10月。
台風19号が関東を直撃した翌日、田無神社を訪れた。
龍神を求めてのことだった。
この台風は大型で関東地方から東北方面へと縦断、大きな被害が予想され、首都圏の交通機関は早々に運行中止などが決定されていた。
というのも、関東の所々では、前月に上陸した台風15号のつめあとがまだ生々しく残っていた。
そのせいもあってか、数日前から台風関連の報道が多く、不安が蓄積していった人心のエネルギーが集合無意識へ影響し、列島が重苦しいエネルギーに包まれた。
まるでそのネガティブなエネルギーを吹き飛ばし、洗い流すかのように、台風のエネルギーも一層強くなったように思える。
台風が関東近辺を通過していったのは、土曜日の夜9時、10時頃だったろうか。
わたしの自宅があるあたりは、大きな被害はなかった。
台風が通過している時間あたりだろうか、「龍神」という言葉がわたしの頭の中を出入りするので、すぐにネット検索をした出てきたのが、田無神社だった。
面白いことに、行く必要のある神社は検索直後にでてくる。
田無神社の創立は正応年間(建長年間説もありますが、いずれも鎌倉期、十三世紀)です。谷戸の宮山に鎮座し、尉殿大権現(じょうどのだいごんげん)と呼ばれていました。ご祭神は龍神様です。
さらに、尉殿大権現は明治五年(1872年)に熊野神社、八幡神社を合祀し、田無神社と社名を改めました。その際に、主祭神・大国主命と須佐之男命(すさのおのみこと)、猿田彦命(さるたひこのみこと)、八街比古命(やちまたひこのみこと)、八街比売命(やちまたひめのみこと)、日本武尊命(やまとたけるのみこと)、大鳥大神(おおとりのおおかみ)、応神天皇(おうじんてんのう)をお祀りして、現在に至っています。
(田無神社HPより)
台風通過の翌日。
龍神を鎮めるという大層なことでもないが、ご機嫌伺いに訪れた田無神社は、ちょうどお祭りが行われていた。
上述したように、大国主命。須佐之男命など様々な八百万がお祀りされ、そして、驚いたことに、青・赤・金・白・黒色のご龍神も境内にお祀りされている。
色ごとに次のような意味がある。
青龍 東の守護。水や浄化、男性性のエネルギー。
赤龍 南を守護。生命力、女性性のエネルギー。
金龍 豊かさ、完全をあらわすエネルギー。
白龍 西を守護。水の神。
黒龍 北を守護。地を守る。地震とも関連するエネルギー。
地球が発するエネルギーは、龍として現れる。
色によって、そのメッセージをよみとることができる。
その地に祀られている龍、この頃気になる龍、縁のある龍。それぞれにメッセージが異なる。
もしかすると、それは自分の内なる声かもしれないし、集合無意識から、はたまた地球からのメッセージかもしれない。
龍の国 ニッポン
水の国 ニッポン
水の惑星 地球
この先、空に、龍神や神使の龍を度々見かけるかもしれない。
それは間違いなく、いま、地球の変革のときだということのメッセージだ。