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ライトワーク🌟 2022年最後の新月は! 日本最古の山の辺の道へ その1 大和を創りし霊剣_布都御魂大神 石上神宮・奈良
2022年12月23日。新月のライトワークは、日本最古といわれる奈良・山の辺の道・南コース。
天理駅をスタートし、石上神宮に参り、日本人の心のふるさととも思える素朴な風景に浸りながら、田舎道を歩き続けた。
駅にあった地図を片手にしていると、オリエンテーリングをしているような気持ちになる。
あっちかな? こっちかな?
ここを曲がる? いや、そっちかも? いやいや、向こうだよ〜。
スマートフォンの地図アプリに従えばランドマークの場所には辿り着くが、古代の道からは外れ、細かいところは見落とすことになる。
しかし、それもまた面白い。あーじゃね〜 こーじゃね〜と、間違えては引き返してみたりと、時空を行ったり来たり!
ゴールを三輪山・大神神社に定め、あそことこことそこは押さえておきたいポイントを明確にし、あとは時間まかせ。
氣が向いたところに寄ることにした。
というのも、この日の主役は天の氣! 風神! 風の巻!
太陽・曇り・雪 変わるがわるやってくる。
そして、どんな時も風神は一緒になってやってくる。
次は、夜都岐神社と目標を定め歩いていた。
道の両脇に竹が生い茂る坂道を下っていた時だ。前日からの雪。また、この日も降っては止んでを繰り返す雪に、道は滑りやすくなっていた。
そこに氣を向けていると、まるでイタズラをするかのように風が強くなった。
林の中で竹同士がぶつかりあい、音を鳴らす。それはひとつの生命体のようで、凄みがある。
風神
日本ではシナツヒコや風三郎/風の三郎(かぜのさぶろう)および風の又三郎(かぜのまたさぶろう)など。
風を司るか関わるかする精霊や妖怪をもその名で呼ぶが、そもそも霊的存在である神や精霊・妖怪に定義し得るような明確な境目などは無く、自然の色と同じように捉える側の感覚と価値観が名称と扱いを決めているに過ぎない。
また、日本でいうところの風の神に相当する霊的存在は世界に偏在する。文化的背景からして大いに異なるがゆえ、それらは様々に個性ある存在であり、春の風を運ぶ神もいれば、暴風雨で破壊して廻る神もいる。
(Wikipediaより)
ひょえ〜・・( ;´Д`) 先を急ごうと思ったものの、呼び止められたかのように、氣を捉えた。
もしかして、ここが夜都岐神社?
案内も何もないが、とりあえず階段を登ってみよう。
すると、お社!
境内にも案内は無い。
そのため、今もって、こちらの神社がどのような八百万が祀られているのかは不明。
土地の鎮守さんかな?
そうはいっても、これもご縁とご挨拶!
すると、階段を降り、その先にある坂を数歩下ったあたりだった。
ビューンと風が大きく吹いた次の瞬間に、先ほどの神社を守るようにしてあった樹々の中の1本が、バキッとものすごい音をたて落ちた。
どういうこと〜? (^-^;
樹がこちらに吹っ飛んでこなくて良かったという安堵感と、ここにある八百万の返礼のようにも思え、びっくりしたのも束の間で、さらに進む。
山の辺の道のこの辺りは、小高くなっているのだろうか。
街並みが視線の下に思えた。
周辺は田畑が多く、遮るものが無い。
風が強さを増しているようだ。
空をみていると、ある部分は太陽が見えているが、
ある部分は灰色で雪が降っているのだろう。
あの雲がこっちに来るのかと、幻想的な空に惹かれつつ、風雪強くなるのは困ったもの。
雲の濃淡が、人の表情のようなものをみせる。
あーだ、こーだしながら、
ようやく、夜都岐神社到着!
