世界の景気とは、会社経営者の感覚で決まるという話を聞いたことがある。
なるほど・・・
ネット情報などを見ている、そうなのか・・・と、思った。
思考がイメージ化する。
思い描いたことが、現象となって現れる。
エネルギーの強い経営者なら、なおさらだろう。
この世界はイリュージョン。
見える世界は、自分の内なる世界を現す。
誰かの世界と誰かの世界が重なりあって見えているだけ。
苦しいひとと苦しいひとが引き寄せ合えば、やっぱり「苦しい」世界が見える。
楽しいひとと楽しいひとが引き寄せ合えば、そこには「楽しい」エネルギーが流れる。
幸せなひとと幸せなひと
悲しいひとと悲しいひと
寂しいひとと寂しいひと
エネルギーの引き寄せは磁石にくっつく砂鉄のごとく、必ずおこる。
景気が、誰かのイメージなら。
幸せな世界も苦しい世界も、誰かのイメージ。
もし、いまいる場所が苦しい世界ならば、自分の内には「苦しい」エネルギーが満載しているのだろう。
安心安全、幸せな世界にいるのならば、自分の内にはそれと同じエネルギーが満ちている。
自分の内にないものは出会わない、見ないのだから。
日本は、少子化・超高齢化社会となっている。
このままいけば、どんどんと日本列島から日本人のDNAをもつひとがいなくなっていく。
それが、大宇宙の計画ならば、致しかたないこと。
山河は地球へと返される。
しかし、これも大多数のひとのイメージのような気がする。
年齢を重ねると、病気になり病院へ行く。薬をもらいに通院はあたり前。
そして、ひとによっては介護が必要になる。
多くのひとが、年をとる→体に不調をきたす→病院へ行く→場合によっては介護される。
どこかでそれが当たり前の人間の年のとりかたと思っていないだろうか。
そうはなりたくない!と、拒否すればするほど、それを引き寄せてしまうのが、宇宙の法則。
頭でイメージしたことが、そのまま、現象となる。
どうにか、木が草花が、自然と枯れ、朽ちていくように・・・ひとも自然と朽ちることができないだろうか?
社交の場?と、思えるほどの頻繁の病院通い。
溢れるほどの薬。
こっちの痛みを薬で抑えるならば、その薬の強さによってあっちの部位が痛くなる。
痛みの循環。無くならない医療費。
だんだん年を重ねるごとに、子どもには迷惑かけないように、ピンピンコロリがいいわ〜と口癖の高齢者も多い。
迷惑かけたくないわ〜と思いつつ、住み慣れた家を離れ介護施設、高齢者施設へ入るのは寂しい。仕方がないことだと、迷惑はかけられないと頭では分かっていても、寂しさで、なんとなく恨みがましい気持ちも湧いてくる。
高齢者
病院
介護施設
これもまた、ひとの恐れが現象化した社会システムなのかもしれない。
ひとため、誰かを救いたい・・・
高尚な気持ちは、日々の疲れで何処へやら。
医療・介護に経済システムできあがり、それによって生かされる人々。
生かされるのは患者だけではなく、携わる関係者もまたそれによって生活が成り立つ。
自分が生きるには、患者が必要になる。
高齢者
病院
介護
この流れは、人々の無意識に書き込まれ、集合無意識となっていった。
「ひとは年をとると、病院や介護施設のご厄介になる」
ひとのイメージは具現化する。
それが集合無意識ならなおさらだ。
エネルギーが半端ない。
病院が悪いわけでも、介護施設が悪いわけでもまったくない。
病気で苦しむひとがいる以上、その流れは変わらない。
なにより、ひとりひとりの幽体にある恐れなどのネガティブエネルギーが無くならないと、この世界に様々な形で干渉しているシステムは変わらない。
ある意味、これは幽界にあるネガティブエネルギーが現象となっているのだから。
いいことを考えれば、いいことを引き寄せやすく、
悪いことを考えれば、悪いことが起こりがち。
さて、あなたはいつもどんなことを考えているだろうか?
楽天的? 不安症?
例えば、会社で大きなプロジェクトを任されたとしよう。明日、プレゼンテーションがある。
あなたなら、どう思うだろうか?
チャンス!
または、
プレゼンも含めてプロジェクトを失敗したら嫌だな。責任取らされたらどうしよう?
後者の回答ならば、幽体にネガティブエネルギーが蓄積されている。
また、明日はテニスの試合!
絶対、勝つ!
または、
負けたらどうしよう〜。こうやったら、いいかな〜 あーやったらいいかな〜。
後者の回答なら、幽体にネガティブエネルギーが蓄積されている。
過去生からのネガティブエネルギーを蓄積している場合、物事をスパッと決めることが難しい。選択できない。行動できないことが多い。
何かを始める前に、失敗したらどうしよう? こうなったら、あーなったらと、事前に考えに考えなく。また、失敗してやり直しとか、他者に責められること、ひとより損だと思うことを過度に怖がる。
それは、何か動こうとしたときに、過去の失敗体験を思い出したり、思い出さないまでも体に蓄積されたネガティブエネルギーに刺激をされて、あらぬ方向に思考がいってしまう。
あーなったら、
こーなったら、
あーも、こーも、大概、思い浮かべているのは、「失敗したときの場面」なので、そこで、「失敗」をすでにイメージしてしまっている。
結果・・・
「失敗」
というイメージを現象化したというわけだ。
いまをありのままに生きられない。
自由を感じない。
閉塞感を感じる。
でも、動けない!
そんな場合には、幽体にあるネガティブエネルギー・・・恐れなどが心身・脳に残っているからなのだ。
ネガティブエネルギー保持者がこの世界に多くいるのなら、みんな揃って、間違いなく「ネガティブな現象」を作り出す。
数の論理!・・・って、いっていいのかどうか・・だが。
恐い恐いと思っていれば、「恐い社会」ができあがる。
悲しい悲しいなら・・
幸せ幸せなら・・・
さて、あなたの幽体にはどんなエネルギーが一番多く蓄積しているだろうか?
日本という国の存続は、ひとりひとりにかかっているように思う。