人生半ばすぎ。
女性なら更年期にさしかかるあたりから、次の生がみえてくる。準備が始まる。
男性はそれよりも遅れること、50台に入ったあたりから、段々とソワソワし始まる。
自分の人生はこれで良かったのだろうか?
もっと違う生き方があったのではないか?
なにかもっと・・・
こんなことをしてみたかった。
あんなこともしてみたかった。
これをしなければ、ああならなければ・・・。
人生大満足!で生きているひとはなかなかいなくて、ちょっとずつ後悔しながら、ちょっとずつ自分にウソをつく。
そうしなければ家族を養うことができなかった。
自分を騙し騙しいなければ生きてこれなかった。
自分を騙して、ウソをついて、鎧を着ながら生きていると、女性の場合には、更年期障害という形で現れる。
魂とこれまでの生き方がだいぶズレてしまっている。次の生に向けて、大幅な軌道修正が必要ですよ〜というお知らせ。魂からのメッセージ。
男性の場合にもやはり体調を崩すひとが多い。
身体の内側がソワソワし始める。
なにかしなければいけないような・・・
もっと違う生き方をしたい。
もっともっと好きなことに取り組みたい。
自分が本当にやりたかったことはなんなのかを見つけたい。
ソワソワ、ソワソワ・・・
内なる声がどんどん大きくなる。
魂を生きろといってくる。
確かに、ソウルプランを遂行せずにこの人生を終えたなら、課題は中途半端となり、次に転生したときも、違う人生で似たような悩みを抱えながら生きることになる。
魂を生きるとは、なにかを成し遂げることではない。
様々なことを経験し、魂をあらゆる方向から、側面から知っていくこと。
例えば起業してとか、資格をとってが目的ではない。
それをやることで、自分がどう感じるか、深く深く自分を知っていくこと。
乱暴な言い方をするなら、なにを選んでやってもいいのだ。
魂を生きていれば、自動的にその道を選ぶようになるから。
しかし、これまでの生き方のクセ、ものの見方、考え方のパターンが変わらないと、魂の道からは程遠いものを選んでしまうこともある。
この世界を生きるひとは、「思考」というイリュージョンのなかで生きることがお得意だ。というより、それしか分からない。
感覚を開いて、「いま、ここ」を「ありのまま」に生きることの意味、それがどういうことなのか、体幹がないので、分からない。
そうこうしているうちに、肉体の老化が始まり、イリュージョンのなかでは当たり前の、老化といえば、病院・介護が始まる。そして、人生のタイムリミットが近づく。
大概のひとがそうだから、自分の人生、選び方は間違っていないだろう・・・と、思うのだが・・・。
なぜか、内なる声が、「そうではない」「もっと違う生き方」「選択がある」といってくる。
ハッキリと分かるひともいるだろうし、落ち着かないなどの感覚でそれを受けとるひともいる。
魂は永遠。
輪廻転生。様々な人生を生きる。
経験、学び、蓄え、手放す。
魂を成長させていく。
更年期障害は、魂と生き方が合っていないの強烈メッセージ!
そろそろ次の生の準備が始まりだす!