今月のライトワークは、東京 目黒不動尊〜大鳥神社を歩く。
ご参加くださった方々には、こころよりの感謝と御礼を申し上げます!
通称 目黒不動尊。
正式な名前は、天台宗 泰叡山 瀧泉寺。
訪れたのは、去年に続いて2度目。
関連記事:
八百万(ヤオヨロズ)江戸の結界を守る!? 五色不動とは? 東京・目黒不動尊
どうしてこの地でライトワークをしようと思ったかといえば、この世界の混沌したエネルギーからの解放!
魔導の扉が開き、多くの魂がそこに吸い寄せられるように入っていく。
しかし、その道とは、もとをたどれば、ひとの想念が作り出したともいえる。
不動明王は、そのイリュージョンをどうみて、どう捉えるのか?
また、今回のライトワークは、ご参加のおひとりが、ご実家近くということもあり、目黒の今昔を楽しみつつ、ときに時空を超えてシンクロしながらが面白かった。
今年は秋が早いのか。9月に入ってからずっと雨や曇りの日が多く、涼しい日が続いていた。
それが、この日だけは、太陽マーク表示されていることを週間天気予報で知っていた。
これもまた、天と地のご縁!
・・・・の、はずが、曇り空。
太陽マークはどこへ?
そんなことを思いながら、集合時間になっていく。
山門集合!
それぞれに簡単に挨拶を済ませ、大本堂を目指す。
縁は異なもの味なもの
さまざまな場の出会いを通し、これは男女の縁だけではないと思っている。
すべては、宇宙の采配であり、愛ある引き寄せ!
ひと的意識でみるなら、通りすがりの縁でも、悪縁と思える縁でも、そこには、「なにか」ある。
今回のライトワークでも、そう思えることが多々あった。
男坂から大本堂へ!
時節柄、大混雑ではないが、参拝客が後から後からやってくる。
御本尊は、不動明王。
「我、この地に迹を垂れ、魔を伏し、国を鎮めんと思うなり。来って我を渇仰せん者には、諸々の願ひを成就させん」(目黒不動尊HPより)
魔を伏し、国を鎮めんと・・
いま、恐れがこの世界を支配している。だからこそ、不動明王の揺るぎない守護が必要だ。
不動明王とは?
ヒンドゥー教のシバ神の異名で、アチャラナータAcalanātaといい、漢音で阿遮羅嚢他(あしゃらのうた)とあてる。アチャラは無動尊の意。大日如来(だいにちにょらい)の命を受けて忿怒(ふんぬ)相に化身(けしん)したとされる像で、密教では行者に給仕して菩提(ぼだい)心をおこさせ悪を降(くだ)し、衆生(しゅじょう)を守る。五大明王、八大明王では中央に位置する主尊。709年(中国の景竜3)に訳出された菩提流支(ぼだいるし)訳『不空羂索神変真言経(ふくうけんさくじんべんしんごんきょう)』第9巻によると、右手に剣を持ち、左手に索(縄)を持つ不動使者としての所説を初出とする。(コトバンクより)
不動明王とは、大日如来の化身とされる。
目黒不動の大本堂後ろには、大日如来坐像がある。
大日如来坐像へご挨拶ののちは、大本堂に向かって左手にある愛染明王へと参る。
愛染明王とは?
密教の忿怒(ふんぬ)部あるいは明王部に属する尊像。愛染王とも略称される。サンスクリット名はラーガラージャRāga-rājaで、ラーガ(羅我と音訳する)とは赤色、情欲、愛染の意、ラージャ(羅闍)は王の意。金剛薩埵(こんごうさった)(金剛王菩薩(ぼさつ)と同体)の所変で17尊を眷属(けんぞく)とするが、まれには愛染曼荼羅(まんだら)にみられるように37尊を眷属とする。愛染明王の意味は、人間がもっている愛欲をむさぼる心(愛欲貪染(とんぜん))を金剛薩埵の浄菩提心(じょうぼだいしん)の境地(三昧(さんまい))にまで高めた状態をいう。すなわち煩悩(ぼんのう)即菩提のことで、人の煩悩も仏の悟りの智慧(ちえ)に等しいことを意味する。(コトバンクより)
こちらの愛染明王は、縁結びとしてお参りされている。
愛染明王の隣には、観音様。
微笑観音。
意志不動、または、石不動とも。
さつまいもの普及に尽力した甘藷先生として有名な青木昆陽の墓が目黒不動瀧泉寺にあるという。
その遺徳を偲び、毎年10月28日には甘薯祭りが開催されているようだ。(2021年は不明)
虚空蔵菩薩。
虚空蔵菩薩とは?
