アラハバキ神
その正体は、諸説ある謎の神だ。
それが意識にあがってきたのは、埼玉県にある氷川神社だった。
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大祓の日程も近いことだし、ならば、スサノオ神に会いに行こう!
そう思って訪れた氷川神社の摂社に門客人神社があった。
神社の名前もご祭神も知らない。だが、その場所のエネルギーに氣がのって、しばし留まっていた。
それから約1時間後のことだった。
長野県諏訪にあるとある神社さんとのシンクロニシティ!
気になって調べてみると、門客人神社と同じご祭神だと気づいた。
はて?
詳しくは、Instagramの投稿より
アラハバキ神。
どこのどなたか存じませぬが、と、思いつつ、深いところでは、知っているような、シンクロしているようにも思える。
謎を紐とくつもりはないが、アラハバキ神をたどることが、魂のミッションへとつながっていく・・・予感!
そこで手始めは、まず近場から。と、思ってみたものの、関東は郊外の交通事情が厳しい場所にある。
もっとも近くて、サクッと行けそうなのは・・・と、調べてみると、東京都府中市にある大国魂神社内にアラハバキ神があるようだ。
この日は6月30日。全国の多くの神社では大祓の儀式が行われる。
氏神さんではないが、大国魂神社の神徳をみると、ちょどいい!
大國魂神社は大國魂大神[おおくにたまのおおかみ]を武蔵国の守り神としてお祀りした神社です。
この大神は、出雲の大国主神と御同神で、大昔武蔵国を開かれて、人々に衣食住の道を教えられ、
又医療法やまじないの術も授けられた神様で、俗に福神又は縁結び、厄除け・厄払いの神として著名な神様です。(大国魂神社HPより)
さて、アラハバキ神とされるのは、大国魂神社外にある摂社 坪宮。
最初に大国魂神社 拝殿を参り、その境内を巡る。
坪宮を探すも、見当たらない。
神社HPに掲載されている案内図では、坪宮の場所が分からず。
そのため、他のかたが書かれたブログを参考に、地図アプリに導かれながら、探しあてた!
大国魂神社境内ではなく、少し離れた場所に坪宮はあった。
道路と道路に挟まれた、まるで中洲のような場所。
行き交う車に気をつけながら、道路際にある宮へ入った。
大国魂神社 坪宮
ご祭神 兄多気比命
出雲臣天穂日命の後兄多気比命が武蔵国造に任ぜられ、以来代々の国造が当社に奉仕せられ、その国造の霊を祀った。(大国魂神社HPより)
さほど、強い氣は感じない。
しかし、お社の前にたち、手を合わせ始めると、ハートのチャクラが反応している。
このとき言葉にならない「なにか」を、アラハバキ神と思われる神スピリットは伝えてくる。
祈りのときが終わり、広くない境内を歩く。
樹が、まるで手をかざし、お社を守っているように見える。
シンプルな境内、お社。
坪宮にあった石碑!
ここが武蔵国の始まり。
埼玉 氷川神社の社伝によると、社名の氷川(ひかわ)は、出雲肥河(斐伊川)の川上に鎮座する杵築大社からの勧請で古代、出雲族の兄多毛比命(えたもひのみこと)が武蔵国造となったことが始まり。
兄多気比命は、ここ坪宮のご祭神。
先日訪れた氷川神社と深いつながりがあった。
正直なところ、この時点では、いまだアラハバキ神について「これ!」というものが意識にあがってきてはいない。
いまだ謎のままだ。
だが、なんとなく、ぼんやりだが、青写真がみえている。
そして、アラハバキ神と出会う旅は続く!