魂を生きることを意識しているのといないのでは、霊的進化の意味合いが変わってくる。
ひとの世的に、どんなに高尚なことをしていても、世のため・ひとのため〜と唱えていても、ひと的課題が終わらないうちは、情緒的なことがスタートとなり、エゴ的、欲得的になりやすい。
お金が! 知名度が! と、結果を求めているなら、ひと的課題に向き合っている最中。魂の本質は行ききれていない。
紆余曲折、何度かの生を経て、魂を成長させ、霊的進化をしていく。ひと的課題の終わりが見え、霊的に生きられるようになると、魂とのつながりが見え始めて本格的な魂の使命が始まる。
忙しく生きているときは、内なる声・魂の声は聴こえないから、魂にはつながらない。
ところで、魂の使命と聞くと、なにやらカッコいい響きではあるが、場合によっては、一見地味で目立たないものだったりする。
地味で誰の役に立ってんだ? いくら稼げるんだそれ?と、世の中から呆れられるようなことでも、内なる声がそれが真というならが、誰の評価を気にすることなく、それをやる。
なぜなら、霊的に生き、魂の本質を生きれるようになるまで、ひとの世的な常識や欲求をかなり手放しているので、気にならなくなるのだ。
さて、一見地味で、なんだそれ?と、思うようなことだが、やはりネガティブエネルギーを解放し、自分軸をしっかりしていないことには危険極まりないないということもある。
最寄り駅から数個離れた駅にあるパン屋さんが気になっていた。
その日、ネットで調べて行こうかどうしようか決めかねていた。その瞬間、お店の先にある一度だけ行ったことのある神社を思い出した。
神社が本命でパン屋はついでかな〜。と、思考がぐるりとする。
続いて神社を検索した。前に行った時には、何かのついでだったように思う。まだ神旅などを始める前のこと。
改めて神社のHPを見て、ふと気になる情報が掲載されていた。
この神社は、別の神社と合祀され、以前は別の場所に祀られていたのだが、都合により、いまの場所に移設したという。
内なる何かがうごめいた。
パン屋はきっかけのきっかけで、神社もきっかけで、本命は、神社移設前の場所。
そこでにミッションがあるように思えた。
あれこれ外出の準備をし、あとは出かけるだけとなった途端、急に気持ちが萎え、身体が重くなる。
なんだろう?
とりあえず、瞑想をしてエネルギーを整えることにした。
天気がいまひとつだからか? 思考が動く。
しかし、目を瞑ってまもなく深い瞑想へと入っていった。
ひと的意識と霊的意識がつながる。
わたしの意識はいま、霊的世界にあり、行こうとしていた神社移設前の場所へとテレポートする。
行ったこともない場所だが、エネルギーが伝わり、ぼんやりとその場所を連想する。
霊的意識なのか、はたまた指令なのか分からない。
2つのことをしなければならないと理解した。
ひとつは、そこにオーラの膜を張り、そこを隠す必要があること。
どうして隠す必要があるのかは分からない。
もうひとつは、天界のエネルギーを下ろすこと。
さて、オーラの膜は張った。
そして、天界のエネルギーを下ろそうとした瞬間!
地からグオーッと火のごとく、すごい勢いでエネルギーが上がってきた。赤い色と、よく覚えていないが、他にも違う色が見えたように思う。
わたしは、なぜか、ヤバっ!と、思い、天界からのエネルギーを下ろすが、地のエネルギーの勢いが強すぎて、押され気味。
どうにもうまいこと、エネルギーが地の内部へ入っていかない。
ジレンマを感じるのと、地から吹き上がったような赤く、その他もろもろのエネルギーに負け気味。
そんなことをどのくらい続けていたのだろうか。
不完全燃焼気味で、タイムオーバー。
意識がこの世界へと戻ってきた。
目を開いて、ようやくひと的意識になる。
時計を見る。
ものの5分、10分のような気がしたが、実際には、1時間30分以上経っていた。
お昼もとうに超えている。
身体を起こすと、とてつもない疲労を感じた。
勝ち負けではなかったのかもしれないが、なにか、負け感が残る。
実際、わたしがその地へ行って、なにかをしていた訳ではないのだ。
実際には、わたしが意識を飛ばすと同時に、わたしのエネルギー体を通し、天界の誰かが天と地をつなごうとしていた。
その間、わたしの体は高次元を示す寒いエネルギーと低次元を示す熱いエネルギーを交互に感じていた。
まるでわたしの身体が戦場のようだった。
フォースとフォースの戦い。
それは疲れるわ。
軍配は!?
勝ち負けではないかもしれないが、肉体の疲れと、面白くなさは、ミッションがうまくいかなかったように思えた。
その地になにがあるのだろうか?
小さな八百万や精霊たちは、どんなメッセージを送ってきたのか?
それを記事にするには、ためらいがある。
これは、宇宙ソウル!地球でのライトワーク(Hikari(コズミック・ハート・エナジー))をみつける!などの集いで話しをしていこう!
いや、もったいぶっているわけではなく、それだけ、見えざるものを相手にする場合には、慎重にしなければならないということだ。
今回、ミッションが不発に終わったように思えるのも、わたしの認識・意識のもちかたが甘かったようにも思える。
しかし、ひとつの経験は、わたしをまた大きく、強くする。
ひと的意識からするなら、なんだそれ?というのも魂の使命。
がっかりしたひとは、魂の修練中!
そうか! なるほど!と、思ったひとは、目醒めが始まっているか? はたまた魂の本質を知っている!?
これから先、霊的世界は徐々に広がっていく。
ひとでいながら、霊的に生き、この世界と異世界をなんなく行き来するときが来る。
これまで見えなかった世界が当たり前になるときがやってくる!