夜都岐神社
住所: 〒632-0047 奈良県天理市乙木町765
祭神: 武甕槌命・姫大神・経津主命・天児屋根命
春日の四神、武甕槌命(たけみかづちのみこと)、姫大神、経津主神(ふつぬしのかみ)、天児屋根命(あめのこやねのみこと)を祀り、俗に春日神社と呼ばれています。
奈良の春日大社と関係が深く、明治維新まではここから蓮の御供えと称する新饌を献供し、春日大社からは60年毎に若宮社殿と鳥居が下げられていました。
由緒
鳥居
拝殿
藁葺き屋根が印象的だ。
拝殿に向かって左後方に回る。向こうに本殿が見える。
本殿
中にあるのは境内社かな。
ところで、この夜都岐神社は、武甕槌命が白鹿に乗り、茨城県・鹿島神宮から奈良・春日大社へ赴く際に立ち寄ったとされる場所。
その時、神社の東にある大きな石に座って休んだとか。
石には今も白鹿の足跡が残っているという伝説がある。
その石は「鹿足跡石」とよばれている。
神社の後方にある石がそれかなと思ったが、ちょっと小さいかな。
境内
なんとなく寺院の雰囲気を感じたのだが、元は神宮寺で、普賢菩薩に使える十羅刹女を祀っていたとか。
十羅刹女
仏教の天部における10人の女性の鬼神。鬼子母神と共に法華経を守護する諸天善神である。(Wikipediaより)
「鬼」の文字はインパクトが強いが、本地仏は全て如来や菩薩。
そういえば、夜都岐神社の境内社には鬼子母神がある。
もしかすると、本来、ここに鎮まるのは女性性に縁のある八百万なのかもしれないと思った。
訪れる前から、なぜか、ここを訪れなければならないような、少し強迫めいたエネルギーを感じていた。
呪文のように、頭の中に神社の名前があがってくる。
ここもまた、時の流れとともに、多重構造になった八百万や精霊たちが鎮まるところなのだろうか。
神社の横には、池がある。
弁財天らしき社は見当たらないが、
十羅刹女について調べてると、以下のような記述があった。
石見神楽の演目『十羅』では、仏教に登場する十柱の羅刹女ではなく、スサノオの末娘として神仏習合した形で十羅刹女が登場する。アマテラスとスサノオの誓約で生まれた三女神のうち三女タギツヒメの事とされる。(Wikipediaより)
誓約(うけい)で生まれた三女神といえば、宗像三女神。弁財天として祀られることも多い。
ここだけではなく、山の辺の道には大小池が多い印象。
周囲は山で囲まれ、水の氣が強い土地なのだろう。
古代、夜都岐神社横に池があったか定かではないが、地の氣が荒ぶっていた頃、水の属性をもつ八百万の影響が多大にあったのかもしれない。
水・陰・女性性。
一方は鬼。一方では神として祀られる。
さて、夜都岐神社を出て、山の辺の道に戻る。
そして、ひたすら歩き続ける。
写真では分かりにくいが、ここに来て、さらに風雪が強くなった。
気持ちを明るく保ち、ひたすら歩く!
五社神社
詳細分からずm(_ _)m
畏れし神の勢い 大和地主神・日本大國魂神
大和神社のご祭神・日本大國魂神(大物主神)についての説明。
今回の旅は大和神社へは参拝しなかった。
機会があれば訪れたい神社だ。
山の辺の道のここにあったのは、
大和稚宮神社(大和神社御旅所)
風雪の冷たさと寒さで見落としてしまったが、こちらにもお社があったようだ。
このエリアは、とにかく風雪が強かった。
風神と龗神。
風雪にぐるりと囲まれ、まとわりつかれ、身動きがしずらい。
そのためか、意識が内へ内へといきやすかった。
変性されたエネルギーは風神と龗神とシンクロし、道程のエネルギーを変えていく。
なお一層、狭間の世界が広がる。
ここは、異界。
八百万や精霊とともにある時空の回廊に私たちはあった。
神の神威・ご利益と思えば、神社に行ってと考えるが、
地球のどこにもかしこにも、八百万や精霊はいて、
いつでもどこでも出会っている!
そして、地球の声を伝えてくる!