地球を守るために生まれてきた
ソウルメイトの皆さんこんにちは。
お岩木山自然農園の中原稔です。
みのっちと呼んでくださいね^ – ^
前回の記事では、本当に美味しくて
エネルギーの高い野菜は
虫が食べないんだよ、ということを
お伝えさせていただきました。
そして、スーパーなどの市場に
出回っている野菜には、
硝酸態窒素という毒が含まれて
いること、硝酸態窒素の恐ろしさ、
虫が野菜を食べる原因は肥料にある、
ということをお伝えしました。
これらの真実はプロの農家さんでも
知っている人はほとんどいません。
あなたもこの真実を知って驚かれた
ことと思います。
今回は、肥料を使うとなぜ硝酸態窒素が
野菜に含まれるのか、そのメカニズムを
説明させていただきます。
まず、一般的な「肥料」について説明
させていただきます。
市販の肥料には
窒素「N」、
リン酸「P」、
カリウム「K」という
3大肥料分が含まれています。
ホームセンターに行くと
N:P:K＝8:8:8などと表記された
肥料が売られていますよね。
これは化学肥料でも有機肥料でも
同じです。
数字が大きいほど含まれる
肥料分も多くなります。
この3大肥料分の中の窒素には、
植物を早く大きくし緑色を濃くする
作用があります。
ですので農家さんは経営のために
肥料をたくさん使います。
生活がかかっていますから、
これは仕方のないことです。
実際に、一般の畑では肥料を
使わないと野菜はまともに
育ちません。これは土が痩せて
いるからです。
戦後の食糧難から抜け出すためには、
化学肥料はなくてはならない
ものでした。その恩恵を私たちも
受けてきたのです。しかしそのために
肥料と農薬を使わなければ野菜が
育たないと思い込んでいる農家が
ほとんどになってしまいました。
わずか100年ほど前には、農薬を
使わずに野菜を育てることが
当たり前だったのに、です。
さて話を戻しましょう。
肥料を使うことで虫が食べる
野菜になってしまいます。
そして、それを防ぐために
大量の農薬を散布するわけです。
なぜ虫が食べるのか？
それは野菜の中に硝酸態窒素が
含まれてしまうからでしたね。
では、このメカニズムを説明します。
肥料として土に混ぜられた窒素は、
土中の微生物による分解作用などにより、
硝酸態窒素に変化します。
これを植物が吸収して細胞などを
作るために使用します。
しかし、多量に吸収した硝酸態窒素は、
植物体内で消費しきれず、
蓄積されていきます。
一定量を超えると、虫がそれを
察知して食べにやってくるわけです。
一体どうやってそれを察知するのか？
それは「大いなる者」の設計としか
言いようがありません。
虫たちは
「人間はこの野菜を食べない方がいいよ」
と伝えに来てくれているのです。
【現代農業の悪循環】
野菜を早く大きくしたい農家さんは
大量の肥料を使い、
それが野菜に吸収され、
虫が食べにやってくる。
それを防ぐために農薬を撒き、
見た目だけは綺麗だけれど
硝酸態窒素という毒を含む
野菜が店頭で売られている。
健康であるために野菜をたくさん
食べているのに、硝酸態窒素のために
健康を害し、病気になっている。
肥料は土壌を汚染し、川や海へと流れだす。
農薬散布によりミツバチが激減している。
そんな悪循環が繰り返されているのです。
この悪循環を断ち切らなければ
私たちに未来はありません。
「ミツバチが滅びれば、
人類も滅びるだろう」と
アインシュタインは予言しています。
美しい地球を子供たちに
引き継いでいくためにも、
私たちは今すぐ行動を
始めなくてはなりません。
私は、誰でも簡単に無農薬無肥料で
野菜が作れる技術を日本全国、
世界中に普及させることを使命だと
思っています。
今、あなたにできることはなんですか？
もし、できることがわからないと
言う方がいらしたら、
インターネットで自然栽培の
農家さんを調べて野菜を
買ってあげてください。
志は高くとも経済的には
苦労されている方々が
たくさんいらっしゃいます。あ
なたの消費行動で力になって
あげてください。
ここまで読んでくださった方の中には、
「みのっちはどうやって野菜を
育てているの？」と疑問に
思われた方もいることでしょう。
次回はいよいよ、
無肥料で虫が食べない本当に
おいしい野菜を作るための
ポイントをお伝えします。
お楽しみに。(๑´ڡ`๑)
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
（文：地球の守り人 中原 稔）
地球の守り人 中原稔コラム
No.1 農業で輝ける世界作り
No.2 この野菜、虫が食べる？食べない？ 地球の守り人 中原 稔コラム
facebookページ
