この日は富士山周辺に行こうと決めていた。
決めた次の日に、富士五胡あたりで大きな地震!
それもあってか、湖に氣が向いた。
富士山周辺の湖。いろいろあるけど、さて、どこ行こ?
ネットでさっくり調べて、氣が向いたのが、富士八海のひとつ「四尾連湖(しびれこ)」。
富士八海
山梨県西八代郡市川三郷町にある自然湖である。
蛾ケ岳(ひるがたけ)山頂付近にある山上湖で、別名、志比礼湖(しびれのうみ)、神秘麗湖とも書かれる。
神秘の四尾連の湖名は地元に伝わる湖の神が「尾崎龍王」という龍神であり、4つの尾を連ねた竜が住んでいるという言い伝えであることが由来であり、湖にほど近い小字名も四尾連である。雨乞い信仰の湖としても知られ、牛馬骨を投げ込んだ祈雨祈願が行われていたという。流入する河川も、流出する河川もない内陸湖で、湖畔にはキャンプ場が設けられている。なお、湖畔はキャンプ場を管理している「水明荘」または「龍雲荘」の私有地であり、指定された有料駐車場以外の駐車は禁止である。(Wikipediaより)
流入する河川も、流出する河川もないが、涸れることのない湖。
常に一定の水量を保っているとか。
神秘麗湖。
行ってみよう!
日の出前に自宅を出て、グルングルングルングルンと御山を上る。
高度が上がれば民家も無くなり、いつも通りの寂しい感じ。
ひとの気配は無くなるが、自然界のスピリットのエネルギーは大いに増す。
ようよう辿り着いた神秘の湖・四尾連湖。
周辺は静まりかえっている。
ソロソロと湖に向かって歩き始めた。
ここには2つ、キャンプ場を管理している施設がある。
龍雲荘と水明荘。
それを横に見ながら、湖畔を進む。
人の気配を感じなかったが、ずっと向こうの方に何組かキャンプをしているのが見えた。
映し絵。
湖面が鏡になり、この世界を写し出す。
山の向こうに、陽が昇る。
撮影をしようとすると、太陽が2つ。
天に
地に
太陽が湖を照らす
湖が太陽を照らす
上の光と下の光が呼吸を合わせ、まるでダンスをしているようだ。
2つの太陽。
つなげてみる。
そうそう!
これこれ!
天に太陽あり
地に太陽あり
水が
2つの太陽をつなぐ。
ところで、四尾連湖は富士講の霊場 富士八海のひとつ。
巡礼者参拝の目安になっているのが、下の石碑。
後ろに回ると、四尾連湖に鎮まる龍神の名前、「尾崎龍王」とある。
石碑の前にいると、太陽のエネルギーが強まったのを感じた。
ならば・・と、
光の儀式。
人が参ることもあり、氣が集まっている。
石碑は依り代ではないようだが、そこに集まる人の氣が天の氣を引き寄せる。
この地にある龍神は、湖の底に鎮まっている。
この地のエネルギーを身体に祈れると、スピリットの特質や生命エネルギーの強さや調和の状態などが分かってくる。
エネルギーは強ければいいかというとそうではない。
調和を欠いた強さなら、暴走する。溢れかえる。
地にはそれぞれ特質や因縁がある。
それはそのまま、そこにあるスピリットの特質であり、役割や課題の場合もある。
尾崎龍王は、水を産みだし・守り・この地に天の氣を引き寄せる。
不穏な氣に乱されないなら、その時がくるまで、粛々とその役目を遂行するだろう。
優な龍神!
さて、静かな湖畔を引き返す。
尾崎龍王とお別れし、次へと向かった。