なるほど・・・
こうきたか・・・。
いや、こうなったか。
2020年3月20日。春分の日。
アセンション・変容に向け、この日のエネルギーはとてつもなく大きく、強くなることは知っていた。
しかし、それは2019年の年末くらいから始まっていたように思う。
ものすごく激しいエネルギーを感じていた。
ドンピャン、ドンチャンと様々なエネルギーが忙しいくらいに頭のなかを通過していった。
誰がいってる?
なにを書かせたい?
言葉が、文字が、わんさかやってきた。
昨年末から2月あたまくらいまで、どんどん記事やブログを書かされていた。
忙しいエネルギーは寝ているときも容赦ない。
どこからの?
なんの信号だ?
あたまのなか、耳のおく、キーンとジージーと聞こえてきたり、まるで爆発しているような感覚。
第7チャクラがぱっかり開いて、第6チャクラは痛いほどに疼く。
大量のエネルギーが身体のなかで螺旋状にいったりきたりする。
く、狂う・・・
何度かそんな恐怖にも襲われた。
少し前には、自分を手放す。死というメッセージがやってきていた。
肉体の死ではなく、死と再生。
イニシエーション。
アセンション・変容を生きながら行われることを意味していることも知っていたので、慌てることもなかったが。
しかし、先述した状態が長く続くほどに、だんだんと不安になってくる。
ある日の祈りのとき、自分が死んだイメージをしてみた。
さっさと死んで終わらせたかったというのが本音でもあったが。
以前はあれほど怖かった「死」。それをイメージしても恐怖は感じない。わたしにとってそれは絶対的に必要な段階だと魂が知っているからだ。
死んでみたものの、すぐに再生されるわけではなく、相変わらず、頭のなかは忙しい。
なにが起きているのだろうか?
わたしはどのようになっていっているのだろうか?
これまで行き当たりばったりにアセンション、変容してきた。降りてくるメッセージをそう気にすることもなく、意味が解らなくても、あとから答えがくるでしょと、考えることも調べることもせず、放置すること常だった。
だが、さすがに頭のなかのおしゃべり、どこからか聞こえていくる雑音が混じった音声、寝ている間でも止むことのない爆発音には辟易していた。
直感が脳内でなにかおきていることを告げた。
そこで、答えが欲しいと思った。
わたしは、いま、どのようになっているのか? どのようになっていくのか?
答えが欲しいと思った。
昨年の始めくらいだろうか。
自分を手放すというメッセージがやってきていた。
死と再生へつながる話だが。
自分を手放す。
これまでの価値観、当たり前と思っていたこと、過去生から保持しているネガティブエネルギーにより深く、微細に向き合い、気づき、手放すことをやり続けてきた時間。
天地をつながり、大宇宙や地球からのエネルギーを自分のうちにとりこみ、流しこみ、調整を行なってきた。
自分を手放しつつある先がこれか?
少々不安になってきた矢先のこと。
それは、春分の日直前のことだった。
スピリットガイドはある1冊の本を読めという。
「エノクの鍵」
どうやら宇宙的な話のようだ。
2月のある日の瞑想中だった。変性意識から見えてきたのは、わたしと思えるエネルギー体が、スポッと馴染みのあった宇宙連合と思われる集団から抜けでた映像だった。
でた。
そう思った。
次の瞬間。地球から意識がでたと思った。
意識が宇宙に抜けでた。
そこから、さらに宇宙のことが気になり始めた。
それから間もなく始まったイニシエーション。
宇宙からの信号が続く。頭のなかを出入りしていた。
そして、読むように指示されたのが、
「エノクの鍵」
難解と言われているように、最初は頭にはいっているようで、理解できない。
読んでいるようで、読んでいない。
ガイドはいう。
「頭で理解しようとするから理解できない。ハートで読め」
なるほど・・・。
分かるようで分からない。分からないようで分かる。
ところで、エノクとは?
旧約聖書の『創世記』や、エチオピア正教では旧約聖書の正典に含まれる『エノク書』、『ヨベル書』にその名前が現れる人物。エノクとは「従う者」という意味。ヤレド(イエレド)の子、メトセラの父とされる。(ウィキペディアより)
「エノクの鍵」
あまりにも波動が高すぎて、読み始めて間もなく寝落ちしてしまうことも度々あった。
そうすると面白いことに、意識があって読み進めていたときには理解できないことが、ひと的意識がお休みになった途端、答えがやってくる。
その繰り返しで理解したのは、わたしは、この書物に書かれていることは無意識に知っている。
霊的エネルギーでも、肉体をもつ人間としても体験をしていることだった。
それは、言葉は違えど、度々と記事などに書かされてきた内容だったことに気づいた。
一昨年の夏くらいからだった。
突然、キリストに関わるメッセージがやってきた。しかし、それは単語だったので、点・点・点・・・と、つながっていなかった。
ただ、そうなんだな〜としか思っていなかった。
それからは、たまにキリスト関連のメッセージは受けていたが、わたしが今生では、いかなる教義にも属さずという自由なスタンスで生き、それが気にいっているので、なかなかつながらなかったのもあるだろう。
過去生での辛く、苦しい記憶を掘り起こしたくなった、それを味わいたくなかったともいえるが。
そして、今年に入ってから、ある日の瞑想からの変性意識でものすごく遠く、高く、光の強い場所へいったことがあった。
光のなかに窓があり、その向こうにシルエット。それはまるでイエス・キリストのようにもみえたのだ。
残念なことに顔はみえない。
そのときだったか記憶が定かではないが、その直後、ハートのチャクラにエネルギーがどんどんと降りてきているのが分かった。
高すぎる波動。それは、この世界の言葉にすることの難しいエネルギーだとガイドはいう。
このことはいつだったか、記事がブログにも書いたような気もしている。
ハートのチャクラにインストールされたエネルギー。それはもしかすると、いま、手にもっている「エノクの鍵」なのだろうか?
そんなことをふと思いながら読み進める。
・・・続く。