この日は、宿泊地の福岡県 博多からJR鹿児島線に乗り、宗像大社の最寄・東郷駅を目指した。
土地勘のない場所。博多にいながら「鹿児島」という地名を見ると、ああ〜九州にいるのだな〜と改めて実感する。
旅先でのこと、いつもより慎重に行動を・・・と、思っていても、相変わらずの行き当たりばったり感が否めない。
他者からみれば、そりゃ性格でしょってな話だし、実際わたしもそう思う。
しかし、もう一方では、この氣軽さが霊的活動の基本!
なぜなら、魂活動中は、意識があっちこっちと彷徨う。次元を超え、時空を超える。
ひとと話をするときは、ひと的意識が前面に、八百万や精霊、さらにはもっと高い次元にある光の兄弟姉妹たちからへの応答には、魂意識・霊的意識がそれにとって変わる。
瞬間、瞬間に送られくるさまざまなスピリットのエネルギーを感受し、反応・選別、そして行動・実行と形となっていく。
この一連の流れのなかで、思考することがある。その使いどき、使いかたを間違え、イリュージョンの世界に入り込んでしまうと、その間、送られてきた大事なメッセージを受信しそびれてしまう。
例えば、そういえば・・前の神旅ではこうだったあーだった、こーだった。こんなことがあったから気をつけねば〜・・などと、以前の経験が蓄積されているデータベース・幽体に保持されている記憶をダウンロードして、それを加工し始めると、「いまここ」から離れてしまう。
氣の向くまま
魂活動では、しょっちゅうこの場面がやってくる。
ゆえに、常に地に足をつけ、自分であることが必要であり、もっとも大事なのだ。
その土台があってこそ、ひと的意識が魂を介し、霊的意識と一体となる。
わたしがいま、ここで選択したものは、霊(スピリット)が望み、魂が指し示すもの!
もしかすると、それはひと的意識なら面倒だったり、厄介だと思うようなことかもしれないが、そこにはスピリットが欲する学びがあるのだろう。
ホテルの朝食は諦め、7時にホテルを出発。博多駅からJR鹿児島線に乗り込む。
通勤・通学の時間なので、電車内は少し混雑。
このままどこまで立ったままで行くのやら!? 乗り慣れていない路線では、検討がつかない。
なんとなく場所を移動した方がいいように思え、少し移動。
ひと席空いていることを発見!
着席し、うつらうつらしながら朝の空気を楽しむ。
約40分ほど乗車し、目的の東郷駅に到着。そこからバスに乗り換え、宗像大社を目指す。と、思ったのだが、バスに乗る直前に、あたまの中がグルグルと回りだし、まずは遠いところから!と、宗像三女神のひとり、湍津姫神が祀られる中津宮のある大島へ渡ることにした。
宗像大社は、沖ノ島の沖津宮、筑前大島の中津宮、宗像市田島の辺津宮(総社)の三社の総称であるが、現在では「辺津宮」のみを指す場合も多い。辺津宮は宗像市田島に鎮座しており「田島さま」とも地元では呼ばれる。筑前大島には沖津宮遥拝所(瀛津宮)もある。地図上で辺津宮から11km離れた中津宮、さらに49km離れた沖津宮は全て直線上にある。古代から大陸と半島の政治、経済、文化の海上路であった。古くから海上・交通安全の神としての神威にちなみ、信仰されているが、現在では海上に限らず、道主貴の名のもとにあらゆる道、陸上・交通安全の神として信仰を集めている。
沖津宮のある海上交通の要所に位置する沖ノ島は、古来より島に立ち入り見聞きした事を口外してはならず「お不言さま(おいわずさま)」と呼ばれ、島全体が御神体である。そのため現在でも女人禁制であり、男性であっても上陸前には禊を行なわなければならない。(ウィキペディアより)
バスは街中から、畑の多い地域に入っていった。
車窓からみるみる風景に、なんとなく懐かしさを感じた。
田舎だからだろうか・・・
実家の風景やこれまでいったことのある場所などを次々と思い出してみる。
風景はどこにでもある地方の風景なのだが・・・
このエネルギーは・・・
どこかで・・・
奈良県
そうだ! 奈良県だ。なんとなく、奈良から三輪へ行くまでの電車からみた風景に似ている。
道路の周辺に畑が広がり、その向こうには小高い山が連なる。
宗像大社へと通じる道と大神神社のある三輪山周辺の景色がとても似ているように思えた。
エネルギーがとてもよく似ているのだ。
あとから調べてみると、古代・この地を支配していた宗像氏と一説には奈良盆地にあったとされる大和政権とは、とても深い関係にあるらしい。
さまざまなエネルギーがシンクロし、この世界は創造されている。それが現象界だ。
部分的にもエネルギーが似ているのなら、現れる形も同じようなものなのかもしれない。
似ているエネルギー。それがまさしく八百万のエネルギー。この惑星を形作っている地にあるエネルギー。
さて、そんなことを思いながら、バスは宗像大社の辺津宮を過ぎ、波止場へと向かっている。
乗客は数えるほど。
のんびり、ぼんやり、うとうとしながら短いバス旅行を楽しんだ。
そして、神湊波止場へと到着。
ここからフェリーに乗り、大島を目指す!
