夢をみた。
大きくて長いへびに追いかけられる夢・・
あっちこっちと逃げてるつもりが、どこに行っても出会ってしまう。
その夢の最後のほうには、小さな白い犬がでてきた。飼い主らしきひとに抱っこされて、舌がぺろっとでているところが可愛らしかった。
へびと犬。
へびは弁天様などの水を司る神か三輪山の大物主神を思いだした。
犬は・・・
このところ神社のお参りのときにみせられる映像を思いだしたが、それにしてはひとなつこい感じが、それともまた違うような気がする。
おきがけのぼんやりした頭でそんなことを考えた。
それから1時間ほどのち。身支度を整えて、朝の祈りを始めた。
しかし、集中できない。
へびと犬が気になっている。
内側がそわそわする。
そういえば、昨日、午後からのセッションのときに、「東京の結界」の話をとしたことを思いだした。
結界・・・。
どこかにつながったのか、急に、水天宮のことが気になりだした。
様々な説はあるようなのだが、江戸、皇居を守護する五社だったり、新・五社というのがあるらしい。
わたしが気になったのは、新・五社。
東京大神宮
日枝神社
神田明神
水天宮
金刀比羅神社
その話がでたときに、東京大神宮近くの会議室をつかっていたせいもあったのだろうか。
結界。
昨年の富士山周辺にある浅間大神がお祀りされている神社を訪れるたびに、その言葉が浮かんでいた。
富士山
結界
そして、ここ2、3日のこと。
だいたい夜10時を過ぎるころ、毎月定期購入している「日田天領水」のサーバーから水が落ちる。
直前に水を使ったとかなら話は分かるが、そうではない。
突然、しずくが落ちる。
あるとき気づいた。
「あ〜八百万のエネルギーが来ているときに、そういった現象がおきるのか!」と。
慣れっこになっていたせいもあったのだが、ここ数日は似たような時間に連日続いていたのを、別なことに気をとられていて、しっかりとシンクロすることはしなかった。
おそらく、どこか、だれか、水の神だろう・・くらいにしか思っていなかった。
あとから思えば、そこで気づいておけば、夢でへびに追いかけ回されることもなかったかもしれないが。
朝の祈りへと話を戻す。
結界
富士山
新・五社
それらがシンクロし、「そうだ!東京巡り、新・五社へ行こう!」と、思いたった。
東京は日常に密着し、仕事場的な感覚だったが、改めて旅人の目でみてみるのも面白いかもしれない!
また、ひとが歩けば歩くほどに、結界は強まる。
先日、京都の貴船や鞍馬、奈良の三輪山で大きなエネルギーをストックしてきたばかりなので、関西と関東のエネルギー交流をする意味もいいだろう!
また、先週くらいから湯島天神の梅の花も気になっていたので、そこにも行ってみようと思いついた。
フラリとでかけようと行動に移せる自分が、よりエネルギーが軽くなったことに嬉しくなる。
最寄りの駅から電車に乗り、最初は水天宮に行こうか、湯島にしようか、頭のなかでシミュレーションしてみる。
梅が気になる。最初に湯島にしようか・・と、思う一方で、いち早く水天宮に行かなければならないという、内なるなにかにせっつかれているような気もしている。
軽い葛藤をやり過ごし、スタートは水天宮と決めた。
さて、都会の神社はちょっとずつ近代的!
水天宮への入り口は、ビルっぽい!
け
境内には弁天様! 市杵島比売神が!
御朱印をいただく列に並び、ようやく分かった!
「へびと犬」
水天宮といえば、戌の日の安産祈願!
いくつもの犬の置物が売られていた!
そして、御朱印にも犬!
へびは弁天様の神使!
水天宮のあとは、湯島天神へ!
湯島天神といえば、合格祈願に、学業成就!
ものすごい数の絵馬があった。
どなた様も笑顔の春が来ることをお祈りします。
その後は、歩いて神田明神へ。
ここも以前から気になりつつ、参拝ができていなかった神社さん。
境内へ入った瞬間に、とても清々しいエネルギーを感じた。
参拝するひとがかなり並んでいたけど、それも気にならないほどの浄化力を感じた。
境内には大黒様も!
江戸神社というのがあるらしい・・・。
そして、霞ヶ関下車。虎ノ門にある金比羅神社へ。
ここに金比羅さんが!
省庁のビルが並ぶ場所を歩きながら、ちょっとびっくり。
鳥居も都会的!?
ご祭神は大物主神。へび神様だ!
境内には稲荷神社も。
お正月に訪れる日枝神社。
写真は昨年のもの。
最後は、東京大神宮! 縁結び!
こちらも昨年の写真。
ご祭神は、水天宮と同じアメノミナカヌシ! もちろん天照大神も!
以上、江戸を守護する新・東京五社プラス湯島天神!
結界を・・・という説もあるが、どうなのだろう・・・。
実際訪れてみて、少し疑問に思ったりもした。
これはあくまで私見だ。
たしかに、関東は結界が二重にも三重にも施されているように思う。
しかし、それが少数の神社だけでとは考え難い。
神社もありだろうし、お寺もあるだろうし、さらに、ひとの理解を超えた秘密というのか、術があるように思う。
もちろんそこには、土地の神、八百万との同意があってのことだろう。
秘術は別にしても、春を感じながら東京を歩くのはとても楽しかった!
これまでと違う感覚を味わえた。