「充電」
以前だったら、旅行行って、美味しいもの食べて、楽しくって、ワクワクして・・・。
そういう時間を過ごしていた。
この夏、実家にこもって、エネルギーのひとり調整をしていると、なるほど「充電」とは、こういうことかと、今さらながらに納得した。
宇宙エネルギーで心身を充電していく。
ワクワクもワイワイもいいのだが、外に氣が向きすぎると、逆に放電になってしまう。
夜、家に帰ってみると、「楽しかったけど、疲れたわ〜」となりやすい。
休みなくストレスフルに仕事をしているときは、案外、体調の変化には気づきにくいものだ。
例えばお正月など、長い休みに入るなどすると、途端にあっちが痛い、こっちが痛い、風邪をひいた、お腹をこわしたなどと体調不良になることがある。
そんなとき「氣が抜けたから」などと聞いたことがあるだろう。
忙しいときとは、大概、氣は外に向かっている。
仕事だ、勉強だ、遊びだ、スポーツだ、好きなひとだ、なんだーかんだーと。
だから、自分をかえりみることはしないし、自分に気づきにくい、感じにくい、鈍感な状態になっている。
それが休みに入ると、忙殺されていた仕事がいっ時目の前から消えるので、途端に身体の声が聞こえ始める。
この世界、いまの時代は、外に意識が向き続け、自分に気づきにくい構造になっている。
内なる声を聞く!・・・と、いっても、外の世界にわんさか楽しいことと苦しいことがありすぎて、どうしてもそっちに目がいく、意識がいきがち、考えすぎる。
・・・き、聞こえない・・・となる。
さらに、自分自身の氣が枯れていく。
結果、自分が使える氣がなくなり、動けない、選べない・・・が、やがては、病気となっていく。
また、自分の氣と他者の氣を混同してしまっているケースもよくある。
○○のために・・・
一見、聞こえがいい言葉だが・・・
よくよく気づいてみれば、自分を後回しにする社会構造の根本は、ダークエナジーの仕掛けたものではなかっただろうか。
氣を遣う
社会の常識がそうだからと、自分を抑えて他者に尽くす、サービスをする仕事は多い。
自分の氣を他に遣ってしまっているのだから、疲れてしまって当然だ。
休日になると、ぐったりして、何もする氣がおこらない・・・。
または、ストレス溜まって、どか食い、どか買い物、あらゆる方法で発散!
氣が枯れる。
自分のためにつかえる氣が残っていない。
エネルギー不足。
このパターンをもつひとは、輪廻転生、過去生から同じような生き方をしていることが多い。
自分を罰し続ける生き方。
他に自分を与え、自分を失くし、それを繰り返している。
セッションでも様々な方とお会いする。
その多くがこの地球でミッションを果たすために転生してきた宇宙ソウル。
しかし、人間として転生を繰り返す中、それをすっかり忘れてしまっている。
そもそもは高い周波数をもつ魂であっても、人間として経験してきた苦しみや悲しみによって魂の周辺には灰色の靄がかかってしまい、光が弱くなっている。
今回こそは、カルマを軽くして、地球とそこに住まう人々のために生きるぞ!