それについては、次回ご紹介。
この回では、大島から戻り、宗像大社の総社であり、辺津宮についてをご紹介!
大島から戻り、路線バスで宗像大社前で下車。
歩いてすぐのところに大社はある。
福岡空港に着き、宗像大社の案内パンフレットを手にとって気づいた!
そういえば、ここ宗像大社にまつわる場所は世界遺産だった。
それもあってか、さすがに総社・辺津宮はひとが多い。
表参道から本殿を目指す。
この日は晴天! 汗をかくくらい太陽が燦々と降り注いでいる。
本殿に龍脈現る!
本殿向かって右側には、ご神木!
ご神木は天と地をつなぐスピリット!
大概神社のレイライン・龍脈上にあり、八百万の依り代でもある。
天のエネルギーをふんだんに受け容れ、地のエネルギーを引き上げ、氣を作り、発し、循環している。
その地の生命エネルギーであり、守護するものである。
ここ総社で一番行きたかった高宮斎場へ。
高宮斎場へ向かう参道の左側 奥の方に鳥居が見える。
森の奥に鳥居。こういうシチュエーションが好き。
数多くある摂末社のひとつ。
向かって左側が松尾神社。右側が蛭子神社。
鬱蒼としているところだったので、光の儀式をおろしてみた!
さらに奥へ進むと、樫のご神木!
高宮斎場を目指し、歩を進める。
ところところで光をおろす!
到着!
高宮斎場
市杵島姫神の降臨の地とされ、社殿がない古代祭場です。(宗像大社HPより)
古代祭祀
まさしくその言葉がぴったりの地!
撮影はしたものの掲載すべきではないようなので、遠くからの画像でご容赦。
そう思ったのも、実は撮影しているとき、大きな蜂がやってきた!
神域で蜂! 昨年参拝した出雲大社の素戔嗚のお社をお参りしているときに蜂がやってきた。
さらに、この日から2日前、青山でセッション前の準備をしているときにも大きな、おそらくスズメバチであろう蜂が最初は一匹、あとからもう一匹やってきた。11階なのにと驚いたのと、そのときから蜂が近くことに強いメッセージ性を感じていた。
宇宙いっさい数字で表すなら、蜂は、八を意味している。
数字はいろんな側面をもっている。ひとへシンクロするのか、魂へシンクロするのかによって受けとるメッセージは違ってくる。
その数日、大宇宙からわたしへ送られてきたメッセージは「8」なのだ。
斎場の撮影も終わり、視線はおみくじ売り場へと向かう。
最初は、ふ〜ん・・としか思わなかったのだが、そのすぐあと、目の端、したの建物の向かって左側に、紫色のようなエネルギーが走ったのが見えた。
あれれ?
そう思って、iPhoneで撮影をしてみる。
そしたら、そこには、強く大きな、どでかく龍脈が走っていた!
白龍がうごうごしている!
ぐおんぐおんと強いエネルギーが流れている。
光の儀式
光の饗宴
少し白龍神と光遊びをしたあと、ひとも来たので、次なる目的地へと向かう。
第二宮 第三宮
伊勢神宮の古い社殿を頂戴したもので、第二宮には田心姫神、第三宮には湍津姫神が祀られています。(神社HPより)
それぞれの宮へご挨拶ののち、光の饗宴!
たいがいのお社は光の通り道、レイラインに鎮座している。
よくいわれる「神さまが一番いい場所にいる!」というのは、まったくその通り!
氣の整った地とその逆の地を経験してみて思うのは、天のエネルギーがどんなに愛をもって降り注いだとしても、受けとる側がOKの状態じゃないと、活気のある、瑞々しい、どんな言葉がぴったりするのか分からないが、要はポジティブな状態じゃないと、天と地はうまくつながらず、その地は調和しない。
それは、ひとにもいえることなのだろう。
どんなに天が無償の愛・神なる光線を送っても、受け容れられる状態にないと、その後の現象につながらない。
地にあるエネルギーは、黒い龍を現す。
天にあるエネルギーは、白い龍を現す。
そのほかにも自然界などの異界にあるエネルギーは、さまざまな色の龍を現す。
この惑星を創造するエネルギーであり、どれをとっても必要なもの。
しかし、幽界にあるダークエナジーが影響をおよぼし、ひとの邪気・悪気が邪鬼・悪鬼と化し、龍を操る。
邪なる龍が、ひとを操り・・・その循環で、この世界を灰色のエネルギーで包み込む。
光の道・レイライン!
それは、大宇宙の聖なるエネルギーがつながる道筋。
レイラインの復活
龍脈の拡大
それは、大宇宙の光の経路 愛の経路を太く・大きくすること!
そうやって、この惑星が作り出した灰色のエネルギーを払拭する。
八百万とともに
精霊とともに
この惑星へ転生した光の担い手とともに、
光の聖師団は、現界と霊界・神界のはざまで活動している!