さて、前回のブログでは、「変わった子」が親の価値観という箱に入れられた話だった。
親や社会的にみれば、「変わった子」、「危なげな子」。
でも、スピリチュアルにみれば、それは特になんともないことだ。
だが、それを個性と捉えそのままを生きていくことができない。
この世の中、自分一人だけで生きていくことはできないのだ。
人は誰も、人と人との関わりの中で生きている。
人が悩みをもつ瞬間というのは、他者との関係においてなんらかの刺激を
受けた場合ではないか。
「あの人がこうだったから」
「こういった環境だったから」
「過去にこんなことがあったから」
「私の性格がこうで」
目の前でおきている現象について、人はとかく外に原因を求めたがる。
または、自己否定をしがちだ。自分がこうだったから・・・などと。
確かに、それも要因のひとつかもしれないが。
そこにはさらに、目には見えないさまざまなことが絡み合っている。
一言でいうならば、「魂の記憶」ゆえに起きた現象。
現世を生きる多くの人間たち。この世を生きるには、肉体という入れ物が必要だ。
だが、人間の本質、真理、真実は魂が記憶している。
そして、その魂の記憶は肉体を通し、一般的には「オーラ」「気」「エネルギー」「波動」」などの言葉で表現される。
では、魂は何を記憶しているのだろうか?
アトランティス大陸時代はこんなことがあったとか、エジプト文明では、マチュピチュの神殿では、日本ができたときは、卑弥呼っていうのはね・・・と、その魂が生きた時代をすべて覚えている。
その魂が誕生してからの、これまで経験したすべて。いいも悪いも全部、何から何まで魂は記憶している。
魂年齢という言葉を聞いたことがあるだろうか?
地球ができたころに誕生した魂もあれば、ここ1000年くらいのうちに誕生した魂もある。
さらには他の惑星からこの地球にやってきた魂もある。大いなる宇宙からこの地球を選んで生まれた魂だ。それらは古い魂、新しい魂などといわれる。
誰かの顔を思い浮かべてみて欲しい。家族でも友人でも、同僚でも誰でもいい。
その人は実年齢といわれる今生での年齢がある。それともうひとつが魂年齢だ。
実年齢が20歳と65歳の人がいるとしよう。見た目としては孫とおじいちゃん。
これが魂年齢となると、実は、20歳の人の方が古い魂ということもある。
若いのに落ち着いている、悟りきっている。そんな若者が周囲にいないだろうか?
反対になかなか落ち着かない高齢者もいるかもしれない。
信じられないような話だが、ほとんどの人間が、何億年、何万年、何千年、何百年と生きている魂なのだ。
時代、国、性別、環境、状況、肉体を変え、魂を生き続けている。
なんのために魂は生まれ、何度も生まれ変わりながら生き続けているのか?
それは、それぞれの魂に書き込まれた目的を果たすために、何度も生まれ変わりを続けるのだ。
あなたの魂年齢は? そして、魂に刻まれた記憶とは?