「アセンションとは?」
「人生そのもの」
ワークショップの参加者様からのご質問に、そう答えた記憶がある。
あとから思い出して、自分に響いた。
人生そのもの
生きること
以前なら、エネルギーがあーなって、こーなってと答えていただろうか。
それは違ってはいないが、
ひとによっては理屈や方法に囚われてしまい、
逆に邪道に迷い込み、
魔導ことになる。
それもまた、魂があらかじめ設定した修練なのかもしれない。
スピードや魂の段階の違いはあれど、
日常を生き、些細とも思えることのなかに魂のメッセージをみつけ、
体験、体感が、気づきへとなる。
だが、そう思えるようになるには、多くの人生を経験する必要がある。
早く、早く、目醒めたい!
楽に、簡単に、手っ取り早く、アセンションしたい!
実感がもてるまで知識をつめ込み、
一世一代、エネルギーに小細工する。
逆効果!
ひと的意識と魂意識がつながっていないと、迷いこむ道。
目的地に早く到着したいからと、渋滞回避するつもりで小道に入ったら、結局、さっきの大通りに逆戻り。
逆に遅くなってしまっているかも? さっき自分の車の前を走っていたよその家の車が、ずいぶん前の方を走行しているのがみえる。
アセンション
意識の拡大
魂の成長
霊的進化
いろんな言葉で表現されるが、高い次元からのメッセージは、人生のなか、日常のそこここにみることができる。
それに気づくか気づかないかの違い。
意識が拡大しているなら、意識できる範囲というか、みえる範囲が広く大きく。
それらのメッセージに気づくだろうし、自分のあるエネルギーフィールドが、これまでとは異なり、現象も変化する。
ひと的学びのときは、日常を大切にしながら、五感を味わい、人生を楽しむ。経験を愛おしむ。
さまざまな現象のなかに、神をみつける。
さらに段階が進み、霊的学びも佳境を迎えたなら、瞑想・内省を主とし、うちなる神と対話する。
答えは外にはあらず。
うちなる神の導きによって、内側へ内側へ、深く深く、潜り込んでいくと、宇宙意識へ、キリスト意識へとつながっていく。
霊的なことへの向き合いかたで、そのスピリットの霊性がみえる。
霊的進化の道程は、
螺旋階段を上がったり下がったりするもの。
いまいるフロアから、
扉を開け、踊り場にでて、
階段をあがる。
そして、また扉を開けて、
フロアにでる・・・
その繰り返し。
すべてのフロアを経験するのが、宇宙の法。
ただし、それぞれのフロアで経験することは、ひと皆一緒ではない。
注意が必要なのは、ひと的意識から霊的意識へ変容が始まったとき。
エネルギーフィールドが汚れている。地に足がついていない状態なら、
霊界の迷路へ入りこみやすい。
波動が安定していな状態なので、邪なるスピリットに憑かれやすく、惑わされる。
この時こそ、心身・精神・魂を調和させていく。
それは、自分の外の世界との調和であり、地球、太陽系と、拡大していく。
ひと的意識なら、それは困難であり、難しいように思えることだが、
大宇宙の愛とは、聖なる道・真の道にいてより一層しることになり、順当な道。
この世界の逆説的だと思えることに、それはある。