうか?
役目を果たせてないと、大宇宙からするなら、この国は必要なくなるのだろうか?
地球の秘密を抱えたこの国が無くなるということは、地球そのものが危ういことを意味する。
曖昧な国 日本。
自己主張が苦手な民族。
生きづらい国民性だと思っていた。
それは実は、秘するための、必然の性質なのかもしれない。
どうこをどう通っても、本質を避け、本当のことは言わない人付き合い。
それは、第5チャクラがうまく機能しないよう、この国の民に課せられたカルマであり、秘密を守るためのあるべき姿なのかもしれない。
「見ざる・言わざる・聞かざる」
「かごめ かごめ かごのなかのとりは
いついつでやる よあけのばんに
つるとかめがすべった
うしろのしょうめんだれ」
「ダビデの星」「六芒星」
「菊の御紋」
さまざまなメッセージが、この国のいたるところにある。
それそのものは、へ〜そうなんだ〜で、正直、わたしは、そんなに興味がない。
しかし、結界が壊れることを思うと、なにやら胸の奥の方がつまるような、ハートのチャクラに息苦しさを感じる。
そして、そこに大切なメッセージ、何かを忘れているような気がしている。