そう願って、この世界へやってきたのかもしれない。
しかし、魂が望むような生き方ができない。
時間に追われ、ひとに氣を遣い、ジタバタしながら生きている。
氣が枯れている状態では、魂につながることも、宇宙につながることもできない。
大宇宙とつながるには、心身が整った状態である必要がある。
なぜなら、健やかな肉体とこころの状態であってこそ、大宇宙からの大きなエネルギーを受信することができる。
電線が切れていたのでは電気が流れないように、ラジオが壊れていたのでは音楽が流れないように、受信する側に何かしらのトラブルがあったのでは、受けとることができない。
肉体にトラブルがあるのなら、それを修復する必要がある。
こころに滞り、蟠りがあるのなら、ブロックしているものを流してやる必要がある。
そうすることで、チャクラが正常に動き、内と外の氣の循環がスムーズに行われる。
全身のエネルギーが循環し始め、引き寄せがおこってくる。
なにかしらトラブルを抱えているときは、肉体にも病的な症状が現れていることが多い。
緊急を要する症状の場合には、医療機関でなんらかの処置が必要だ。
霊的にいうなら、肉体は魂の入れ物であり、病気は魂からのメッセージ。
肉体の治療をするとともに、ものの見方、考え方、感情の囚われ方を含めた生き方のクセに気づかないと、また再発などということも考えられる。
ひとには内なるヒーラー、インナーヒーラーがいる。自然治癒力、自己回復力ともいうだろうか。
いっ時、心身が病んだとしても、大宇宙のエネルギーを取り込み、インナーヒーラーが発動することで、氣を回復することができる。
しかし、心身が病んでいると大宇宙からのエネルギーは取り込むことはできず、氣枯れし、インナーヒーラーは休眠状態となる。そもそも自分にそんな力があるなど思いもよらないかもしれない。
氣枯れが深刻な場合、心身に滞りがあることが多く、自分で氣を作り出すことができない。
そんなときには、自然のエネルギーに助けを借りるとか、食生活を見直すなど外の世界から内へと働きかけて、氣に少しずつ変化をもたらす。
氣が足りない状態は、エネルギー不足なわけだから、激しい運動や遠くまで歩き続けることはできない。それと同じように、遠く離れた魂とつながること、宇宙へと意識を拡大することは難しい。
もしなにかに焦って高次元の世界に憧れ、エゴ的になるのならば、カルマを重ねることとなる。
そのパターンは幾度となく見てきた。
魔に魅入られ、結局のところ、幽界の囚われ人となり、来世もやっぱり辛い人生スタートとなるかもしれない。
スピリットガイドは、どんなときも、その守りびとの一番の味方だ。
守りびとの魂に書かれていないメッセージは送ってこない。例えば、自分軸ができあがらず、グラウディングがままならないのならば、エゴをくすぐるようなメッセージで守りびと翻弄しないものだ。
カルマを重ねさせるようなことはしない。
「いま」「必要なこと」を送ってくる。
氣が枯れて、心身にトラブルを抱えているのならば、まず、自分自身の氣の回復が先決だ。
この世界には様々な療法、方法、技法があるので、心身魂に合ったものを選ぶと良い。
どれを選ぶかは、その魂がこの世界になにをしに来ているによっても違ってくる。
あっちの方法が最高で、こっちの方法はいまひとつということはない。
今生で肉体に課題があるのなら、肉体の癒しを選ぶだろうし、こころもまたそれと同じだ。
なにを選ぶにしても、それが最終目的にはならないからだ。
著しくさがった氣を0地点に戻し、心身が健康になり、霊的目醒めをおきやすくなる。
ところで、高次の星のスタンダードな治療とは?
大宇宙のエネルギーとインナーヒーラーをシンクロさせ、エネルギーを流し、自分自身を浄化し、癒していくこと。
だが、この世界がそうなるには、まだまだ時を要するし、心身に悪しき影響を及ぼす要因が多すぎる。
そして、先述のとおり、個人の氣枯れ、エネルギー不足は深刻であり、さらにはダークエナジーが関与した構造は、他者の力をもってして自分を生かすとなっている。
助け合い・・・
これまた耳にいい言葉だが、これもまたダークエナジーが仕掛けたトラップのようだ。
共依存的に、よりかかり合わなければ生きられない世界構造。
組織や集団が目標を同じにすることは、マッチ棒を一本抜けば、ダダダダーンと崩れ落ちる仕組みでもある。
自分のせいでうまくいかないとは思いたくない。自分が悪者になりたくない。そのために口を閉ざし、我慢をしながら、その構造を支える。
霊的世界からその構造を眺めてみれば、古代の奴隷制度と変わらないようにも思える。
金銭的には裕福になっていることが目くらましとなり、気づきにくくなっているが、精神的には支配者と従属者の関係性に変わりはないようだ。
面倒なことがおきれば、ポイと捨てられる構造は、古代も現代も一緒なのではないだろうか。
昔も奴隷、いまも奴隷。
ついつい過去生からのくせで、従うポジションを選んでしまう魂もある。
そして、魂の筋書きとは違い、苦しんでしまう。
この世界の構造が変わらない限り、従属関係は変化しないのだろうか?
いや、時が進めば、変わってくるだろう。
恐れから共生へと時代が変わりつつある。
魂と大宇宙は聖なるコードでつながる
現界にある心身と魂も聖なるコードでつながる
ひとつひとつの魂と大宇宙がつながるのならば、現界における人間ひとりひとりは、魂をだれに売り渡すことなく、自立し、共存共栄の世界へと変わっていくだろう。
氣は巡り
人間的には、この世界を創造的、かつ、積極的に生きることができる。
霊的には、カルマを解消し、魂に描かれたストーリーを遂行することができる。