「・・・それなら「物質」は全く破壊されるのでしょうか、されないのでしょうか」。
救済者が答えた。「一切の本性、すべての形ある物、すべての被造物は相互に関連して存在する。
そして再びそれらはそれ自身のあるべき根源へと解体していく。
物質の本性は、その本性に属するところのものへと解体されるからである。聞く耳のある者は聞くべし!」
(「マグダラのマリア福音書」より)
あからさまな「死と再生」を経験。
間もなく誕生日を迎える。その時期にこの経験は納得がいく。
かゆみをともない、悪臭を放ちながら、自分の皮膚細胞が徐々に死んでいく様を眺める。
手のひらや足の裏は、このように厚い皮で守られていたのかと驚いた。
畏怖の念、ありがとうと感謝!
間もなく、古い皮膚の下に新しい皮膚が見えた。
柔らかく、弱々しい。
赤ん坊なら、保護者や守護者でやんやと環境が整えられるところだろう。
幾度目かの生まれ変わりとなれば、自分でやろう。
猛暑にもかかわらず、長袖長ズボン、靴下、手袋で「死と再生」の過程を守る。
最初は汗疹か、肌荒れだろうと思っていたが、耳のかさつきで、どうやらそうではないらしいと気づいた。
肉体は最終型。
霊性がこの世界で経験をするための器。
霊性のエネルギーや波動の変化は、エーテル体から肉体の再構築が求められることがある。
部分的な肉体の症例として現れるかもしれないし、
肉体の死をもって、再構築が必要な場合もあるだろう。
それらは、肉体や低位のアストラルエネルギーの有し状態によっても違ってくる。
さて、身体の声に耳を傾けていると、
自分の身体から嗅いだことのないニオイが放たれていた。
長年溜め込んだ毒素の放出、デトックス。
それにしても、臭い。
くっさ! :(;゙゚’ω゚’):
まるで、漁港の岸壁に数日とりこ残された魚のようなニオイのようだ。
ところが、そのニオイの中にいると、ふと、「トヨタマヒメ」の言葉が浮かぶ。
なんだか懐かしい。
人間は魚から進化したと聞くが、物質人間を構成する一部は「海」なのだろう、
自分が発するニオイの向こうに海、塩、魚を感じる。
そういえば、欠史八代を含めた古代天皇の容貌は鱗や尻尾があったという説がある。
定かではないが。
そして、地球とのつながりとその声を聴く。
水が熱せられ、毒素が表層に浮き上がってくる。
やがて、水は解放され、乾燥していく。
まるで、これからの地球のようだ。
新しい地球への変容の過程を自分の身体で体験する。
ヒが強まる。
太陽の熱と地中の熱が大きく強くなり、大地を焦がす。
水は干上がり、汚れ、砂漠と化す。
形ある世界は、5つのエレメントから構成されている。
それらが相互に影響し合い、形を成しているわけだが、それらは有限のものであり、やがて死すべく運命にある。
その時、ヒはヒへ、ミズはミズへと、それぞれの源へ帰される。
全ては自然。それが一番早くて安全、美しい!
具体例が適当ではないかもしれないが、剥がれそうな足の裏の皮を見ていると、剥がしたくてウズウズしてくる。
でも、ここで無理やり皮を剥がそうものなら、傷つき、血がでるかもしてない。治りが遅くなるかもしれない。
何事も自然に任せるのが一番!
ところで、人間は、上のものと下のものから構成されている。
下のものとは、物質界・形ある世界に属するものであり、
上のものとは、霊的世界・形のない世界である。
下は有限であるが、
上は無限・永遠である。
人間の本性は霊にある。
霊とは上に属し、無限・永遠。死することはない。
しかし、低位のアストラルエネルギーの影響を強く受けると、
死=肉体の死
という幻想が湧きあがる。
人の意識は、
長らくその幻想の中を漂うことになる。
だが、地球は変わる。
熱が高まり
ヒが強まり
大きな炎となる。
人びとは怒りや
不当なパワーの中で、
生きることを求められ、
その中で、
大宇宙への帰還の道を
見つけなければならない。
しかし、
人は変わることができる。
変えることができる。
叡智を司どることができる。
地球の高まる熱の中で、
人びとはどのように生きれば良いのか?
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