【祈り】繊細かつダイナミックな女神 磐長姫が鎮座する 静岡・雲見浅間神社

2020.7.13  Chikako Natsui
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雲見浅間神社

伊豆半島の南西部、静岡県賀茂郡松崎町雲見にある、標高162mの烏帽子山(えぼしやま)に鎮座する神社。雲見神社(くもみじんじゃ)や御嶽浅間宮(おんたけせんげんぐう)とも呼ばれる。全国におよそ2000社あると云われる浅間神社の中でも珍しい、磐長姫尊(いわながひめのみこと)のみを祀る神社である。

鎮座する烏帽子山は、御嶽山(おんたけさん)とも雲見ヶ嶽(くもみがたけ)とも呼ばれ、伊豆半島の最西端となる海岸に立つ、独立した凝灰岩質の岩山である。その中腹に拝殿と中の宮(女宮)があり、山頂の直ぐ下に本殿がある。往古は女人禁制の神社で、女性は中の宮までしか参拝できなかった。

祭神の磐長姫尊は、富士山および富士山本宮浅間大社の祭神である木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)の姉であり、大山祗命(おおやまつみのみこと)の娘である。

姉の磐長姫尊は醜だが妃に娶ればその子は岩のような長命を授かり、一方妹の木花開耶姫命は絶世の美女だがその子の命は花のように短い、とされていた。天孫である瓊瓊杵命(ににぎのみこと)は、葦原中国(あしはらのなかつくに、日本のこと)に降臨して木花開耶姫命に一目惚れし、大山祗命は姉の磐長姫尊も共に妃として差し出したが、瓊瓊杵命は磐長姫尊を疎んじて大山祗命の許へ返してしまった。この神話は古事記や日本書紀などにも見られるが、これを悲しんだ磐長姫尊は雲見に隠れ住み、仲良しだった姉妹も互いに憎み合うようになってしまったという。

(以上、ウィキペディアより)

 

以前、ここを通ったとき神社の名前を目にし、気になっていた。

その縁もあってか、今回の旅では、神社近くにある雲見温泉に宿をとった。

 

神旅のほとんどは、場所やアクセス方法は調べるものの、詳しい下調べは行わない。
知識と直観。言い換えるならひと的意識と霊的意識がこんがらがるのを無意識に避けているように思う。

 

雲見浅間神社。

浅間神社というからには富士山と関わりがあることは予想していた。

冒頭でもあったが、ご祭神は磐長姫尊。石長比売と記する場合もある。

磐長姫をご祭神としている神社は少ない。

そのうちのひとつであるこの神社は、磐長姫の伝承を語るうえでは大事な役所。

 

さて、鳥居を抜け、長い階段をあがっていく。

 

 

 

昼食をとって間もなくの体には、とても長く感じられる階段・・・を、上がりきった先に!

 

 

 

拝殿到着!

 

 

 

お参りのにち、導かれるように小道を歩いた先には、海!

晴れていたなら、伊豆の青い海が堪能できただろうな〜と想像を楽しむ。

さらに、海の先には富士山が見えるらしい。

 

 

これまで神旅で訪れた小さく閑散としているいくつかの神社を思い出した。

なにかを内に秘めているような・・・

大きなエネルギーを内包しているような・・・

言葉が見つからないが、それを感じた。

 

ふと気になって、この前に訪れた白浜神社との位置関係を調べてみると、少々のズレはあるものの直線でつなぐことができる。

 

雲見浅間神社。

 

とあるエネルギーをつなぐための大事なポイントになっているような気がした。

 

 

本殿へ向かう階段。 長い!

 

今回は上がず。

 

昼食は魚を食べたのもあって、波動が下がり、体が重く。断念!

 

わたしは富士山好きだから、磐長姫は参拝を許さず!・・・かな。

 

 

 

実は、雲見浅間神社の前に、堂ヶ島へ。

この日はお天気悪く、記憶にある青い海は見れず。

でも、幻想的!

 

 

 

昼食は金目鯛焼き魚定食!

お口は大満足!

 

 

サービスの地元産のところてん。

お酢と黒蜜、2つの味を堪能!

 

 

伊豆半島。

晴れて、憂いのないときに、また行きたい!