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進む道を
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実家にたどり着いてから、バタバタと家中の窓を開け、フーっとひと息。
お昼ご飯とお茶の時間を兼ねて、さっき買ったおまんじゅうを食べよう。
こたつのスイッチを入れ、落ち着く。
何時だろう?
柱にかかった時計を見上げる。
針は、「14:40」をさしている。
あれ? あれれ?
時間が変だ。
わたしの感覚と2時間ほどズレている。もっと早い時間のはずだ。
iPhoneで確認する。
「12:35」
もう一度時計を確認してみる。
「14:40」
さっきと同じ時間だ。
電池切れで、時計が止まってしまったのだろう。
そう軽く考えた。
電池を探して、台を持ってきて・・と考えてみたものの、億劫な気持ちが先立つ。
後回し!と、おまんじゅうにお茶、テレビを優先。
まもなく時計のことはすっかり忘れてしまった。
惰性で観ていたテレビにも飽き、何時だろう?
ふと、クセで時計を見上げる。
「15:30」
あれ? 時間が変わっている。
この時計、止まっていたのではないの?
2時間近くの差はあるものの、時計は進んでいた。
正確ではないが、ときを刻んでいる。
直後、ときのスピリットが語りだす。
父のとき
家のとき
時計
これらはリンクしている。
三者のスピリットがシンクロしている。
父のスピリット
家のスピリット 家神(家を守る神)
時計のスピリット
エネルギーによってつながっている。
しかし、父が入院し、家に氣を運び、循環させる役目が滞っていた。
父の氣が落ち、家神スピリットの氣が落ち、時計にそれが現れた。
おそらく電池の量も少なくなっているのかもしれないが、さまざまなスピリットエネルギーの相互作用によって時計は動かされていた。
家も古ければ古いほど、好きも悪くも家神の存在が増してくる。
その集落を守る神もいれば、自然のなかに、鉱物のなかにも神がいて、家の神やらなにやらかにやら。
それらはすべてその家の主人のエネルギーとシンクロし、影響しあう。
主人の氣が下がれば、八百万・精霊たちの氣も下がる。
邪なれば邪になっていく。
さて、どうしたものか・・・。
予定では、次の日横浜へ戻ろうと考えていた。
だが、うちなる声がわたしをここに留める。
それは、父のためでも、家神のためでもなんでもなく。
魂からのメッセージ。
次の大きな変容への準備のためのような気がした。
なんどもふれているが、わたしは実家が居心地悪い。
なにか得体のしれないものに脅かされているような、そんな恐れをずっと感じていた。
向き合っては、中断して、ときに逃げてみたり。向き合っては、中断して、その繰り返し。
そのくらいこの家に巣食うなにかが苦手だった。
しかし、少なからずワークも進んでいるようで、わたしの内なる・根本的な恐れは、やはりこの家とシンクロしているように思えた。
横浜へ戻ることを1日延ばし、じっくりとそれらと向き合ってみよう。
1日めは夜中まで。
2日めは1日中、気の向くままに瞑想から意識を変容し、幽界へと赴く。
入り口は、わたしが感覚として捉えているうちなる恐れ、いや〜な感じ。そこに意識をフォーカスし、次の扉を開いていく。
肉体から幽体へ。
肉体 → エーテル体 → アストラル体へと氣が流れていく。
現界から幽界へ。
それはアストラル界ともいわれる世界。
そこにはこの世界ではみることのできないエネルギーが、わたしの意識を通して様々な形で現れる。
スピリットは次々と映像をみせてくる。
そして、言語にはならないテレパシー的なコミュニケーションが行われる。
2日めの午前中のことだった。
晴れて暖かだったので、風を通そうと思い、家中の窓や押入れの襖までも開けていた。
陽だまりのなかで瞑想から意識の変容・・・
ゴーッと音がするほどの強い風。
風の神が暴れている。
自然を感じる。
八百万・精霊のエネルギーが強まる。
わたしの意識は変容し続ける。
どの次元にいるのかは分からなかった。
ただ風の音がわたしを誘う。
風の神の力を借りた。
家中に強く激しい風を招き入れる。
家のなかで風がぐるぐると循環し、浄化する。そのエネルギーは押入れのなかにも入っていく。
次の瞬間!
うなぎほどの長さの黒いニョロニョロが押入れから一斉に這い出していく映像がみえた。
これが、恐れのもとか!?
風の神に働きかけ、一層強い風を家のなかに引き入れる。
どんどんどんどん黒いニョロニョロが這い出していく。
気持ち悪り〜〜・・と、思いつつ、ひるむわけにも逃げるわけにもいかない。
幽界において浄化中に弱氣は禁物! 命とり。他の邪なるエネルギーに邪魔されたり、とり憑かれることもあるからだ。
そうなのだ。
幽界で捻じ曲がったスピリットと対峙するときには、氣のもちようだけでは不十分。
必ず守護霊に守られた状態で、スピリットガイドに導かれている必要がある。
常に守護霊やガイドからの問いかけに反応できるよう、エネルギー対を浄め、高い霊的意識の状態になっているのがいい。
八百万とともに 精霊とともに
ガイドが繰り返し伝えてきたのには、そういった理由があった。
作業がひとしきり終わり、意識をこの世界へと戻す。
さっきよりはなんとなく軽い気持ちになっているよう気もするが、違う次元で働いたせいで疲れてもいる。
すべてとは思わないが、家のエネルギー浄化が少し進み、それとシンクロするかのように、わたしの恐れのエネルギーが小さくなった。
そしてまた別の想いも湧き上がる。
悩ましい。
家は、聖山とされる水石・閼伽井嶽から白水阿弥陀堂を経て、同じく神の山である湯の岳へとつながるレイライン上にある。
龍穴とも思える土地だ。
エネルギー的にはとてもいい場所のはずが・・・。
その昔は、波動の高い土地だったのだろう。しかし、長い年月をかけエネルギーが落ちていった。
ひとの利欲がそうさせたのだろうか。
ひとの想念やエネルギーに支配される小さな八百万や精霊たちは、良い氣を発しなくなった。
邪気は邪鬼となり
悪気は悪鬼となる
因果は世代を超え、巡る。
レイライン 太陽の道 神なる光線 龍脈
様々な表現があるが、それは、大宇宙と惑星をつなぐエネルギーライン。地上における聖なるエネルギーが流れる道。
これまで、そこが滞っているがゆえに地球の変容が遅れていた。
暗闇のなかにポツンと建っている街灯を見るとホッとする。と、同時に、特に夏などはあらゆる種類の虫が灯の周辺に集まっているのを見かける。
それと同じように、レイラインの周辺にも様々なスピリットが引き寄せられる。
宇宙神子。
地球の次元上昇 変容に奉仕するためこの惑星へやってきた。
活動を通し、経験と学び。そして霊的成長を目的としている。
ならば地球の声に耳を傾けること。
それは、様々なスピリットの声に耳を傾けること。
聴こえてこないなら、それは自分のうちなる声に耳を傾けていないからだろう。
ところで、お山のスピリットがなにか言いたげだ。
少し休憩ののち、今度は意識を魂の入り口であり、わたしの心身の土台となったエネルギーを有するお山・閼伽井嶽に意識を向けてみる。
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お山は何を教えてくれようとしているのだろうか?