アセンションが進むとみえるもの、聴こえるものがどんどん変わってくる。
八百万とともに
精霊とともに
そう決めたからなのか?
決めたというより、それは自然な流れだった。
そこがわたしの魂の居場所であり、それがありのままの姿だった。
さて、瀬織津姫のエネルギーが大きく、輪郭もはっきりしてきている。
以前は見えなかった姫神エネルギーがイメージとして現れる。
神界も年功序列? 力あるものがピラミッドのトップに立つのだろうか。
トップに立つ瀬織津姫のエネルギーが偶像化される。
瀬織津姫から分裂、複写されたように他の姫神たちがその下に居並ぶ。
これって完璧に封印解かれてますよね? 活動モードに入ってますよね?
それから何日か後。
今度は、「黒龍」という言葉が頭の中に鳴り響く。
黒龍。
空が晴れわたり、天界の龍の動きが忙しい日のことだった。
黒龍?
そのすぐ後に、映像が浮かぶ。
暗い道・・・
森へと続くのか・・・
洞窟へ続くのか・・・
先が見えない。
とりあえず行ってみるかと、恐る恐る暗い道を先に進む。
その先にいたのは、なんと黒い龍!
赤い目、黒い龍・・
こ、こわっ!
ん? なんだか・・この龍・・・疲れてる・・・のか?
わたしは言葉を発することなく、じーっと見てる。
エンパシーで伝わったのか、黒龍は話だす。
これもまたエンパシー。
「この先は、黒い氣の場所だ。行くことはできない」
黒い龍が語ったのはそれだけだった。
しかし、それ以上にあらゆることが伝わってきた。
この先にある「黒い氣」とは、幽界にあるエネルギー、ダークエナジー、ひとのネガティブな邪念想念・・・とにかく、この世界へ放ってはいけないエネルギーであること。
そしてこの龍はこの結界を守っていること。
私は、その場のおどろおどろしいエネルギーに捕まるのが怖くて、早々にその場を立ち去ろうとした。
その瞬間、黒い龍がエンパシーで伝える。
「瀬織津姫に聞け」と。
へっ? 何を?
そう思ったが、一目散にその場を離れ、明るい場所までやってきた。
「瀬織津姫に聞け」
結界を守る黒い龍。
龍の封印解除などの言葉を目にすることもあるが、全部が全部解除すればいいってもんじゃないようだ。
ひとにも役割や使命がそれぞれあるように。
龍にもそれぞれ使命や役割があるのだろう。