愛と死の輪舞 私はおじさんの産まれ変わり?@異界への畏怖 cosmic connectのブログ vol.65

2018.2.17  Chikako Natsui
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久しぶりのこのシリーズ。

私の今生の課題は「死の恐怖」と
向き合うことだった。

そもそも、誕生から・・というか、
両親の結婚式から「えっ!?」というか、
謎だった。

当時東京に住んでいたおばは、
妹である母の結婚式に出席するため、
いわき市の実家に帰省していた。

おばが帰省している間に、
おばのご主人が亡くなった。

親戚一同、あたふた・・・。

それで、祖父を始め、
母の兄たちはおばに付き添って東京へ。
祖母を始め、母の兄のお嫁さんたちは
私の両親の結婚式に参列。

親族が二つに分かれて、
結婚式と葬式が同時だった。

愛と死は裏表。

それから10ヵ月後、私が生まれた。
おじと入れ替わりに私がこの世に
誕生した。

私の周辺からしたら、
おじの産まれ替わりと思った人も
いたかもしれない。

私が生まれたときには、
すでにおばと従姉妹たちは
私の家の隣に引っ越していた。
おばは私の第二の母。
赤ん坊だった私は従姉妹たちにも
可愛がってもらった。

母も異界との境界が余りない人で、
無意識の行動が多い。
母なりの理由はあったのかもしれないが、
恐怖心と依存心が強く、
グラウディングがままならない人、
そして何より無知だった。
そのために異界から
操られ放題だったのだろうと、
今は思う。

それは、私が高校の受験のときだった。

願掛けのお参りは信心深い家だったので、
当たり前。

だが、母は何を思ったのか? 
はたまたどんなメッセージをもらったのか、
高校受験の願掛け?に、亡くなったおじの
御墓参りに行こうと言い出した。

今でも覚えているその時の母の言葉。

「隣のおじさんは頭が良かったから、
お願いしに行こう」だった。

そして、お墓の前でも、
「ほら、しっかりお願いしなさい」と、
言われたことをなぜか記憶している。

・・・・・謎。

何かお告げがあったのだろうか・・・。
また拝み屋かもしれないが・・・。

そして、私の幼い頃の行動も変だった。

毎朝の日課で、隣に住みおばの家を
訪ねては、おじの仏壇にお供えしてある
ご飯を小さいながら、ようやっと
背伸びをしてとって食べていたらしい。
お供えしてから時間が経っているので、
硬くてかぴかぴになったご飯を、
なぜか毎日食べていたという。

私の魂は以前はおじの人生を
生きていたのだろうか・・・?

そう考えたことがあった。

記憶が蘇らない。今の人生との
オーバーラップが多すぎて記憶が
蘇りにくいのか。

その人の人生が終わり、亡くなると魂は
その肉体を離れる。
故郷へ戻り、少し休む。
そして「よっこらしょ」と、
また違う人間の人生を選んで
転生してくる。

おじ→私

休む暇がない。

だが、なんとなく引っかかっている
ということは、魂トリックの何かが
ありそうな気がしている。

今となっては、そういったことも
不思議とは思わない。
そもそも幼い頃から、そういう環境で育ち、
そういう感覚が当たり前で、
いっ時それを封じ込めていた。

私はここにもいるし、あそこにもいて、
あっちにも、こっちにもいる。

次元と時空、タイムトラベルに
シンクロニシティ、パラレルワールドを
生きている。

去年の夏のこと、父が少々体調を
崩したことがあった。
高齢でもあるので、体調を崩すたびに
父なりに思うことはあるのだろう。
その時、父が私の顔をじーっと見ていた。
父の感情や考えていることを読むことは容易い。

「自分が逝ってしまったら、
一人っ子のこの不憫な娘は
大丈夫なのだろうか?」

親からすると私は成長過程の娘のままで
止まっているだろう。
明るく社交性はあるようだけど、
体が弱くて、不器用で、ネジが一本
取れてるような浮世離れしている娘が
ちゃんとやれるのだろうか・・・と、
その目は物語っていた。

バツが悪いので、気づかないふりしとこ〜と。

そういう環境を選んで産まれてきたので、
浮世離れしていても生きのびる。
過保護ともいえる両親の元で三次元的に
お世話をされ、信心深い母親のおかげで、
神仏や見えざる世界にがっつり密着。
そして、山が好きな父親のおかげで、
小さい頃から山歩きに連れて行かれていた。

ガイドのおかげで、様々なタイミングでの
サポートがあった。
だから、ぼんやりしていても生きてこられた。
ありがたいことに。

「ぼんやり」がキーワードかもしれない。

媒介者になるには、エゴが必要ない。
ある意味、自分が必要ない。

余り思考を使わずに、
ぼーっとしていて、高次からのメッセージが
届きやすい必要がある。

ボーっ。

全てが必然。
魂はその環境を選んだ。

そして、今がある。

生きた人、見えざるエネルギーによって生かされた。