フォースとともにあれ! 幾多の時代 魂が目指すのは

2024.7.1  Chikako Natsui
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大宇宙と小宇宙

 

ここは、

大いなる宇宙・父なる大宇宙・神の縮小版・部分表現

 

大いなる宇宙から分離した霊は、

さらに、分離を重ね、

魂を介し、

人間の姿になった。

 

入魂・肉体に魂が入ったという表現がピタリとするだろうか。

 

時の翁の持つ砂時計の砂は落ち続け、

なんだ〜 かんだ〜・・と、転生は繰り返される。

肉体を取っ替え引っ替え、こんな人、あんな人、

どんな環境、そんな経験、良くも悪くも、

泣き笑い、嬉し泣き、愛して憎んで、ムカついて癒されて、

いよいよ、人間経験が佳境を迎えた頃、

正義の女神が持つ天秤はゆらゆらと左右のバランスがとられ始めた。

左は物質、右は魂

そろそろ福引を回す時がやってきた。

ポロッと落ちたのは、何色の玉?

 

大いなる宇宙へと還るため、指定された色の道を自ずと歩き始める。

 

 

ある魂がやってきたのは、

 

聖堂

 

魂の場所

神との対面の場所

父なる大宇宙への道標

 

上と下の狭間にある。

 

聖堂へと続く道には、橋が架かっていた。そこには、魂の活動が投影され、魂の表現を司る。

 

橋は、第五チャクラを意味し、

聖堂の入り口は第四チャクラ、聖所は第六チャクラ、至聖所は第七チャクラ。

これらは、さらに高い次元・霊界を媒介する第八チャクラを含めて、魂の機能を構成する。

 

 

 

頭の中に言葉が次々響く。

 

聖堂の最も清浄な最も聖なる場所・至聖所にこの世のモノを持ちこむのは、なんと無礼なことか。

 

 

 

大宇宙と小宇宙

 

上にあるものは

下にある

 

では、大宇宙は、

小宇宙の「それ」で「どのように」表現されるのだろうか?

 

人間の頭の中は、聖堂である。

父なる大宇宙のエネルギーを受け容れ、生きるのが人間の真の姿。

ところが、聖堂にゴチャゴチャと不要なものが持ち込まれ、真からは遠からじ。

大宇宙から「分離」された状態となる。

 

本来へと戻ろうとするも、道は険しく、

聖堂どころか橋さえ見えない。

どうやら、その聖堂は絶海の孤島に位置し、そこに聖堂があることは分かっているが、渡る術がない。

 

本当に渡れないのだろうか?

ならば、待つしかないだろうか?

海が凪、潮が引き、砂地が現れるのを。

しかし、荒れた海は静まるのだろうか? 引潮の時は来るのだろうか?

膝を抱え、聖堂があるらしい対岸を眺めるばかり。

 

さて、聖堂と隔絶する海はアストラルエネルギー・感情を表す。第二チャクラを表している。

第五と第二は対で機能するチャクラ。第五チャクラは聖堂へ渡るための架け橋。魂の表現を司る。

感情エネルギーが浄化され、第二チャクラが司る生命力に満たされた状態になると、それは徐々に上昇し、第四チャクラで天から降ったエネルギーと混じりあい、上昇し、第五チャクラで魂の表現へ昇華される。

 

 

多くの霊的修行者が目指す「無」は、

実は、すべての魂の目指すところ、目標だ。

結局のところ、地球に転生した魂すべてが修行者であるからだ。

ただ、意識化できるできないの違いはあれど。

 

聖堂は物置はない。

だから、運びこんだ不用品を捨てなければならない。

 

無 = 愛

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「Cosmic Academy Japan」
夏井誓子
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