インディゴチルドレン! 孤独なミッション 愛に飢え 愛を求め 愛に嘆く

2020.6.30  Chikako Natsui
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道ゆく家族。

ちょっとだけ気をひいた。

 

祖父らしきひとが、孫らしい子の名を呼ぶ。

返事はない。また呼ぶ。

「そういう年ごろなのよ」と、祖母らしきひとがたしなめる。

その子以外に、子どもはあとふたり。

のんびりと歩くなんとも平和な風景。

 

しかし、ちょっとだけ気をひいた。

 

わたしはスタスタと歩き家族を追い越した。

まもなく意識からその家族のことは消えた。

 

だが、道の先端まで歩き、そこから引き返してくると、また先ほどの家族と遭遇。

さっきと同じようにのんびりと談笑しながら歩いている。

 

「そういえば、さっきはひとり孫が離脱していたな」と、記憶が戻った。

 

なぜか、反抗期らしいお年頃で、さっきは見えなかった子が気になり、チラリと視線を向けた。

てっきり男の子かと思っていた。そんなエネルギーを感じたからだ。

服装から察すると、どうやら女の子らしい。

世間でいわれる反抗期の年齢にはみえないが・・・。

お母さんらしきひとが、しきりに後ろを振り返り娘を気にしている。

 

瞬間、目があった。

 

あ〜 インディゴチルドレンね。

怒り、孤独、愛に飢えたような目をしている。

 

家族から少し離れた距離。それがその子のいまの家族とのこころの距離なのかもしれない。

近づきたいけど、こころのなかのなにかが邪魔をして近づけない。素直になれない。

大勢の人びとに囲まれていても、いつも自分だけが浮いているような、家族に馴染めず、よそ者のような感覚がある。

お母さんはその子のことを、とても気にしているようだったが、娘が張り巡らせたこころの壁にあって近づくことを恐れてもいるようだ。

他の子どもたちを意識しなかったが、おそらくクリスタルチルドレンなのだろう。

インディゴとクリスタル。後者の方が接しやすいので、親はクリスタルに癒しや安心感を求め、インディゴは疎外感をもちやすい。

 

そんなことを考えながら、再び家族をすれ違った。

 

そして、その後、三度、家族を遭遇した。

 

どうやら、インディゴチルドレンが姿を消したらしい。探している。

 

家族から少し離れて歩いていたので、消えたことに大人たちは気づかなかったのかもしれない。

 

いろんな想いのエネルギーが交差する。

 

甘えたいのに素直になれない子ども。存在に気づいて欲しくて、認めて欲しくて極端な行動にでてしまう。

愛しているのに子どものこころに近づけない親。どうやったら親のいうことをきかせらるのだろうと悩む。

愛する気持ちということをきかせたいというエネルギーがちぐはぐする。

 

手をつなぐとか、ハグするとか、それだけで愛情は伝わったかもしれないが。

 

嘆きの惑星 地球。

 

「愛」が課題の魂たちが転生し、様々な人間模様のなかで、それを学ぶ。

 

 

わたしの気になるは、調和されていないときにおこる。

ひと、環境、動物、植物・・・

あらゆるスピリットが調和されているなら、その場は穏やかな川の流れのようだ。

反対に、調和がされていないなら、それを乱すエネルギーがそこにある。

ひとりのひとが抱える大きなネガティブエネルギーかもしれないし、関係性から派生したものかも、自然や動物、そこにあるはずのない、ある必要のないものかもしれない。

以前、全国から移築した建物が並ぶ公園のようなところに行ったことがある。スピリットの調和がとれておらず、居心地の悪さを感じた。

とある会議で、共通の議題にも関わらず、通訳なしでそれぞれ参加者が自国の言葉で議論しあっているような感覚。意思疎通もできなければ、話もまとまらない。

 

地球の変容が次の段階に進むまでの間、この世界は調和のとれないエネルギーでギクシャクするだろう。

 

霊性の高い子どもを養育する平均的な地球人。感覚が閉じ気味なので、子どもが何を感じ、考えているのかキャッチすることが難しい。

さらに、今現在、自治体などが運営する機関の構造は、霊的なことから一番遠く離れているようにも思える。

 

大人たちへメッセージを携えて、来たるべく地球の次の変容に向け、この世界の構造を壊し、新たに創るためにやってきたインディゴチルドレン。

この子たちが成長し、社会にで始まる頃には、地球もいまの段階が本格稼働するだろう。

 

さて、それまで大人になった宇宙ソウルは、できるだけ宇宙意識へと拡大していくことだ。