土地の神?黄泉の神?@異界への畏怖 cosmic connectのブログ vol.53

2018.1.14  Chikako Natsui
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ちょっぴり昨日の続き。

思い出したことがあった。

土地の不思議。

不思議なことというか、不気味なことが
起こった。

私の家から、歩いて5〜6分ほどのところに
住んでいる近所のおじさんが、
ある早朝、焦って私の家に来たという。

その目的は?なんと!

私の母が亡くなったと知らせを受けて、
すっ飛んで来たという。

だが、玄関で対応したのは、当の母。

近所のおじさんもびっくり!
亡くなったと思っていた人が、目の前にいる!

しかも喋っている!

幽霊かと、腰が抜けそうになったことだろう。


結局その話は、おじさんが夢と現実を
混乱したのだろうということになった。

「失礼だ!」と、怒りながらその話を
私にする母。笑いながら聞いていた。

・・・・が、それから1年くらいだろうか、
母は本当に亡くなった。

魂は、「○○○○」という人の人生を
経験するために生まれてくる。
生年月日、親、名前、人生そのもの・・・
それには、死期も含まれているだろう。

人が自分の死を意識しだすのは、
いつくらいからなのか・・・それは私には
明確には分からない。
人それぞれかもしれない。
母の例でいうなら、だいたい亡くなる
3年〜5年くらいだろうか。

旅立つ準備なのか、徐々に身辺整理を始める。
不要なものをどんどん捨て始める。
お葬式のことやお墓の話が多くなってくる。

実際に両親は、お葬式のイベントに行って
棺桶まで試したらしい。

私は帰省する度、母と二人になると
母が亡くなった時のことや、その後のことを
言い聞かされていて、常にブルーになっていた。

自分の死期を意識するのは分かる。
自分のことなのだから。

だが、早朝に母が亡くなったと知らせを
受けて来たおじさんはなんだったのだろうか?
集合無意識によって情報をキャッチ
したのだろうか?
ここでもまた不思議な力が動いた。

そして、母は心筋梗塞といわれ、
亡くなるまでの時間はそんなに長くなかった。
以前のブログにも書いたが、父から連絡を
受けた瞬間に思ったのは、「今回はダメかな・・・」
ということだった。

それは、実家に戻り父の話を聞き、さらに現実味を
帯びた。

集中治療室にいた母の魂は肉体から離れようと
していたのだろう。

母は、見舞いに訪れた父とおばに言ったそうだ。

「○○さんと、○○さんと、○○さんが来た」

母があげた名前は、昔馴染みの近所の人ばかり。
しかも全員亡くなっている。

「やっぱり、もうダメかな〜・・。
死んだ人に迎えに来られちゃっている・・・」と、
私はその時思った。
そして、「ほんとなんだ〜」と、妙なところで
納得してみたりした。
母の姉であるおばは、
「そんな、死んだ人ばっかり・・・」と、
ベッドに横たわった母をしかり飛ばしていたが、
口には出さなくとも不安が伝わる。

「そりゃ、そうだよね〜・・・」

さて、ここで思ったのは、母に会いに来たのは、
親とか兄たちなどの肉親ではなく、近所の人だという
ことに驚いた。
私はその人たちのことを全く分からないので、
母とその人たちがどのような付き合いが
あったのかも知らない。

近所の人ということは、あの不穏な「氣」が
漂う土地に生きた人々。

「場」には、その特有のエネルギーがある。

「場」を作る構成要素はその時々で変わる。

自然、動物、ひと、鉱物、金属、・・・etc.

森羅万象が交差する。

例えば、何かトラブルが発生した場合に、
ひとはひとしかみえていないことが多い。
「あの人がどうの」「この人がどうだから」とか。

影響はそれだけではないと思っていた方がいい。

その環境も大きく影響している。

さらに、みえざる世界のみえざる力も
大きく影響を及ぼしている。

波動が低い、エネルギーが弱いとなると、
波動の低い異界の住人に憑かれることがある。

そうなると、自分だけではなくなるので、
見えるものも違ってくる・・・。

このシリーズ、まだ続いてしまうことが驚き・・。