仏教における信仰対象である菩薩の一尊。「明けの明星」は虚空蔵菩薩の化身・象徴とされ、明星天子、大明星天王とも呼ばれる。また、知恵の菩薩として、人々に知恵を授けるともいわれている。
「虚空蔵」はアーカーシャガルバ(「虚空の母胎」の意)の漢訳で、虚空蔵菩薩とは「広大な宇宙のような無限の智恵と慈悲を持った菩薩」という意味である。そのため智恵や知識、記憶といった面での利益をもたらす菩薩として信仰される。(Wikipediaより)
虚空蔵菩薩は、丑年、寅年の守本尊だからか、右側にはウシが座していた。
延命地蔵菩薩。その後ろには、中心安住不動。
延命地蔵菩薩とは?
地蔵菩薩のはたらきのうち、寿命を延ばし、福利を与える面を特に強調した呼称。地蔵菩薩は生まれてくる子を加護するとされるが、「延命地蔵経」の説により、短命の難をもまぬがれさせるものとした。(コトバンクより)
護衛不動尊。
境内にある木の足元に仏様。
ふと見ると、頭にセミ?・・・即身仏になっている?
来世は、また違った生き物に生まれ変わるかも。
そして、視線の先、境内の奥から強いエネルギーを感じる。
近づいてみたが、立ち入りができない状態になっていた。
案内からすると、「八大童子の山」という。
御山の真ん中に不動明王が鎮座し、その周辺を八大童子がまもっているようだ。
以前は、ここで地域の盆踊りなどが開催されていたらしいが・・・。
今度は女坂を降りて、独鈷の滝を目指す。
途中、神変大菩薩とされる役行者の坐像があり、足腰の健康にご利益があるとされているようだ。
神変大菩薩とは?
役 小角は、飛鳥時代の呪術者。役行者(えんのぎょうじゃ)、役優婆塞(えんのうばそく)などとも呼ばれている。姓は君。 日本独自に発祥・発展した山岳信仰である修験道の開祖。
実在の人物だが、人物像は後世の伝説も大きく、前鬼と後鬼を弟子にしたといわれる。天河大弁財天社や大峯山龍泉寺など多くの修験道の霊場でも役小角・役行者を開祖としていたり、修行の地としたという伝承がある。(Wikipediaより)
独鈷の滝
慈覚大師が長安の青竜寺に清い滝があったのを思い出し、試みに独鈷(とっこ)を投げたところ、たちまち泉が湧き、滝となったと伝えられている。二条の清水が銅製の竜口から注いでおり、不動講の水垢離場(みずごりば)となっている。近年水量は減ったが、1年中水が枯れることはない。(目黒区HPより)
水かけ不動
柄杓で水をかけるとさまざまなご利益があるとされる。
独鈷の滝の御山というのだろうか、ここにはさまざまな石仏?がある。
写真を撮ろうとiPhoneを構えると、緑色のエネルギーがみえる。
水の精霊・龍神たちがここにあることを知らせているのだ。
残念ながら、多数の人びとに姿をみせたくないようで、枯れることのない水の流れ、霊水がそれを現す。
下の写真は、垢離堂。 青龍大権現を祀っているという。
滝行をするものは、垢離堂で衣服を整えていたとされる。
下の写真は、前不動。
江戸時代、将軍や大名の参拝があると、庶民は本堂へは近づけませんでした。このため、庶民の便宜を図って建立したものといわれています。(目黒区HPより)
目黒不動の山門を抜け、道路を挟んで向いにあるのが、恵比寿さん!
太陽が顔をだし、久しぶりに陽の光を眩しく感じた。
青い空が気持ちよい!
隣には、豊川稲荷がある。
不思議な湧水!
熱いエネルギーを発する。
それに呼応するかのように、ここに近づくと、陽の光が強くなる。
天地のエネルギーがシンクロし、この場所・瞬間が熱くなる。
光の儀式をしてみれば、近くの樹を依り代にして、スーッと湧水のある場所に光が降りてくる。
磁力的なものが働いているのだろう。
記事にはしていないが、この後、参加者様にご協力いただいて、光の儀式!
すると、ひとのエネルギーと天地のエネルギーがシンクロし、レイライン・龍脈が現れた。
ライトワーク!
天と地。そして、ひとのエネルギーが調和するなら、生命エネルギーが強まる!
今回のライトワークは、複数のミッションがあったように思う。
女性性の癒しを通し、地の癒し 水の浄化。
女性性の活性を通し、地の活性 水をおこす。
女性性が調和するなら、陽がおりてくる。
陰陽の調和
それをみてとれた。
さて、ライトワークはこのあと、大鳥神社へと続く!