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2022年12月22日。冬至。
この日を奈良で迎えた。
三輪山・大神神社から巻向山・ダンノダイラを経て、次に氣が向いたのは、奈良県宇陀市にある室生龍穴神社。
こちらについては、前日お会いした方からの情報に、氣に掛かった。
室生龍穴神社
住所: 奈良県宇陀市室生1297
祭神: 高龗神
配神: 天児屋根命・大山祇命・水波能賣命・須佐之男命・植山姫命
主神 高龗神は、伊邪那岐大神其御子 迦具土神を斬り給へる時生まれませる神にして、水火を司る威徳を具へ給ひ、
晴雨を調節して国土民生を案じ給ふ。
蓋し、農を以て国の本とする我国古来の伝統的民族信仰として昇天に慈雨を祈るの風朝野挙げて後を絶たざりし所以にして木津川、
淀川の上流の当地に此大神の鎮まります事深く故なしとせす。
随って古来歴朝朝野の信仰篤く祈雨止雨の奉幣に預り給ふ事度々にして神階は度々昇叙されて應和元年正四位下に叙せられ給ふ。
延喜の制 貴船 丹生等の社と列びその神威赫々たる官弊の小社に列せられ所謂式内社として近畿一円に衆庶の信仰篤く以て今日に及べり。
(龍穴神社HPより)
午前中からの雨に打たれ、身体は冷えていた。
加えて、この日の奈良の寒さにさらに体が縮こまる。
龍穴神社のある宇陀市は奈良県北東部に位置し、周囲を山々に囲まれているため、寒さが半端ない。
鳥居
鳥居に年代の古さを感じる。
鳥居をくぐり、すぐ右手にあるのは、
連理の杉
夫婦杉ともいわれ、縁結びの象徴である。
夫婦和合・家庭円満・家運隆昌などの神徳により信仰を集めているという。
由緒
誰もいない。
ひっそりとして、とても静かだ。
冷気か
霊氣か
波動が調整される。
エネルギーが変性する。
呼吸が楽になる。
体が楽になる。
先の方に目をやる。
ぼんやりとした明かりのついた拝殿が見える。
すべてが幻想的だった。
拝殿
友人に導かれ、
拝殿の後方へと回る。
本殿
ここには水の氣が鎮まっていた。
大きな氣、小さな氣と、複数ある。
室生龍穴神社に祀られている龍神様は、もともと奈良の興福寺の近くの猿沢池に棲んでいました。
ところが、奈良時代に帝の寵愛が薄れたことを悲嘆した采女(うねめ)が池に身投げをするという有名な事件があり、喧騒や穢れを嫌った龍は春日山の山中に潜み、さらに室生にやってきたと伝わっています。
室生龍穴神社の拝殿は、室生寺の般若堂を移築したもので、扁額には、雨乞いの対象である龍王のうちの一尊「善如龍王社」の文字があります。
拝殿の奥にある、朱塗りの本殿(県指定文化財)は、江戸時代の1672年(寛文12年)に春日大社若宮の社殿を移したものです。
(トラベルJPより)
善如龍王は、善女龍王とも記される。
善女龍王といえば、八大龍王の一尊の三女説、清瀧権現説などがある。
八大龍王といえば、午前中には三輪山の麓にある八大龍王社を訪れたことを思い出す。
境内にはさまざまな霊性の樹があった。
拝殿近くにあった下の写真の樹。水源に近いのか、苔がすごい!
東海自然歩道の案内
「延喜式神名帳」(平安時代中期)にも記載された古社で、雨を司る神・高龗神を祭神としており、渓流にある背後の岩窟を龍王の棲む「龍穴」として祭祀したことをその起源としています。「龍穴」は、平安時代前期以降、朝廷から祈雨神として信仰されるようになり、古記録にも「室生龍穴」などと記されています。
室生龍穴神社案内図
龍穴(奥宮)への案内図。
それではと、今度は龍王の棲まう奥宮・山の中にある龍穴へと向かうことにした。
ところで、龍穴へ向かう途中にあるのが、天の岩戸。
そうだ、今日は冬至。
陰が陽に転じる日。
表現を変えれば、
死して再生の日。
天の岩戸が開く時!
冬至の完璧なストーリー!
天の岩戸
岩の台座の上には、岩戸を祀るお社がある。
お社をのせた台座。いつからここにあるのだろう。
苔むした姿がいい!
ダイナミックな磐座!
「室生龍穴神社境内です」の案内。
天の岩戸
パッカリと割れた巨岩!
ダイナミックに開いている。
天の岩戸も開いたところで、
お次は、龍王棲まう、
「妙吉祥龍穴」
室生龍穴神社の奥宮だ。
明確な駐車場ではないようだが、車2台くらいは止められるのかな。
鳥居をくぐりぬけ、階段を降りる。
すると、川のそばに遥拝所がある。
遥拝所から、峡谷を眺めると、中連縄が掛けられた龍穴がある。
吉祥龍穴
龍穴とは?
陰陽道や古代道教、風水術における繁栄するとされている土地のことである。また、龍穴へ向かう流れを龍脈(りゅうみゃく)という。
陰陽道では尋龍点穴と呼ばれる相地法で聖なる土地を探し出される。同じ陰陽の思想である天円地方から建築物は方形をなすことが多い。
そのほか陰陽道では四神相応などの哲学大系がある。風水では大地の気が吹き上がる場所とされる。
古より陰陽道では露出した活断層は把握されており、遷都・神社を建立するに際して、その土地の構造(活断層や山の配置など)を考慮し陰陽重ならぬ土地が龍穴として選定された。
不思議なことに日本国内のほとんどの大きな龍穴とされる場所には、古社が鎮座するなどしており、また、その土地は天変地異とは無縁だという。伊勢神宮や唐招提寺、日光東照宮なども龍穴とされる。
(Wikipediaより)
大地の氣がダイナミックに吹き出すところが、龍穴。
本来のパワースポット。
氣が上がる!
周辺に目を向けると、峡谷のところどころに岩肌が見える。
それは、1400万年前の火山活動によって流出された溶岩が、冷えて形成されていった柱状節理というものらしい。
遥拝所から右手に行くと、岩盤の上を流れる水がある。
流れる水の量が多くないのは、水源が近いからだろうか。
しかし、それが、ここにあるスピリット・吉祥龍穴にある龍神の飾り気のない大きなエネルギーを感じられた。
岩境。
人と八百万が出会う場所。
狭間の世界。
古来より、祈雨・止雨の祈りの地。
祀りが行われた。
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水は渓谷へと流れていく。
大和の建国に大いに貢献したであろう龍王の地から、来た道を戻り始めると、
それまでどんよりとしていた曇り空が晴れきた。
そういえば、巻向山からの帰りも同じだったな。
曇って、雨降って、暗くて、冷たくて、寒くて。
なんとなく不安を感じながら、その地に赴き、地主神と良好にシンクロができると、
整いました!と、言わんばかりに天と地が整った合図なのか、青空が見えてくる。
すると、こちらもホッとする。
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